「MDSを使用」オプションが有効な場合、このエディタで、用紙を記述するデータレコードを作成/編集します。このデータセットは、リソースとして[MDS > 用紙(印刷材料)]に保管されます。
不完全なデータや定義した範囲外のデータの場合は、ダイアログのヘッダーに警告が表示されます。
印刷材料の名称または識別には以下のパラメータを使用できます:
•マーク
•項目番号
•説明
•グループ
•紙目方向
注記:新しい印刷材料を作成するときに、テーブル内に分からない項目がある場合は、参照テーブルの値を使用してデータを完成することができます。
グレード (ISO) |
坪量 |
L*, a*, b* |
厚さ |
---|---|---|---|
タイプ1 光沢コート紙 |
135 g/m² |
95, 0, 0 |
120 µm |
タイプ2 マットコート紙 |
135 g/m² |
95, 0, 0 |
120 µm |
タイプ3、輪転、光沢コート紙 |
– |
– |
– |
タイプ4上質紙 |
135 g/m² |
95, 0, 0 |
120 µm |
タイプ5 ざら紙、黄おび |
135 g/m² |
88, 0, 6 |
120 µm |
Prinect Manager が MIS-システムと接続されている場合は、項目番号が自動的に入力されます。また、この列で、新たに定義した印刷材料向けにブランド名を入力できます。
Prinect ManagerをPrinect Business ManagerでMISシステムとして操作する場合、印刷材料はPrinect Business Managerで定義されます。そこでは、印刷材料は項目番号でのみ管理されます。その結果、1つの銘柄に対して異なる項目番号が定義されている可能性があります。この場合は[名前]欄で他の代りの識別子を 印刷材料に定義することができます。この列に識別子を入力しない場合、名前は自動的に生成されます。自動生成名は以下のスキームで生成されます。
•項目番号が存在しない場合、銘柄が使用されます。
•項目番号が存在する場合、ストロークで区切られた銘柄と項目番号で名前が構成されます。
注記:"デフォルト"を名前として使用しないでください。
パラメータ"グループ"で、管理されている印刷材料が数多い場合、迅速に割り当てられるよう印刷材料をグループ化することができます。[グループ]欄で自由に選択可能なグループ名を入力します。ここでの記入は必ずしも必須ではありません。グループ化機能を使用する場合は、パラメータ[グループ]を効果的に使用することができます。
用紙のジオメトリデータを、このボックスに入力します。
ここでは、1000枚のコストを入力することができます。この値によって、用紙最適化を行う印刷ジョブを計算する際に、印刷コストを簡単に調べることができます。
Prinect Signa Stationの付け合わせジョブのレイアウト生成のために、印刷材料に属性"自動選択で有効"を割り当てることができます。この印刷材料は、付け合わせジョブのレイアウトのためにPrinect Signa Stationで自動的に事前割り当てがなされます。
印刷材料のリスト内の列にこの属性が表示されます。
紙目方向の指定は用紙の折りに重要です。次の 2 つの紙目方向から選択できます:
•縦目
•横目
このパラメータで印刷機内用紙のフィード方向をパラメータ化できます。このパラメータは、デジタル印刷にのみ行い、デジタル印刷で使用する印刷材料のために、繊維が用紙のどの方向に並ぶかを指定することができます。この指定で、デジタル印刷する用紙タイプの正しい方向を決定することができます。このパラメータは印刷材料のパラメータの表に表示されます。
ここで、[被印刷物]タブで定義した被印刷物を選択できます。
注記:印刷用紙に被印刷物を割り当てる場合、印刷用紙に関連する被印刷物のプロパティは印刷用紙の説明には引き継がれず、このダイアログで定義された印刷用紙プロパティは有効なままとなります。
•タイプ1 光沢コート紙
•タイプ2 マットコート紙
•タイプ3 輪転、コート紙(輪転オフセット用)
•タイプ4上質紙
•タイプ5 ざら紙、黄おび
あらかじめ定義されているキャリブレーション用紙タイプがこのリストボックスに表示されます。用紙に割り当てる(キャリブレーション)用紙タイプを選択してください。
注記:選択した(キャリブレーション)用紙に対するキャリブレーションがあることを確認してください("キャリブレーションマネージャー-ユーザーズガイド"を参照)。
これらの列には、用紙の基本カラーのL*a*b*値を入力します。L*、a*、およびb*に対して個別にパーセント値を入力します。
ここに、印刷材料の厚さ(mm)を入力します。
坪量(m²当たりのグラム数)は、用紙の正確な重さを表します。
このパラメータはパッケージ材料に必要です。材料の種類のデータは、抜き型のエディタで適切なPDF 3d形式を作成するために必要です。
インキ消費要因(パーセンテージ) は設定された絵が亜r面積率印刷用紙の印刷消費単位です。
ここには必要があれば品質情報を記入できます。このパラメータはすべての用紙に対して利用可能なわけではない、又は、用紙を参照するワークフロー内のすべてのプロセスによって評価されるわけではありません。