新規属性規則の作成

いずれの場合も同じ手順であるため、ここでは1つの例のみを説明します。

ppf_import_config_19.png

 

プリプレスシステムが生成するPPF/CIPファイルの名前には、情報としてジョブ番号、ジョブの名称およびシートの名称が含まれます。各情報を分離するには、"_"の記号(パターン)がこの例では使われています。

前述の情報を抽出するためには、少なくとも4つのトークンを定義する必要があります(上図を参照してください)。

1."管理>システム"メニューに切り替えます。

2.プリネクトサーバー(サーバーのコンピュータ名)をマークします。

3."JDF接続サービス"ペーンにスクロールします。

4."PPFインポート"ペーンの"プロパティ"ボタンをクリックします。

PPF インポート構成ウィンドウが開きます。

5."属性ルール"フォルダをマークします。

6.右クリックして表示されるコンテクストメニューで"新規エントリ"メニュー項目を選択します。

ppf_workflow03371.jpg

ppf_import_config_20.png

 

7.新規属性規則の名前を入力します。

PPFファイル名から情報を抽出するので、こうした名前を使用しています。ただし、ほかの名前でも問題ありません。

8."OK"をクリックします。

新しい属性ルールが設定され、次のウィンドウが表示されます。ここでトークンを定義します。

ppf_workflow03372.jpg

ppf_import_config_21.png

 

9."既存のトークン"エリアでは、トークンを定義可能な項目がリスト表示されます。

10.トークンを定義する項目を強調表示します。

PPF/CIPファイル名から情報をフィルターで選別したいので、この例では"ファイル名"をマークします。

ppf_workflow03373.jpg

ppf_import_config_22.png

 

そして選択した項目"ファイル名"に、トークンを定義します。トークンは常に長さまたはパターン、あるいはその両方から構成されます。

11."作成"ボタンをクリックします。

または、右クリックして、メニューから(作成)を選択します。

ppf_workflow03374.jpg

ppf_import_config_23.png

 

パターン:この数値で定義されるパターン(文字)を検出すると、そこで情報抽出を行います。このパターンの前にある情報は、全て新しい情報としてフィルターされます。

長さ:情報のフィルター開始までの文字数。

(見本を含む)オプション:

このオプションをオンにすると、指定された検索パターンが抽出された情報に付加されます。

12."パターン"ペーンの入力フィールドをクリックし、"_"アンダースコアを入力します。

この例では、ジョブ番号"P46014"はPPFファイル名で"_"記号を使い、残りの情報から分離されています。(P46014_P46014_Orlando_Blauer-Reiter_Inh-Lack_FB003-01.ppf)

13.次に"OK"をクリックします。

トークンは名前"FileName1"で保存され、"既存のトークン"ペーンに表示されます。このトークンにより、PPF/CIPファイル名から"P46014"情報がフィルターされます。

ppf_workflow03375.jpg

ppf_import_config_24.png

 

14."データ名"項目をマークします。

15.2つめのトークンを定義するには"作成"ボタンをクリックします。

ppf_workflow03376.jpg

ppf_import_config_2303377.png

 

16."パターン"ペーンの入力フィールドをクリックし、"_"アンダースコアを入力します。

17.次に"OK"をクリックします。

トークンは名前"FileName2"で保存され、"既存のトークン"ペーンに表示されます。

ppf_workflow03378.jpg

ppf_import_config_25.png

 

18.ここで例として、2 つのまだ欠けているトークンを定義します。ステップ 11 から 14 まで繰り返して、実行してください。

·トークン"FileName3"には、パターン"_"があります。

·トークン"FileName4"には、パターン"_"があります。

"既存のトークン"ペーンにあるリストは、次の図にあるように示されるはずです。

ppf_workflow03379.jpg

ppf_import_config_26.png

 

