パラメータ領域"ジョブ変更"

Prinect Integration Manager は、マネージメントインフォメーションシステム(Management Information System、MIS)で既に作成されたジョブの変更を自動的に検出します。すでに作成されたジョブデータと、新しいジョブデータが比較されます。

(コメントフィールドを含む)ジョブの変更の詳細が、履歴と同様に、ウィンドウの右の領域に表示されます。この領域は、独立したウィンドウとして分離できます。

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注記:変更を一度に受理または拒否するために、複数選択が可能です。しかし、その場合には詳細を表示しません。

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注記:"ジョブ変更"機能はライセンスにより保護されています。必要なライセンスがない場合は、受信されるジョブの変更(Management Information Systemによって変更されたJDFジョブファイル)は、拒否されます。

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注記:ジョブ変更に関する詳しい説明については MIS を使用してジョブを変更する を参照してください。

テーブルの列

コラム

機能

次に割り付け済

この列には、ジョブの変更が割り当てられた人が表示されます。ここで、複数割り当てできます。例えば、"計画時間"タイプのジョブ変更を印刷機、仕上げ、レイアウトに割り当てることができます。

タイプ

この列には割り当てのタイプが表示されます(機械割り当て、計画時間、レイアウト、ページ数、用紙、コメントなど)。

ステータス

この列には、ジョブ変更の状態が表示されます。

既に入力済みのジョブ変更にある状態:

受信

この状態は、手動で承諾または拒否する必要のあるジョブの変更が新たに記録された場合のみ表示されます。

承認、メッセージあり

承認されたジョブ変更には、それぞれこのステータスが付きます。自動的に適用されたジョブの変更(計画期日や枚数)には、自動的にこのステータスが付きます。

拒否、メッセージあり

拒否されたジョブ変更には、このステータスが付きます。

送信者

この列には、MIS で変更を行った作成者(送信者)が表示されます。

リクエストを受信

この列には、リクエストが受信された時刻が表示されます。

作成者

この列には、ジョブ変更の作成者が表示されます。

注記:作成者として"システム"が表示される場合は、メッセージが自動的に適用または拒否されたシステムを意味します。

作成日時

この列には、最後に編集した日付と時刻が表示されます。

編集コメント

この列には、編集に関するコメントが表示されます。このコメントは、システムが自動作成するか、または、手動で入力します。

手動で入力する場合は、ジョブをダブルクリックします。ウィンドウが開き、コメントを入力できます。最後に [既読] をクリックします。

読み取り

この列には、ジョブ変更に関する情報を読んだかどうかが表示されます。

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注記:分版の新規出力の代わりに既存のプレートを再び使うジョブの変更は対応する変更リストでマークされます。複数の分版がこの方法で変更されていると、表示がまとめられます。

処理済みのリクエストを非表示にする

この機能を選択して、処理済みのリクエスト("既読"と印が付いているリクエスト)を非表示にできます。こうすることで、未処理のジョブ変更に関するリクエストの表示を縮小します。

下部ボタンバー

ボタン

機能

読み取り

[既読] ボタンをクリックして、1 つまたは複数のジョブ変更に"既読"の印を付けることができます。その際には、詳細は表示されません。その場合は、クリックする前に、希望するジョブ変更をすべて選択してください([Ctrl] キーを押し続けます)。

承諾

[承認] ボタンをクリックして、1 つまたは複数のジョブ変更を承認できます。その際には、詳細は表示されません。その場合は、クリックする前に、希望するジョブ変更をすべて選択してください([Ctrl] キーを押し続けます)。

詳細

[詳細] ボタンをクリックすると"ジョブ変更"ウィンドウが開きます。ウィンドウは動的であり、選択したジョブ変更の内容を調整します。このウィンドウで実行できるのは"拒否"だけです。

ジョブを閉じる

[ジョブを閉じる] ボタンをクリックすると、パラメータ領域"ジョブ変更"が閉じて、ジョブまたはジョブグループが一覧表示される"ジョブ"領域が表示されます。

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注記:ジョブが変更に合っていないなどの理由でジョブが正しく適用できると保証されない場合、ジョブの変更を自動で拒否することができます。これには、JDFインポート設定でジョブ変更の適用を"自動"に設定しておく必要があります。また、ジョブの変更を手動で承認する際は、追加条件が確認されます。そのため、手動で承認したにもかかわらず、ジョブの変更が拒否される場合があります。この場合はエラーメッセージテキストが表示されます。拒否の理由は、履歴およびジョブの変更のコメントに記録されます。