このマークは、ジョブ内部のマークとしてのみ存在します。
マークのサイズは、[ファイル>リソースの作成>新規マーク>インキピックアップバー]でインキピックアップバーエディタを呼び出してインキピックアップバーを作成したときに、ダイナミックに指定されます。つまり、このマークは設定先のコンテキスト(印刷領域など)に合わせて自動調整されます。
これに対して、測定ツールを使用してインキピックアップバーを作成する場合は、マークのサイズはユーザーが最初に定義します。マーク作成時にサイズは変わらないため、マークの内容をサイズに合わせる必要があります。
測定ツールを含むインキピックアップバーを作成するには、以下の手順に従います。
1.グラフィックウィンドウで[印刷用紙]タブに移動します。
2.測定ツールを使用して、四角形を描画し、サイズと位置を必要なインキピックアップバーに合わせます(これを行うには、[Ctrl]キー + [Shift]キーを押し、マウスの左ボタンを押しながら四角形を作成します。マウスボタンを最初に放してください)。
3.四角形が作成されると、グラフィックウィンドウの下部に、以下のボタンを含む行が1つ追加されます。
このボタンをクリックします。
インキピックアップバーエディタが開き、作成した四角形が表示されます。
4.インキピックアップバーを作成して[保存]をクリックします。
注記:ストリップベースまたはインキゾーンベースを選択してインキピックアップを作成できます。その際自動的に印刷用紙の色のない領域が把握され、インキピックアップ要素が透明なフリースペースにピンポイントに配置されます(特にスポットカラーを含むパッケージ印刷でインキピックアップを簡易化)。
インキピックアップバーの一般的な操作については、インキピックアップバーエディタ を参照してください。
測定ツールを使用して起動したエディタは、以下の点で、通常のインキピックアップバーエディタと異なります。
マークのサイズを変更できないため、[幅]ボックスと[高さ]ボックスが淡色表示になっています。マークのサイズが表示されるだけです。[カラーレイヤーを選択]リストでカラーを追加または削除すると、各カラーバーの高さは自動的に調整されます。