スポットカラーを定義する。

ジョブの処理の際にカラー値が設定されていない場合(PPFファイルまたはマスターデータメモリに)ジョブは停止し、"スポットカラーを定義"アイコンにより標識されます。

ここで、用紙に対してスポットカラーを定義する方法を例を挙げて説明します。この例では、用紙はプロセスカラー"CMYK"と未定義の特殊カラー"シルバー"で停止します。

"JobCombiner"メニューでは、"PPF 入力リスト"領域内で、停止した用紙を次のアイコンで表示します:

job_combiner_icon_0601387.png

 

特殊カラーを定義するためには、次のようにしてください:

working_spotcolot_definel_01.png

 

1.用紙をダブルクリックします。

"カラーを割り当てる"ダイアログウィンドウが開き、定義の必要があるスポットカラーが表示されます。

job_combiner01388.jpg

working_spotcolot_definel_02.png

 

この例では、特殊カラー"シルバー"を定義しなければなりません。特殊カラーを定義すると、"OK"ボタンが有効になり、確認後に用紙の処理を続行できます。

2.スポットカラー"シルバー"をダブルクリックします。

job_combiner01389.jpg

working_spotcolot_definel_03.png

 

特色を定義するには、いくつかの可能性があります。

·HSBカラーシステム

·RGBカラーシステム

·Labカラーシステム

·CMYKカラーシステム

·彩度がある色相フィールド

この例では、色相フィールドを使ってスポットカラーを定義します。

1.色相欄で、望みの色相をクリックします。

選択された色相は、選択記号(白い正方形)でマークされます。

2.彩度フィールドをクリックします。

白い正方形の選択記号が、表示されます。

3.選択記号をクリックしマウスボタンを押したままで、望みのポジションにマウスポインタを移動します。そこでマウスボタンを離します。

4."OK"をクリックします。

スポットカラー"シルバー"が定義されました。再び"カラーを割り当てる"ダイアログウィンドウが開きます。

全てのスポットカラーを定義した後、"OK"ボタンが有効化されます。

job_combiner01390.jpg

working_spotcolot_definel_04.png

 

5."OK"をクリックします。

次の質問が表示されます。

job_combiner01391.jpg

working_spotcolot_definel_05.png

 

IconNote01392.png

注記:質問をはいで確認すると、定義したスポットカラーはマスターデータメモリー(MDS)に登録されます。いいえをクリックすると、スポットカラーはこの用紙だけに適用されます。この場合、新しい用紙を作成するたびにスポットカラーを定義する必要があります。

6.質問を"はい"を押して確認します。

定義したスポットカラーは、カラーテーブル"デフォルト"にあるマスターデータメモリー(MDS)に保存されます。

用紙の処理が自動的に続行されます。

定義したスポットカラーは、マスターデータメモリーーに登録されますか。

スポットカラーを定義する際、"カラーをカラーマスターデータに登録"質問をはいで確認した場合だけです。この場合、スポットカラーは自動的にマスターデータストア("管理>リソース>カラーテーブル"メニュー)の"デフォルト"カラーチャートに保存されます。それにより、スポットカラーが新しい用紙に自動的に使用されるようになります。カラーチャートは、ダブルクリックして開きます。以上の例ではスポットカラー"シルバー"と"HD_ブルー"を定義し、登録しました。

working_spotcolot_definel_06.png