出力アシスタントは、主として、非常に複雑なジョブを部分出力する目的で実装されました。必要に応じて、表面および裏面用紙、バージョン、レイヤー、タイル、PDF-VTファイルを出力できます。
出力ジョブは、様々な印刷機に対して設定できます。そのため、1つの印刷フローの中で、例えば表紙をSM52で印刷し中身をXL 106で印刷するということが、非常に簡単にできます。
出力アシスタントでは、すべての出力設定をロジカルな順序で行います。
出力タブは状況に応じて表示されるもので、出力ジョブの内容によっては表示されません。タブは選択的に非表示にすることもできます。アシスタントには以下のタブがあります:
出力アシスタントは、[印刷用紙]タブで開始します。
このタブで、マウスボタンまたはテキストボックスの入力によって、出力する印刷用紙を選択します。ここで選択したものが、後で印刷されます。
[アクティブな場所]で、必要に応じて、タブをタブバーで非表示にできます。
右矢印をクリックして、次のタブに移動します。
すべてのタブにある[表示]ボタンを押して、現在の出力状態を確認できます。
PDF-VT:バリアブルデータを含むPDFファイルを出力する場合は、どのデータセットをいくつ出力するか[データセット]に入力できます。[パーティション]では、いくつのファイルに出力するかを定義できます(例:データセット:1-1000、パーティション:100、結果:データセット(ページ)を100個ずつ含む10個のファイル)。
出力に対して表用紙と裏用紙を非選択にできます。
印刷用紙をマウスボタンで選択して、該当する用紙を有効または無効にします(「黄色」は表、「緑色」は裏)。
この操作は、マウスのシングルクリックまたは左にある[オン]/[オフ]ボタンで可能です。
出力に対して色を無視させることができます。
複数のレイヤーをともなうジョブでは (言語に依存するジョブなど)、出力に対するレイヤーを非選択にできます。
タイルをオンにしたジョブでは (大きなフォーマットのジョブなど)、タイルに対するレイヤーを非選択にできます。
[パラメータ] タブは、[ファイル>プリファレンス>デフォルト値] で [自動の出力パラメータセット] オプションがオンになっている場合のみ有効です。
個々の印刷用紙には、異なる出力パラメータセットを割り当てることが可能です。出力パラメータセットを編集することもできます。
出力予定の用紙ごとに、割り当てられたイメージセッターが表示されます(テーブルのパラメータに)。
用紙に別の出力パラメータセットを割り当てると、印刷機を変更できます。
割り当てた出力パラメータは編集可能です。
注記:この場合は、出力パラメータセットの[オプション]で設定した「すべてを1つのジョブ」が無視されます。