"担当者"タブでは、担当者の時間記録および数量記録を含むタイムシートを閲覧することができます。その際は過去12カ月までのシフトから選択できます。
生産からのフィードバック(JMFまたは独自フォーマット)を受信できない経営情報システム(MIS)を使用している顧客は検算や担当者別の実績証明書として検算の使用または"ペーパータイムシート"への記入が必要な場合しばしばMISのBDEターミナルを使用又はタイムシートに記入させます。このことはまた、すでに自動化された機械を用いる際にもあてはまります(例えば、印刷機を プリネクトCP2000センターと使用する場合)。
以上のケースではタイムシート機能で時間取得が容易かつ信頼性をもってできます。タイムシートに記載されている時間はシフト終了後に手動でBDEターミナル又は別の時間記録システムに入力することができます。
タイムシートの目的は、検算及び出力査定用の信頼できるデータベースとすることです。したがって、自動分析の実行前にデータの質をテストできます。
作業工程とそれに伴うタイムシート数の正確な記録のために、装置の環境設定で、オペレーション(BDEメッセージ)を作業工程に"マッピング"する必要があります。
つまり、自動又は手動で機械からフィードバックされるすべてのオペレーション(BDEメッセージ)に対して作業工程が作成され、割り当てられることが必要です。作業工程はオペレーション中止時にタイムシートで記録されます。タイムシートにあるどのオペレーションでどの作業手順をトリガするかを確認するために、オペレーションと作業工程に同じ名前を付けることを推奨します。
オペレーションおよび作業工程の"マッピング"は、オペレーションの設定時に"作業工程"領域で行われます。詳細は、新オペレーショングループ(コストタイプグループ)の作成をご参照ください。
"月"の選択リスト
ここでタイムシートに印刷された月を選択します。12カ月までが使用できます。"現在"を選択すると、最近の30シフトが表示されます。
"担当者"の選択リスト
ここでは、タイムシートに対して表示したい担当者を選択します。選択した期間でメッセージが記録されたすべての担当者が表示されます。
タイムシートを作成したいシフトを選択します。選択した期間で100シフトまで選べます。
•シフトとは?
シフトとは担当者が4時間以内でシステムからログオフした期間を指します。担当者がそれより長い時間でログオフすると、最後のログオフポイントがシフト終了として記録されます。