プリネクトプレスルームマネージャーでは再ジョブに対しては印刷プリセットのみが影響します。完了ジョブの印刷プリセットは自動的には保存されません。
前提条件:印刷プリセットは"ワークプレースインターフェース"データメモリから読み込まれたジョブによってのみ保存されます。即ち、印刷機もワークプレースインターフェースのインターフェイスからPrinectマネージャに接続されなければなりません。
前提条件:但し、繰り返しジョブでは、保存された印刷プリセットが適用されるのは、内容とレイアウトが親ジョブと一致する場合だけです。
なお、レイアウト内の用紙名は、親ジョブの用紙名と同一でなければなりません。但し、Prinect Business Manager は例外です。Prinect Business Manager を使用する場合は、用紙名は継続的に変わるので、用紙説明は親ジョブと同じでなければなりません。
次に、Prinect Press Center印刷機における2つのバリエーションの印刷プリセットの保存について説明します。
•バリアント 1
ジョブ切り替えの際に、印刷後に印刷プリセットを保存したい場合。
ジョブ切替えの際に印刷プリセットを保管する(バリエーション1) を参照。
•バリアント 2
印刷中に印刷プリセットを保存したい場合。
印刷中に印刷プリセットを保管する(バリエーション 2) を参照。
ジョブ切替えの際に印刷プリセットを保管する(バリエーション1)
1.ジョブをPrinect Managerに作成するか、または、ジョブをMIS(例えばPrinect Business Manager)経由でインポートします。
2.ジョブはプリネクトコックピットで処理してください。 これで印刷機での印刷準備が完了します。
3.ジョブを印刷します。
4.このジョブの"実際の"印刷プリセット(算出した絵柄面積率ではありません)が保存されます。繰り返しジョブで使用できるために、ジョブ切り替え (1) の際には、必ず、オプション"現在のジョブを保存する"を有効にしてください (2)。
5.印刷プリセットの保存場所が、ジョブの読み込み元となるワークプレースインターフェースデータメモリに設定されているかどうかチェックしてください(3)。
·この例ではワークプレースインターフェースデータメモリの名称は"プリネクトマネージャー"になっています。"ワークプレースインターフェース"データメモリの構成の際に"DeviceName"属性を無名のままにした場合、常に"ワークプレースインターフェース"が名前になります。
·別の保存場所に設定する必要がある場合、"詳細"ボタン(4)をクリックして構成メニューに移り、そこでワークプレースインターフェースデータメモリを選択します。
6.ジョブを切り替える場合、印刷が完了しているジョブの印刷プリセットは保存されます。
1.ジョブをPrinect Managerに作成するか、または、ジョブをMIS(例えばPrinect Business Manager)経由でインポートします。
2.ジョブはプリネクトコックピットで処理してください。 これで印刷機での印刷準備が完了します。
3.印刷を開始します。
4."機械の概要"メニューに切り替えます (1)。
5.[現在のジョブを保存する] ボタンをクリックします (2)。
現在の印刷プリセットが保存されてPrinect Cockpitに表示されます。保存した印刷プリセットはコックピット内のどこにありますか? を参照。