新規属性規則の作成

実行方法は常に同じなので、ここでは例を 1 つだけ上げます。

ppf_import_config_19.png

 

プリプレスシステムが生成するPPF/CIPファイルの名前には、情報としてジョブ番号、ジョブの名称およびシートの名称が含まれます。各情報を分離するには、"_"の記号(パターン)がこの例では使われています。

前述の情報を抽出するためには、少なくとも4つのトークンを定義する必要があります(上図を参照してください)。

1."管理 > システム"ビューに移動してください。

2.プリネクトサーバー(サーバーのコンピュータ名)をマークします。

3."JDF接続サービス"ペーンにスクロールします。

4."PPFインポート"ペーンの"プロパティ"ボタンをクリックします。

PPF インポート構成ウィンドウが開きます。

5."属性ルール"フォルダをマークします。

6.コンテキストメニューの項目"新規入力"を呼び出してください。

ppf_workflow01893.jpg

ppf_import_config_20.png

 

7.新規属性規則の名前を入力します。

8."OK"をクリックします。

新しい属性ルールが引き継がれ、トークンを定義する、次のウィンドウが表示されます。

ppf_workflow01894.jpg

ppf_import_config_21.png

 

9."既存のトークン"エリアでは、トークンを定義可能な項目がリスト表示されます。

10.トークンを定義する項目を強調表示します。

PPF/CIPファイル名から情報をフィルターで選別したいので、この例では"ファイル名"をマークします。

ppf_workflow01895.jpg

ppf_import_config_22.png

 

そして選択した項目"ファイル名"に、トークンを定義します。トークンは常に長さまたはパターン、あるいはその両方から構成されます。

11."作成"ボタンをクリックします。

もしくは、コンテキストメニューの項目"作成"を選んでください。

ppf_workflow01896.jpg

ppf_import_config_23.png

 

·パターン:パターンは 1 個以上の分離記号を表します。パターンはファイル名の一部であるトークンを属性として特定し、他の属性と区別します。すなわち、パターンの前にある、"長さ"属性で決まる個数の記号がトークンとして解釈されます。

·長さ: トークンを構成する記号の数を表します。

·(見本を含む)オプション:

このオプションが有効である場合には、入力されたパターンは抽出された情報に割り当てられます。

12."パターン"領域の入力フィールドに"_"記号を入力してください。

この例では、ジョブ番号"P46014"はPPFファイル名で"_"記号を使い、残りの情報から分離されています。(P46014_P46014_Orlando_Blauer-Reiter_Inh-Lack_FB003-01.ppf)

13."OK"をクリックします。

トークンは名前"FileName1"で保存され、"既存のトークン"ペーンに表示されます。このトークンにより、PPF/CIPファイル名から"P46014"情報がフィルターされます。

ppf_workflow01897.jpg

ppf_import_config_24.png

 

14."データ名"項目をマークします。

15.2つめのトークンを定義するには"作成"ボタンをクリックします。

ppf_workflow01898.jpg

ppf_import_config_2301899.png

 

16."パターン"領域の入力フィールドに"_"記号を入力してください。

17."OK"をクリックします。

トークンは名前"FileName2"で保存され、"既存のトークン"ペーンに表示されます。

ppf_workflow01900.jpg

ppf_import_config_25.png

 

18.作業ステップ 11 から 13 までを繰り返して、この例のために、さらに 2 個のトークンを定義してください。

·トークン"FileName3"には、パターン"_"があります。

·トークン"FileName4"には、パターン"_"があります。

"既存のトークン"ペーンにあるリストは、次の図にあるように示されるはずです。

ppf_workflow01901.jpg

ppf_import_config_26.png

 

19.ファイル名から情報をフィルターするに使うトークンを 4 つ定義したように、次に割り当てを定義します。

割り当ての定義

この例の割り当ては、次の図のように指定する必要があります。

ppf_workflow01902.jpg

ppf_import_config_27.png

 

エリア"割り当て済みのトークン"には、あらかじめ定義したトークンによって生成された PPF/CIP 属性がリスト表示されます。

ppf_workflow01903.jpg

ppf_import_config_28.png

 

トークンを PPF/CIP 属性を割り当てするには、"Drag & Drop"を使います。PPF/CIP属性は、複数のトークンから生成することもできます。そのために、トークンの間の分離記号を定義しなければなりません。

トークンの割り当てと分離記号の挿入については、後程例で説明します。

ppf_workflow01904.jpg

ppf_import_config_29.png

 

まず、"FileName1"トークンからジョブ番号を生成します。

20."既存のトークン"領域で"FileName1"の項目をマークして、左のマウスキーを押し続けてください。

21.トークンをマウスで右側の"割り当てられたトークン"領域の"ジョブ番号"属性の上にドラッグして、左のマウスキーを放してください。

"FileName1"の項目がジョブ番号に割り当てられます。

ppf_workflow01905.jpg

ppf_import_config_30.png

 

次に、"FileName2"と"FileName3"のトークンからジョブ名を生成します。.

22."既存のトークン"領域で"FileName2"の項目をマークして、それをマウスで"割り当てられたトークン"領域の"ジョブ名"属性の上に(前述の通り)ドラッグアンドドロップしてください。

"割り当てられたトークン"領域は、このように見えるはずです:

ppf_workflow01906.jpg

ppf_import_config_31.png

 

ジョブ名が 2 個のトークンから生成され、それらを単に続けて書く訳には行かないので、次に分離記号を定義しなければなりません。

23."割り当てられたトークン"領域で"FileName2"の項目をマークして、"作成"ボタンをクリックしてください。

もしくは、コンテキストメニューの項目"作成"を選んでください。

ppf_workflow01907.jpg

ppf_import_config_32.png

 

24."_"記号を入力して 、"OK"で承認してください。

これで、分離記号は"割り当てられたトークン"領域内の"FileName2"トークンの下に入ります。

ppf_workflow01908.jpg

ppf_import_config_33.png

 

25."既存のトークン"領域で"FileName3"の項目をマークして、それを"割り当てられたトークン"領域の分離記号の上にドラッグしてください。

"割り当てられたトークン"領域は、このように見えるはずです:

ppf_workflow01909.jpg

ppf_import_config_34.png

 

ジョブ名は次のように組み合わされます: FileName2_FileName3.

次に、"FileName4"トークンから用紙名を生成します。.

26."既存のトークン"領域で"FileName4"の項目をマークして、それを"割り当てられたトークン"領域の"用紙名"属性の上にドラッグしてください。

"割り当てられたトークン"領域は、このように見えるはずです:

ppf_workflow01910.jpg

ppf_import_config_35.png

 

27."保存"で確定させてください。

定義した割当ての結果は、プレビューでチェックできます。