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レイアウト選択

ジョブ内にあるすべてのレイアウトが左側に表示されます。すべての数値がスケジュールウィザードに表示され、スケジュールを行うことができるように、1個のレイアウトを選択する必要があります。明確に説明するために、全レイアウトが、スケジュールされたものとして、またはスケジュールされていないものとして識別されます。

スケジュールされたレイアウト

planning_assistant00214.jpg

planning_assistant_planed_layout.png

 

既にプランニングアシスタントを使用してスケジュールが完成した全レイアウトがスケジュール済みとして識別されます。

識別は以下の場合に有効です:

·プランニングアシスタントを使用してスケジュールが完成したのち、"完了"で変更を確定するとき。

·プランニングアシスタントを使用してスケジュールが完成したのち、別のレイアウトを選択し、"変更を保存しますか。"というメッセージを確定する時。これにより、プランニングアシスタントを終了する必要なしに、全レイアウトのスケジュールを完成できます。

スケジュールされていないレイアウト

planning_assistant00215.jpg

planning_assistant_unplaned_layout.png

 

まだプランニングアシスタントを使用してスケジュールが完成していない全レイアウトがスケジュールされていないものとして識別されます。

オプション"数量を再計算する"

オプション"数量を再計算する"の影響は、ジョブの納品量を定義する箇所によって異なります。

例1:

納品量はスケジュールウィザードでスケジュール手順"納品量"に入力されます:スケジュールウィザードへの手入力は原則的にはスケジュールの策定時に考慮されます。このケースでは、総数数とアラウアンス数が、入力された納品数量に基づいて新たに計算されます。"総数を再計算"オプションは、手動入力には影響を与えません。

例2:

納品量はスケジュールウィザード以外でスケジュールまたは変更されました(MIS、ジョブ設定):この場合は、オプション"数量を再計算する"が数量の計算に影響します。新規または変更された納品数量が、"納品数量"ステップに表示されます。

オプション"数量を再計算する"がオンの場合:すべての数量は新しい(変更後の)納品量に基づいて計算し直されます。

オプション"数量を再計算する"がオフの場合:新規または変更された納品量が、"納品量"手順に表示されます。別の機械が選択されたかまたは手動でアラウアンス数が変更されたために総数の再計算が必要な場合、変更前の納品数量数をもとに再計算されます。

"プロセスネットワークを適合"オプション:

印刷ジョブ、用紙または用紙レイアウト、用紙を処理するシーケンスからなる組み合わせを、"プロセスネットワーク"と呼びます。ジョブには、用紙または用紙レイアウト、そして適切なシーケンステンプレートが割り当てられている必要があります。これらの要素は、作業手順"処理"のジョブ内で表示または処理することができます (パラメータ領域"処理"を参照)。

"プロセスネットワークを適合"オプションの効果は、プロセスネットワークに関する変更がどこで定義されるかに左右されます:

例1:

スケジュールウィザードで機械、機械バリアントまたはシーケンスが手動で選択され、この際プロセスネットワークが変更される:スケジュールウィザードへの手入力は原則的にはスケジュールの策定時に考慮されます。この場合は、プロセスネットワークが適合されます。手動入力に対しては、"プロセスネットワークを適合"オプションは影響を与えません。

例2:

スケジュールウィザード以外(MIS、ジョブ設定)でプロセスネットワークに関わる変更が行われます:このケースでは、オプション"プロセスネットワークを調整する"が次のように適用されます:

オプション"プロセスネットワークを調整する"がオンの場合:プロセスネットワークに関わる変更が新しいスケジュールに反映されます。例:レイアウト変更によって別の折り機が必要になった。オプションがオンの場合は、新しい折り機でスケジュールが作成されます。適合されたプロセスネットワークが、"ジョブ>処理"に表示されます。

オプション"プロセスネットワークを調整する"がオフの場合:プロセスネットワークに関わる変更は新しいスケジュールに反映されません。その結果、納品数量やアラウアンス数などの変更だけがスケジュールに反映されるようにコントロールできます。