管理 – シーケンステンプレート

シーケンステンプレート

Prinect Manager の自動ワークフローの基本コンセプトでは、出力プロセスで実行されるすべての作業手順は、事前に設定され、テンプレートとして保存されます。

さまざまな作業工程がいわゆる"シーケンス"にまとめられます。個々のシーケンスでどの処理手順をパラメータ化できるかは、Prinectシステムの各設定(有効化されたオプション)と、接続された装置の範囲および種類によって決まります。

複数のシーケンスを組み合わせてグループテンプレートを 作成して、いろいろな出力構成の定義を簡単にし、解りやすく一覧できます。

"管理 > リソース > テンプレート"で、シーケンステンプレート、スマートテンプレート、グループテンプレートを定義できます。特殊な要件用、特にWeb-to-Print アプリケーションでは、さらに、いわゆる"スマートテンプレート"を定義できます。スマートテンプレートには自動化されたワークフローの処理プロセスをすべて保存することができるプロセス構成がデフォルトで含まれています。スマートテンプレート関する詳細情報については次の箇所を参照してください:スマートテンプレート

シーケンステンプレート、スマートテンプレート、グループテンプレートの名前に加えて、それぞれのテンプレートのプロパティと状態情報が複数の列に表示されます。

アクティブ

"アクティブ"プロパティは、マネージメントインフォメーションシステム(MIS)、Web-to-Print-Manager、または、Remote Access で作成された印刷ジョブを使用するためのシーケンスを有効にします。MIS、Web-to-Print-Manager、または、Remote Access を使って、特定のタスクオプションをパラメータ化して、ジョブが Prinect Manager にインポートされると、有効にしたシーケンスで実行できます。シーケンスを有効化するには、シーケンスをマークしてコンテキストメニューのコマンド"JDFインポート用に有効化"を実行します。そうすると、そのシーケンスの"有効"カラムの値が"はい"になります。ジョブを接続した MIS システム、Web-to-Print-Manager、または、Remote Access からインポートする場合は、これらの列の値もジョブ処理にしか適用されません。ジョブのインポートに関する詳細情報については次の箇所を参照してください:順序

プロパティ"有効"はスマートテンプレートのシーケンスの置換にも作用します。"有効"のシーケンスのみがスマートテンプレートで自動的に置換されます。

基準

この列は、マネージメントインフォメーションシステム(MIS)、Web-to-Print-Manager、または、Remote Access からインポートしたジョブを編集するための関連シーケンスの使用に関係します。ジョブのインポートに関する詳細情報については次の箇所を参照してください:順序. MISジョブのインポートに適したシーケンスの基準は、このカラムにマークで表示されます。有効化されているシーケンス("有効"カラムに"はい"と入力されています)のマークは、カラーで表示されます。有効化されていないシーケンスのマークは非表示になります。"Device ID"や"刷版サイズ"は、基準の例です。特定の基準は"プロパティ"ボタンまたは、コンテキストメニューの該当のコマンドを使って、シーケンスに割り当てることができます。

プロパティ"基準"はスマートテンプレートのシーケンスの置換にも作用します。"有効"のシーケンスのみがスマートテンプレートで自動的に置換されます。

機械

このカラムには、該当シーケンスが出力装置(機械)と接続されている場合に限り、その装置が表示されます。例えばプルーフシーケンスの場合は、シーケンスで選択されたプルーフ装置が表示されます。"SheetfedPrinting"タイプのシーケンスでは、シーケンスで選択された印刷機が表示されます。

作成日/作成者

このカラムには、作成日と作成者の名前またはイニシャルが表示されます。

変更日/変更者

このカラムには、変更日と変更者の名前またはイニシャルが表示されます。

コメント

特定のシーケンスタイプ、例えば"PDFEdit"ではコメントを入力できます。このコメントは、このカラムに表示されます。コメントは直接シーケンス設定に入力するか、コンテキストメニューの"プロパティ"コマンドを使用して入力できます。