X-Rite i1Pro 2

X-Rite i1Pro 2 も、ISO 13655 に基づく以下のフィルタ条件を基本的にサポートします:

M0:フィルタ無し(従来の測色技術)

M1:D50の昼光(新しい規格の最適な照明)

M2:UVカットフィルタ(IC-NG、紙の蛍光増白剤は影響なし)

このために、装置には紫外線LEDと位置センサが搭載されています。

装置上の状態LEDが測定プロセスをナビゲートします:白=測定準備完了、緑=測定成功

IconNote00063.jpg

注記:場合によって、キャリブレーション前にホワイトタイルのカバーを開ける必要があります。

ストリップおよび個別測定、自動測色ステージでの測定がサポートされます。自動測色テーブルでのストリップ測定時には、パッチサイズによる制限に注意してください。

X-Rite i1Pro 2 は3つの操作モードで使用できます:

スポット(個別測定)

ストリップ(ストリップモードまたはスキャンモード)

IO(測色ステージのチャート測色計として)

IconNote00066.jpg

注記:EシリーズよりのIO装置では、ストリップモードで測定条件M0しかサポートされません。M1およびM2は、スポットモードでのみ処理可能です。

M0は1回で測定できますが、測定条件M1およびM2では2回必要です;2回目に内蔵UV-LEDがオンに切り替わります。個別測定および自動測色ステージではこの切り替えが迅速に行われるため、時間差はほとんど気になりません。一方スキャンモードでは、条件M1およびM2で測定するために、独立した2つのスキャンプロセスを要します。

M1およびM2のスポット測定では、ユーザーからは分かりませんが、2つの内部照明過程が順番に実行されます。そのためM1およびM2では、再び測定を行う前に、状態LEDが白に変わるまで待つ必要があります。

タブレットおよびスキャンルーラーでの測定

X-Rite i1Pro 2 は、自動測色ステージだけでなく、タブレットおよびスキャンルーラーでも使用できます。スキャンルーラ上のストリップに関連する位置センサによって、より小さいパッチの測定が可能になり、そのため上述のようにM1とM2では2回スキャンします。M1およびM2条件のスキャンモードでの測定では、タブレットとスキャンルーラが必ず必要です。

M1およびM2でのスキャン手順:

重要:スキャンする際は、最初のパッチの前から初めて、最後のパッチの後ろで終えてください。

1.状態LED = 測定準備が完了

2.測定ボタンを押す、LEDが消える=1回目のスキャンの準備が完了

3.1回目のスキャン後:状態LED (短時間) = 1回目の測定が成功

4.状態LED = 2回目のスキャンの準備が完了(方向を示すためLEDが片方だけ点灯)

5.測定ボタンを再度押す、LEDが消える=2回目のスキャン(UV-LEDあり)を実行できます

6.状態LED (通知音を伴い短時間)=測定が成功

7.状態LED = 新たな測定の準備が完了

状態LED (短時間)= 測定失敗、スキャンが遅すぎるかまたは速すぎる、あるいは1回目と2回目のスキャンの自動内部同期が失敗など

注記:

スキャンの際、開始および終了パッチの位置を守ることは特に重要です。これを用いて、測定したパッチを互いに同期します。
スキャン開始:最初のパッチの前の白い部分
スキャン終了:最後のパッチの後ろの白い部分

ミニスポット ECI_BVDM_TVI_10 および ECI_GrayConL では、タブレットは小さすぎます。

実践では、両方のスキャンプロセスが必ずしも正確に互いに調整可能ではないことが分かっており、これは誤った測定結果につながります;そのため、念のために2回測定することを推奨します。

IconDangerInjury.jpg

注意:スキャンルーラは必ず、タブレットに正しくセットしてください。そうしないと、測定結果が逆になります。

X-Rite i1Pro 2 - IO

「E」シリーズ以降のIO装置では、遅いが柔軟性の高いスポットモードとスピーディなストリップモードの両方で、M0-M2での測定が可能です(どちらの場合もM0 の単独照明およびM1とM2の二重照明)。

使用する際は以下の点に注意してください:

測定パッチのサイズによる制限

新しいスポットモードは6x6 mm以上のパッチしかサポートしないため、以下の場合しか使用できません:

·UGRA/FOGRA MKV3

·IDEAlliance(2013タイプ)

·ストリップモードはG7-P2P25/P2P51でも使用可能です。

初期化時の様々な配置

·スポットモードでは装置を、左上および左下および右下のパッチの中央に配置します。

i1Pro_IO_InitPos_Spot.png

 

·ストリップモードでは装置を、左の一番上と一番下のパッチの左側右下のパッチの右側紙白内に配置します。

i1Pro_IO_InitPos_Strip.png

 

G7-P2P25に関する注意事項

·G7-P2P25はストリップモード用としてはコントラストが弱すぎるため、4行目と5行目の5個の明るいパッチで、黄色の区切り線が正しく認識されません。ストリップモードでの測定では、これらの区切り線を黒色にする必要があります(P2P51には該当しない)。

Testchart-blacken.png

 

IT8.7-4 CMYK i1_iO_1_2およびIT8.7-4 CMYK i1_iO_2_2用のテストチャート

IT8.7-4をスキャンモードでM0で測定するためには、特殊なテストチャートを使用する必要があります(「...\Testcharts\Testcharts PDF\ISO 12642-2 (IT8.7-4) Charts\i1-iO」にあります)。測定するには、テキストが印刷された両方のページを上側の位置に置きます(図を参照)。

Testchart-XRitei1v2IOScanmo.png

 

スポットモードでの測定には、Color Toolと一緒にインストールされている標準テストチャートを使用します。

IOがサポートする測定方法の概要:

IOモード

測定条件

要素

配置 *

スポット

M0 - M2

すべて

旧方式(パッチの中央で)

スキャン

M0

6x6 mmのテストチャート

旧方式

スキャン

M0 - M2

FOGRA MKV3 (7x7mm)
IDEAlliance (7x7mm)
G7-P2P25/P51  (7x7mm)

新方式(パッチ横の紙白で)

* 初期化時の様々な配置を参照

ウィザードでは、選択したパラメータと要素に応じて、自動的に配置方式が切り替わります。