プライバシーポリシー
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| Prinect Release Notes ライセンスデータストア(License Data Store, LDS)は、ライセンス管理の中核をなす要素です。LDSは、ライセンスサーバのすべてのライセンス情報(固定および浮動ライセンス)が保存されたファイルの集まりです。動作中、LDSは、オンライン保護の場合はHeidelberg Trust Serviceに、ドングル保護の場合はドングルに常時接続しています。Heidelberg Trust ServiceまたはドングルがLDSからライセンス認証情報を受け取り、実行中のオペレーションにおいて、ドングル内のデータが常にLDSと同期されます。 ドングルがロックされるのを防ぐため、PrinectライセンスサーバPCを他のハードウェアに「移転」する際などには、まずLDSをUSBメモリ等にバックアップする必要があります。ライセンスサーバソフトウェアをインストールしたら、ドングルを新しいPCに挿入する前に、まずLDSを新しいPCにインポートする必要があります。ラインセンスマネージャで、LDSを保存およびインポートするためのオプションを使用できます(LDSエクスポート または LDSインポート を参照)。 例えばライセンスサーバPCのハードディスクが壊れた場合でも、LDSの機能を保持するために、ライセンスマネージャでLDSをバックアップすることができます。 ライセンスマネージャでは、LDS用のバックアップフォルダを定義できます。このバックアップフォルダは、ライセンスサーバソフトウェアがインストールされていない、ライセンスサーバPC上の第2のハードディスクに作成するのが理想的です。ライセンスマネージャでバックアップフォルダが定義されていれば、LDSのバックアップコピーが毎日このフォルダに保存されます。1カ月より古いデータに対しては、月ごとの状態がバックアップフォルダに保存されます。バックアップフォルダが定義されていない場合、LDSバックアップコピーは保存されません(詳細は LDSバックアップコピー用のフォルダを定義 / 変更 を参照)。 LDSエクスポート / インポート ライセンスサーバがダウンしたとしても(ライセンスサーバPCのハードウェアの破損、LDSデータの消失など)、Prinectアプリケーションを確実に使用できるように、ライセンス認証データに変更を加えた後には毎回、LDSデータを外部メディアにエクスポートすることを強く推奨します。LDSデータは、携帯式のデータ記憶媒体(USBメモリなど)またはネットワーク環境にある他のPCのドライブに保存できます。 PrinectライセンスサーバPCのダウンに備えたバックアップ ライセンスサーバPCがダウンした場合、以下の方法で、できるだけ早くPrinectアプリケーションのライセンス認証を復元できます: 代替ライセンスサーバPCを用意する ライセンスサーバPCのダウン後すぐに、ライセンスサーバの機能を使いたい場合は(あるいは使う必要がある場合)、第2のPCを代替ライセンスサーバPCとしてインストールできます。ただし、この第2のPCは有効化しないでください。つまりドングルを挿入してはいけません(ドングル保護の場合)。 オンライン保護を使用する場合、このPCにはまだPrinectライセンスソフトウェアをインストールしないでください。この場合は、インストールコードを用意しておき、代替PCが必要になってから、Prinectライセンスソフトウェアをインストールしてください。 代替PCには、オリジナルのライセンスサーバPCと同じ名前を付ける必要がありますが、有効化したり、ネットワーク環境に接続したりしてはいけません。 オリジナルライセンスサーバPCがダウンしたりオフになった後に、この代替ライセンスサーバPCを起動してください。オンライン保護を使用する場合は、Prinectライセンスソフトウェアをインストールし、インストール時にインストールコードを入力します。最初のインストール を参照。 続いて、USBメモリまたは他のPCの解放されたネットワークドライブにエクスポートしておいたLDSデータを、ライセンスマネージャにインポートしてください。 ドングル保護を使用する場合は、続いてドングルを挿入し、ライセンスマネージャで有効にできます(LDSインポート を参照)。これで、新しいライセンスサーバの準備が整いました。 オリジナルのライセンスサーバと同じPC名を持っていることによって、この第2のPCは、オリジナルのダウン後すぐにPrinectアプリケーション用にアクセス可能となります。PC名が異なっていると、新しい名前をまずはPrinectアプリケーションで新規のライセンスサーバとして認識させる必要があります。 代替ライセンスサーバPCをあらかじめ用意しておかない場合は、オリジナルのライセンスサーバのダウン後に、適切なOSを持つ新たなPCを用意してそのPC上にライセンスサーバソフトウェアをインストールするか、または、システム環境内にあるすでに使ったことのあるPCに最新バージョンのライセンスサーバソフトウェをインストールして使用します。そしてLDSのバックアップデータをインポートしてから、ドングルを挿し込んで、ライセンスマネージャで有効化してください(ドングル保護を使用する場合)。 ここでも、場合によっては新しいPC名を、すべてのPrinectアプリケーションでライセンスサーバ名として認識させる必要がある点に注意してください。
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注意:ドングルが、正しいLDSデータを供給しないライセンスサーバで動作すると、このドングルは「有効化されていない」としてマークされます。[設定> LDS 修復]タブでの修復操作は、ドングルを接続したままでは絶対に行わないでください。このタブで修復してしまうと、ドングルはソフトウェアで一時的に「有効化」されますが、既存のLDSファイルが有効でなくなるので、ドングルを「Reduction Key」を使って元に戻して、ライセンスキー全てを再び登録しなければなりません。Reduction Keyとライセンスキーは、Heidelberg社のサービス部で入手できます。
注記:ドングルで発生する可能性があるこのような問題を回避するために、オフライン操作が絶対に必要でない場合は、オンライン保護に切り替えることを強くお勧めします。
注記:新たなライセンス操作を行った後は毎回、LDSを外部データメディアにバックアップすることを強く推奨します(LDSエクスポート を参照)。
注記:代替ライセンスサーバPCのインストールを計画する場合は、Prinect アプリケーションのライセンスバッファ機能を考慮してください(ライセンスバッファ を参照)。
注意:期限付きライセンス(デモモードまたはスタートモード)に関わるLDSのエクスポートデータは、他のライセンスサーバPCへの移行時に行うエクスポート/インポートプロセス後に、無効となる可能性があります。