手動による印刷ユニットへの色割り当て(カラーコードの割り当て)
旧型の印刷機コントローラでは、Prinect Pressroom Manager/Prinect Manager で算出したその他の印刷ユニットの絵柄面積率を標準印刷ユニット(B、C、M、Y)として割り当てることができません。
特に二つ以上のスポットカラーがあるジョブを扱うときに、これが問題となります。これまでは、Prinect Pressroom Manager/Prinect Manager は常にジョブの最初の 4 つの位置を 4 つの標準カラー(B、C、M、Y)の絵柄面積率で使用して、その後にスポットカラーを"追加"しました。
CPC1-02/03制御のある古い印刷機には、印刷ユニットを六つしか支持しない印刷機もあります。従ってこのタイプの印刷機では、二つ以上のスポットカラーを使うジョブを生産できません。標準カラー1色とスポットカラー1色で構成される印刷ジョブも処理できませんでした。
この理由から、印刷ユニット割り当て/カラー略式記号割り当ての方式が統合されました。
1."PPF入力リスト"ペーンで必要な用紙をマークします。
2.マウス右クリックでコンテクストメニューを開き、"用紙データ"エントリを選択します。
3.別の印刷ユニットに割り当てたいカラーをクリックし、その印刷ユニット上にドラッグします。すでにカラーが割り当てられている印刷ユニットに選択したカラーをドラッグする場合には、両方の印刷ユニット割り当てが入れ替わります。
4.用紙が既に編集され、印刷機に供給されている場合は、その用紙の再処理が必要です。それには用紙を選択し、右のマウスボタンをクリックします。表示されるコンテクストメニューから"用紙を再処理"を選択し、確認のプロンプトに"はい"と答えます。
"リセット"ボタン(標準の刷り順)を使うと、印刷ユニット/カラーコード割り当てを復元することができます。ただしこのボタンは、カラー略式記号割り当てを変更した場合にのみ、アクティブになります。
注記:表面印刷面から、両面印刷面への色の印刷ユニット割当てはできません。