現在のジョブからの印刷材料データを適用する

基本的に、印刷材料データ(形式、グラメジ、種類)は、リピートジョブの際に保存したテンプレートの機械データから機械へ伝送されます。MIS からの印刷材料は考慮されません。インキ特性曲線とファンデータに関する保存した用紙情報に左右されるので、これは役に立ちます。

元の設定を復元したい場合は、上記の処理手順に従います。作業工程内で、印刷材料に関係して短期的な変更がある場合は、この処理方法でデータを機械に伝送することはできません。また、Anicolor 機械との関係では、インキ特性曲線の影響を無視できます。

この場合は、印刷材料データを、親ジョブの機械データからではなく、現在のジョブデータから伝送するようにグローバル設定できます。

1.Prinect Cockpit で"管理 > システム"表示に切り替えます。

2.左側の列で Prinect サーバーを選択します。

3.右側の列で"セントラルデバイスマネージャ"の領域までスクロールします。

4."プロパティ"ボタンをクリックします。

5.オプション"親ジョブの機械データからの印刷データではなく、現在のジョブデータからの印刷材料データを適用する"を有効にします。

6.[OK]をクリックします。

このオプションを有効にした後で印刷機に伝送したすべてのリピートジョブで、親ジョブからの印刷材料データではなく、リピートジョブからの印刷材料データが使用されます。

黄色の三角形の警告は、"現在のジョブからの印刷材料が適用されたこと"を伝えて、オプションを有効にするように指示します。開いたジョブ > 作業手順"印刷" > 選択した印刷作業工程 > [プロパティ] ボタン > "機械データ"タブ > "印刷材料"領域に警告が表示されます。