システム動作

一般的な注意事項

IconNote.jpg

注記:新しいジョブは原則的としてジョブ番号(JDF/JMFファイルに書かれてある番号)が、まだプリネクトプレスルームマネージャー/プリネクトインテグレーションマネージャーに入力されていない場合に限り、生成されます。

IconNote03260.jpg

注記:PPFインポートに対してはシーケンスを割り当てる入力ディレクトリ(ホットフォルダ)(PPF入力ディレクトリを参照)を定義します。この入力ディレクトリからインポートされたPPFファイルからなる用紙は、プリネクトプレスルームマネージャー/プリネクトインテグレーションマネージャーでこのシーケンスを使って処理されます。

IconDangerInjury.jpg

注意:既に割り当てられているシーケンスは、置き換えられません。ジョブに用紙が既にありシーケンスに割り当てられている場合、このシーケンスは保持されます。この点、今までのプリネクトプレスルームマネージャー/プリネクトインテグレーションマネージャーのバージョンとは違います。プリネクトプレスルームマネージャー/プリネクトインテグレーションマネージャーの旧バージョンでは、入力ディレクトリ(ホットフォルダ)のシーケンスが常に適用されました。

実際的な使用事例

何が始めにインポートされるか。

JDF->PPFファイルまたはPPF->JDFファイル

JDFとPPFファイルのジョブ番号と用紙名。

効果

JDFファイル->PPFファイル

ジョブ番号は一致

用紙名を持つ用紙がジョブに存在する

ジョブがJDFファイルによって作成されます。

PPFファイルがジョブに自動的に割り当てられます。

JDFファイル->PPFファイル

ジョブ番号は一致してない

用紙名を持つ用紙がジョブに存在する

ジョブがJDFファイルによって作成されます。

PPFファイルがJob Combinerメニューに一時的に保存されます。ジョブへの手動割り当てが必要です。手動割り当てはJob Combinerメニューで行います。

JDFファイル->PPFファイル

ジョブ番号は一致

用紙名を持つ用紙がジョブに存在しない

ジョブがJDFファイルによって作成されます。

例1:ケース1:PPFインポート構成で属性"新規用紙を登録"が有効なら、PPFファイルをジョブに自動割り当て。

例2:ケース2:PPFインポート構成で属性"新規用紙を登録"が無効なら、PPFファイルをジョブに手動割り当て。

割り当てはJob Combinerメニューで行われます。

JDFファイル->PPFファイル

同じPPFファイルを再度インポート

ジョブ番号は一致

用紙名を持つ用紙がジョブに存在する

ジョブがJDFファイルによって作成されます。

PPFファイルがジョブに自動的に割り当てられます。

例1:PPFインポート構成で属性"既存の用紙を置き換える"が無効なら、インポートされた2番目のPPFファイルをリジェクト。

例2:ケース2:PPFインポート構成で属性"既存の用紙を置き換える"が有効なら、インポートされてジョブに割り当てられた最初のPPFファイルを、2番目のPPFファイルで置換。

JDFファイル->PPFファイル

PPFファイルに多少の分版が含まれる

ジョブ番号は一致

用紙名を持つ用紙がジョブに存在する

ジョブがJDFファイルによって作成されます。

新しい分版を含むジョブにPPFファイルを自動で割り当てます。

JDFファイル->PPFファイル

別の用紙と用紙名を持つ他のPPFファイルをインポート

ジョブ番号は一致

用紙名を持つ用紙がジョブに存在しない

ジョブがJDFファイルによって作成されます。

自動的割り当て:1番目のPPFファイルをジョブに。

例1:PPFインポート構成で属性"新規用紙を登録"が有効なら、他のPPFファイルをジョブに自動割り当て。

例2:ケース2:PPFインポート構成で属性"新規用紙を登録"が無効なら、PPFファイルをジョブに手動割り当て。

割り当てはJob Combinerメニューで行われます。

PPFファイル->JDFファイル

PPFファイルに、JDFファイルよりも少ない/多い分版が含まれる

ジョブ番号は一致

用紙名を持つ用紙がジョブに存在する

PPFファイルがJob Combinerメニューに一時的に保存されます。

ジョブがJDFファイルによって作成されます。

一時保存されたPPFファイルを、ジョブに手動で割り当てる必要があります。

割り当てはJob Combinerメニューで行われます。

PPFファイル->JDFファイル

ジョブ番号は一致

用紙名を持つ用紙がジョブに存在する

JDF-PPFワークフローではPPFインポート構成で属性"PPFからのジョブ作成"が無効なので、PPFファイルはJob Combinerメニューで一時保存されます。

ジョブがJDFファイルによって作成されます。

一時保存されたPPFファイルを、ジョブに手動で割り当てる必要があります。

割り当てはJob Combinerメニューで行われます。

PPFファイル->JDFファイル

ジョブ番号は一致

用紙名を持つ用紙がジョブに存在しない

PPFファイルがJob Combinerメニューに一時的に保存されます。

ジョブがJDFファイルによって作成されます。

PPFファイル->JDFファイルなし

無関係です。

ジョブは作成されません。

JDF-PPFワークフローではPPFインポート構成で属性"PPFからのジョブ作成"が無効なので、PPFファイルはJob Combinerメニューで一時保存されます。

一時保存されたPPFファイルから手動で新規ジョブを作成する必要があります。

これはJob Combinerメニューで行います。