Primefire 106印刷機の"印刷マーク設定"タブ

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注記:印刷マーク設定は、選択されたPagePrintシーケンスがどの機種に対して調整されれいるのかによって区別されます。こちらも参照してください:

·CTP装置とトナーベースのデジタル印刷機のための"印刷マーク設定"タブ(Heidelberg Versafire)および

·Labelfire 340印刷機の"印刷マーク設定"タブ

使用可能なマークオプションは、Primefire 106印刷機に合わせたもので、マークタイプ"PQCストリップ"および"情報テキスト"のみ提供されます。

マークタイプ"PQCストリップ"

PQCストリップ(Print Quality Control)は、非印刷ノズルを検出するために必要とされる特別な品質チェックマークです。通常、これらのマークは、印刷可能領域の用紙咬え尻に自動的に配置されます。一部のアプリケーションでは、PQCストリップの位置を手動で調整する必要があります。"高さ"と"Y"フィールドでこれを行うことができます。

高さ:

ストリップの高さの単位はmmです(1)。

Y

この値は、用紙先端からストリップの下端までの距離を指定します(2)。

b_digiprint_pqc_strip.png

 

マークタイプ"カットマーク"

このオプションでは、カットマークの出力を有効にします。カットマークを次のパラメータで設定できます。

オフセット:オフセットは水平・垂直方向の仕上がりボックスの各角にあるマーク線削除を検出します。

長さ: マーク線の長さを定義します。

->|<-: マーク線の厚さを定義します。

b_digiprint_cutmarks_primefire.png

 

マークタイプ"レジスタマーク"

プライムファイア印刷機のレジスタマークは、黒い円形で囲まれたところについて、その都度色が十字記号で訂正されるように構成されています。マークは題材の横の、左上および右下、あるいは左右に、2つのマークが置かれます

位置

"X"および"Y"で、水平および垂直方向のレジスタマークから題材までの間隔を設定します。

"ページごとのマーク"フィールドで、印刷材料の右ページと左ページにあるレジスタマークの数を定義します。1ページに最大2つのレジスタマークを出力することができます。例では、それぞれページごとのマークが2つ有効になっています。

b_digiprint_regmarks_primefire.png

 

ラベリング

マークのラベリングを任意で有効にすることができます。

マークタイプ"情報テキスト"

このオプションを使用すると、編集フィールドにテキストを入力して、特殊なテキストマークを定義できます。ここには例えば、特殊な出力オプションや、仕上げに関する注意事項などを入力できます。

"X"フィールドおよび"Y"フィールドで、左下角にある基準点から見たマークの位置を定義します。

角度のリストボックスでは、マークの向きを設定します。回転角度は時計回りに測定されています。回転角度90°は、上から下へ読まれるように、テキストを縦に流します。回転角度270°は、下から上へ読まれるように、テキストを縦に流します。

次の図では、例1で横方向の情報テキストを、例2で縦方向の情報テキストを表示しています。

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