レポートには、選択した作業工程のそれぞれのカラーゾーンについての品質評価が表示されます。重要なカラーゾーンを素早く特定できます。ゾーン評価は、デルタ E、濃度、および、ドットラインの測定値について表示されます。それぞれの測定値について、独自の品質レポートが作成されます。それぞれのレポートは左側ナビゲーションにある照会基準を使って選択します。
"ゾーン評価"レポート
(1) レポートの表題
(2) 選択したロゴロゴ を参照。
(3) ヘッダーデータ:
•ジョブについての情報
•作業工程に関する情報
(4) 表面印刷と両面印刷用のサムネイル
(5) ゾーン評価のグラフ:
各カラーゾーンのために、3つの測定値が表示されます:最小ドットゲイン、最大ドットゲインおよび平均ドットゲイン。作業工程用のすべての測定値を考慮します(良好紙測定とヤレ紙測定)。
•"ゾーン評価 ΔE"ダイアグラム:
·(1) X 軸:
印刷機のカラーゾーン
·(2) Y 軸:
カラー偏差 Delta E
·(3) 最小デルタ E:
それぞれのカラーゾーンの Delta E の最小測定値のグラフ
·(4) 最大デルタ E:
それぞれのカラーゾーンの Delta E の最大測定値のグラフ
·(5) 中程度のデルタ E:
それぞれのカラーゾーンの Delta E の平均値のグラフ
注記:最小値と最大値は異なる測定から取得できます。つまり、 それぞれのカラーゾーンについて、すべての測定からの最小値と最大値が表示されます。
•"ゾーン評価 濃度"ダイアグラム:
"ゾーン評価 濃度"のダイアグラムの構成は"ゾーン評価 ΔE"のダイアグラムの構成と同一です。この場合は、測定値 Delta E は測定値"濃度"で置き換えられます。
•"ゾーン評価 ドットゲイン"ダイアグラム:
測定データ、各絵柄面積率のゾーン評価(例えば 20%、40%および80%)。
·(1) X 軸:
印刷機のカラーゾーン
·(2) Y 軸
パーセント単位のドットゲイン
·(3) ドットゲインの平均値:
カラーゾーン毎に測定したドットゲインの平均値は黒色の線で表示されます。
·(4) ドットゲインの偏差:
インキゾーン内のドットゲインの平均値からの偏差は、 ピラーとして表示されるか、または、平均値の下に表示されます。例のダイアグラム(上の図)では、カラーゾーン 9 のマゼンタに上方向に約 1.5 パーセントに偏差があります。
注記:カラーゾーンの測定値が表示されるのは、印刷コントロールバーにドットゲイン測定フィールドがある場合だけです。選択した絵柄面積率値によって異なります(例えば 40% など)。
測定条件:
測定条件はそれぞれのゾーン評価向けに表示されます。