一般処理設定を定義

前述のように、印刷機をセットアップする際、"SheetfedPrinting"シーケンスとそれに対応したプロセスが自動的に生成されます。従って構成後すぐに作動でき、ジョブを実行して転送できます。したがって、新しい印刷機を組み立てる前に設置を行い、できるだけ編集する必要が少なくなるようにしてください。

手順

"サーバー"ペーン

"デフォルト値"ペーン

手順

1."管理>システム"ペーンに移ります。

2.プリネクトプレスルームマネジャーサーバー(サーバーのコンピュータ名)を強調表示します。

ppf_workflow03338.jpg

ppf_import_config_02.png

 

3."JDF 接続サービス"エリアにスクロールします。

4."PPFインポート"ペーンの"プロパティ"ボタンをクリックします。

PPF インポート構成ウィンドウが開きます。

ppf_workflow03339.jpg

ppf_import_config_03.png

 

5."一般"フォルダをダブルクリックします。

6."設定"サブフォルダをマークします。標準設定が表示されます。

その後表示されるのは、お客様のみが変更することのできるデフォルト値です。

"サーバー"ペーン

ppf_import_config_04.png

 

イメージディレクトリ

このディレクトリには、ジョブのサムネイルが保存されます。

内部データディレクトリ

この一時的ディレクトリには、PPFファイル処理でのデータ全てが保存されます。

"デフォルト値"ペーン

ppf_import_config_05.png

 

PPF入力ディレクトリ

プリプレスシステムで生成されたPPF/CIP3ファイルの、デフォルトパスをここで定義します。装置とシーケンス"SheetfedPrinting"を登録した後は自動生成されたプロセスにはシーケンス名が単に付加されます。

例:シーケンス名:SM74->入力ディレクトリ//HEIPC83008/PTConfig/PPFIn/SM74

例:シーケンス名:XL105_8_P5->ターゲットディレクトリ //HEIPC83008/PTConfig/PPFIn/XL105_8_P5

IconNote03340.jpg

注記:プリネクトプレスルームマネジャーサーバーに存在しない(外部コンピュータ)新しいパスを定義する場合、この外部コンピュータにユーザー"prinect"が、必要な権限を持って登録されていることに注意してください。また、このユーザーにパスが許可されていることにも注意してください。

PPFからのジョブ形式

PPFワークフローでは、オプションを有効化してください。そしてインポートされたPPF/CIP3ファイルから、新しいジョブが自動的に生成されます(システム動作を参照)。その他の場合、手動で作動する必要があります。JDF-PPFワークフローでは、このオプションは有効化しないでください。ジョブが JDFファイルで設定されてしまいます。

ディレクトリ名は大文字、小文字を区別する必要がありません。

必要なときに保守担当技術者によってのみ有効化させてください。

プロセス自動作成

装置の登録後自動的にそれに属するプロセスも登録したいときにこのオプションを有効化します。このオプションが無効化されていると、手動でプロセスを設定し、そしてシーケンスに割り当てなくてはなりません。

既存の用紙を置き換える

使用可能な用紙を置き換えない

同じジョブ番号と用紙名のある他のPPF/CIP3ファイルがインポートされると、既にインポートされたPPF/CIP3ファイルは補充されます。例えば、用紙 4/0 は既存の用紙 0/6 を置き換えるのではなく補完のみです。結果として用紙 4/6 となります。

既存の用紙を置き換える

同じジョブ番号と用紙名のある他のPPF/CIP3ファイルがインポートされると、既にインポートされたPPF/CIP3ファイルは完全に置き換えられます。例えば、用紙 4/0 が既存の用紙 0/6 を置き換えます。

使用可能な用紙の用紙ページを置き換える

この設定が関係するのは MIS ワークフローだけです。

MIS で計画されており、PPF からの色と一致しない色を削除する必要がある場合は、このオプションを有効にします。

例:MIS では用紙は CMYK + Silver で計画されています。プリプレスからインポートした PPF/CIP3 ファイルに含まれるのは CMYK だけです。この場合は、色"Silver"が削除されます。

用紙が削除されるまでの時間

インポートされ処理された用紙が、用紙リストから削除されるまでの待機時間をここで定義できます。JobCombiner(インポートされたPPFファイル)メニューの用紙リストがこれにより、見やすくなります。インポートされた用紙を用紙リストに残したい場合(例えばジョブを組み合わせたい場合)、ここに 0 m(月)、0 t(日)そして 0 h(時間)と入力します。

重複した用紙を削除

有効化されたオプション::同じ用紙がもう一度インポートされる場合は今までの用紙に上書きされます。

無効化されたオプション::もう一度インポートされた用紙が追加的に処理されます。これで用紙リストには同じ用紙があることになります。

カラーを定義

プレビューを該当するカラー分版で表示するために、プリネクトプレスルームマネージャーは、PPFファイルに含まれているスポットカラー定義のカラー値を必要とします。スポットカラーは"カラー定義"記号から手動で登録できます。

MAC のリソースファイルの許可

PPFファイルが MAC システムで生成される際、このオプションを有効化します。この場合に限り、PPFファイルが処理されます。

プロセスの自動削除

シーケンスを削除した後で属するプロセスも削除したい場合、このオプションを有効化します。

新規用紙を登録

有効:JDFまたはPPFファイルから新しいジョブが生成され、そして同じジョブ番号でも用紙名が違う新しいPPFファイル(新しい用紙)がインポートされると、既に設定されてあるジョブに新しい用紙が、自動的に割り当てられます。

明確にするため用紙"内部_3"から始めに新しいジョブが生成されます。

用紙"内部_4"は 新規用紙を登録オプションが有効化されている場合に限り、自動的に割り当てられます。このオプションが無効化されてある場合、用紙"内部_4"は、手動でジョブに割り当ててください。