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ab 平面の表示
ab平面上では、印刷工程をL*a*b*色空間で上から見下ろします。つまりホワイトの方向から見ると、ライトネスの軸L*は、Red-Greenの軸a*、Yellow-Blueの軸b*と垂直になります。ダイアグラムの端に近い色ほど、彩度が大きくなります。角度は色相を表します。すべての混色を、L*a*b* 空間で明確に定義および表示できます。
abダイアグラムでは、一次色と二次色の位置を連結します。これにより、色域のサイズを把握することができます。基準および比較データセットを一緒に表示することにより、これらの「クモの巣」や測定ポイントの助けを借りて2 つの色域の位置やサイズを比較できます。
表示
ダイアグラムの右で、色空間のさまざまな表示設定を定義できます。
•[基準データ]、[比較データ]:基準および比較データのデータ(点およびクモの巣)を表示するためのカラーを選択できます。デフォルトでは以下のカラーが設定されています:
·[基準データ]:Blue
·[比較データ]:Red
•[ドット]:測定ポイントの表示、非表示
表示されている小さな点は、テストチャートまたはテストストリップで測定されたすべてのパッチのカラー値(位置)です。
•緑の○は、各プロセスカラーに対するプロセス標準で許容範囲を示します。このグラフは、許容範囲に関するプロセスカラーの位置および色空間のサイズを表示します。
•[クモの巣]:クモの巣の表示、非表示
「クモの巣」は、テストチャートで選択したカラーパッチ(一
次色および二次色)を連結します。これにより、色域のサイ
ズを大まかに把握することができます。
[クモの巣]ボックスを選択解除すると、xy図には色域のアウトラインだけが表示されます。
•ログとして表示を印刷できます(印刷全般を参照)。