プリセットデータを USB マスストレージ経由で機械に伝送する

デフォルトデータ(絵柄面積率)のUSB大容量媒体への保存及びこれに続く印刷機へのロードはプリネクトプレスセンターのみで可能です。

デフォルトデータを印刷機に送信するにはオンライン接続が適します。例えばネットワーク障害のような例外的ケースにのみUSB大容量メモリをご使用ください。

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注記:この手順では印刷機からフェードバックは得られないことにご注意ください。

前提条件

この機能を利用できるためには、ユーザーとして"フラッシュカード"アクセス権限を所有することが必要です。

データ保存は市販のUSB大容量メモリで十分できます。

USBスティックの最上位ディレクトリ(Rootディレクトリ)のフォルダは"PressCenter"でなければなりません。そうしないと印刷機がデータを読み込めなくなるからです。

デフォルト値の保存は用紙に対する絵柄面積率がすでに許可された場合にのみ可能です。

デフォルトデータをUSB大容量メモリに保存

1.USB大容量メモリをプリネクトクライアントコンピュータの空きUSBポートに差し込みます(例えば印刷機の近くなどではプリネクトクライアントならどれでも差し込んで構いません)。

2."ジョブ"ペーンに移動して、必要なジョブを選択します。

3.ジョブを開きます。

4."印刷"タブに移動します。

5.用紙を選択します。

·"フラッシュカード"メニュー項目をコンテキストメニューから選択します。"フラッシュカード"(ジョブメモリカードのこと)ボタンをクリックしても構いません。

·"ジョブメモリーカード"ダイアログウィンドウが表示されます。

ダイアログウィンドウの説明はウィンドウ"ジョブメモリカード"の簡単な説明をご参照ください。

6.右ペーンに開いているウィンドウにUSBディレクトリへのパスを入力します。

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·最上位フォルダは"PressCenter"でなければなりません。パスは例えば"H:\PressCenter"です。

·このディレクトリはパス名の前の点が緑になると有効です。

·ダイアログウィンドウをさらに開くとパスはすでに登録ずみであり、それ以降登録する必要はありません。

7.必要な用紙を左のページ(クライアントコンピュータ絵柄面積率による用紙)から右ページ(USB大容量メモリ)へドラッグアンドドロップします。

"用紙データを変更"ウィンドウが表示されます。ここでは手動による色割り当て及び用紙名の変更が可能です(用紙データを変更もをご参照ください)。

8."OK"をクリックします

間もなく用紙が右側に見え、USB大容量メモリに保存されています。

9.必要なすべての初期設定が保存されたらUSB大容量メモリを抜き取ってください。

装置にあるUSB大容量メモリ

印刷機のガイドスタンドにはUSB大容量メモリを差し込む必要があるUSBポートがあります。次に記憶媒体管理でUSBメモリを有効化します。

次にジョブ選択でUSBメモリの初期設定値を読み込むことができます。