19.ファイル名から情報をフィルターするに使うトークンを 4 つ定義したように、次に割り当てを定義します。

割り当ての定義

この例の割り当ては、次の図のように指定する必要があります。

ppf_workflow03380.jpg

ppf_import_config_27.png

 

エリア"割り当て済みのトークン"には、あらかじめ定義したトークンによって生成された PPF/CIP 属性がリスト表示されます。

ppf_workflow03381.jpg

ppf_import_config_28.png

 

トークンを PPF/CIP 属性を割り当てするには、"Drag & Drop"を使います。PPF/CIP属性は、複数のトークンから生成することもできます。トークンごとの間には、"分離ストリング"(以下ではアンダースコアと呼ぶ)を定義しておきます。

トークンの割り当ておよび区切り文字の挿入方法については、この例を基に以下で説明します。

ppf_workflow03382.jpg

ppf_import_config_29.png

 

この例では始めに、"FileName1"からジョブ番号が作成されます。

20."既存のトークン"ペーンでトークン"FileName1"をマークして、マウスの左ボタンを押したままにします。

21.トークンをペーン"割り当て済みのトークン"のPPF/CIP属性"ジョブ番号"へドラッグします。

マウスポインタが"+"の記号になります。

22.ここで左マウスボタンを離します。

トークン"FileName1"にはジョブ番号が割り当てられ、"割り当てられた トークン"ペーンに表れます。

ppf_workflow03383.jpg

ppf_import_config_30.png

 

次に、"FileName2"と"FileName3"からジョブ名が作成されます。

23."既存のトークン"ペーンでトークン"FileName2"をマークし、"ドラッグ&ドロップ"(上記に説明)を使って"割り当てられたトークン"ペーンで、PPF/CIP属性"ジョブ名"に移動します。

·トークン"FileName2"にはジョブ名が割り当てられ、"割り当てられた トークン"ペーンに表れます。

·"割り当てられたトークン"ペーンは、次の図のように示されるはずです。

ppf_workflow03384.jpg

ppf_import_config_31.png

 

ジョブ名は、2 つのトークンから作成されています。しかしトークンの間に分離記号を挿入し、各トークンを分けます。

24."割当てられたトークン"ペーンで、トークン"FileName2"をマークします。

25."割り当てられたトークン"ペーンで、 "作成"ボタンをクリックします。

または、右クリックして、メニューから(作成)を選択します。

ppf_workflow03385.jpg

ppf_import_config_32.png

 

26."名前"入力フィールドをクリックして、分離記号"_"を入力します。

27.次に"OK"をクリックします。

アンダースコアは適用され、ペーン"割り当て済みのトークン"でトークン"ファイル名 2"の下に表示されます。

ppf_workflow03386.jpg

ppf_import_config_33.png

 

28."既存のトークン"ペーンでトークン"FileName3"をマークし、"ドラッグ&ドロップ"(上記に説明)を使って"割り当てられたトークン"ペーンで、トークンを分離記号のところに移動します。

トークン"FileName3"にはジョブ名が割り当てられ、"割り当てられたトークン"ペーンで分離のところに表れます。

"割り当てられたトークン"ペーンは次の図のように示されるはずです。

ppf_workflow03387.jpg

ppf_import_config_34.png

 

ジョブ名は次のように組み合わされます:FileName2_FileName3.

次に、"FileName4"から用紙名が生成されます。

29."既存のトークン"ペーンでトークン"FileName4"をマークし、"ドラッグ&ドロップ"(上記に説明)を使って"割り当てられたトークン"ペーンで、PPF/CIP属性"用紙名"に移動します。

トークン"FileName4"には用紙名が割り当てられ、"割り当てられた トークン"ペーンに表れます。

"割り当てられたトークン"ペーンは、次の図のように示されるはずです。

ppf_workflow03388.jpg

ppf_import_config_35.png

 

30.変更を保存するには、"保存"ボタンをクリックします。

定義した割当ての結果は、プレビューでチェックできます。