[濃度値]セクション => 濃度値の変更

[濃度]セクションは、色調値を、網点面積率としてではなく濃度値として入力するために使用します。つまりここでは濃度値を編集することができます。

「網点面積率」オプションをオン:これはデフォルト設定です。テーブルとグラフィックに網点面積率が表示されます。

「濃度値」オプションをオン:このオプションは、妥当な「ベタ濃度」が入力されている場合のみオンにできます。この値は、網点面積率100%のときの、ペーパーホワイトに相対的な濃度値です。

「測定%」カラムは「測定D」となり、テーブルのこのカラムには編集可能な濃度値が表示されます。(プロセス曲線ならカラムは「プロセスD」となります。)

濃度値はグラフ表示されず、常に即座に網点面積率に換算されて網点率として表示されます。

リストボックス[情報]:

濃度値は基本的に、濃度ステータスが判明していて、偏光フィルタによって測定された場合のみ、有効な値とみなすことができます。

ここでは独自のドキュメント用に、濃度値測定と、どのように測定を行ったかの情報を閲覧できます。

·[波長を選択]:これは、1個のスポットカラーを含むデータ記録でのみ選択可能です。スペクトルの濃度測定値に対して、最大吸収波長を選択し、情報フィールドを使って記憶することができます。

スペクトル濃度を測定する場合、リピート測定の際には常に必ず同じ波長で測定する必要があります。カラーが最大吸収を示す波長は固定の基準点であり、これがあって初めて、測定結果を互いに関連付けることができます。

手順:IT8 ファイルでスポットカラーをインポートも参照してください。