再ジョブ
すでに処理されたジョブと同一又は類似するジョブの処理が必要な場合、これを新ジョブ番号で再ジョブとして処理することができます。即ち、再ジョブには処理済みジョブから特定のデータを割り当て可能です。これにより作業時間も材料も節約することができます。例えば1つの再ジョブに対して生産済みジョブから刷版及び印刷機の初期設定を適用することができます。
すでに生産されたジョブのデータによる再ジョブはワークローに対応して、プリネクトコックピットに自動で又は手動で作成可能です。
•親ジョブのデータはリピートジョブにどのように適用しますか?
•保存した機械プリセットは Cockpit 内のどこにありますか?
•リピートジョブはどのように作成しますか? また、親ジョブのデータはどのようにインポートしますか?
親ジョブのデータは次の 2 つの方法で適用できます:
•自動入力
親ジョブのデータを自動的に適用できるのは、マネージメントインフォメーションシステムと接続されており、Prinect Integration Manager での JDF インポートの対応する設定がある場合だけです。
•手動入力
·マネージメントインフォメーションシステムに接続していない場合は、親ジョブのデータは手動でリピートジョブに適用しなければなりません。
·マネージメントインフォメーションシステムに接続されており、親ジョブのデータを適用するかどうか、および、どのデータを適用するかをリピートジョブごとに個別に決定したい場合
親ジョブのデータを自動的に適用するためには、Prinect Integration Manager がジョブを自動的にリピートジョブとして"認識"しなければなりません。再ジョブであることに認識はプリネクトインテグレーションマネージャーがインポートされたジョブの一部であるべき"関連ジョブID"属性に基づいて行われます。
MIS は、ジョブを生成する際に、属性"Related JobId"をジョブに書き込まなければなりません。プリネクトプリナンスでは例えば再ジョブを既存ジョブのコピーにより生成することができます。
親ジョブのデータが適用されるかどうか、および、どのデータが適用されるかどうかは、Prinect Integration Manager 内の JDF インポートの設定によって異なります。印刷機の初期設定がプリネクトプレスルームマネージャーでは常に自動的に適用されるために、構成を次の図のように行う必要があります。"印刷プリセット"オプションも自動的に有効化されています。
原則的にはジョブごとにデータ適用を決定するのがよいです(手動適用)。
JDFインポートの構成に関する詳しい説明は経営情報システム(JDF)PPFワークフローをご参照ください。
マネージメントインフォメーションシステムが Prinect Integration Manager に接続されていない場合は、親ジョブのデータを手動で適用する必要があります。この場合にはまず再ジョブがプリネクトコックピットで生成されることが必要です。
マネージメントインフォメーションシステムと接続した場合は、リピートジョブが自動認識された場合でも、親ジョブのデータが適用されないように、Prinect Integration Manager の JDF インポートを設定することもできます。
これは、親ジョブのデータを適用するかどうか、および、どのデータを適用するかを、リピートジョブごとに個別に決定したい場合に役に立ちます。JDFインポートの構成に関する詳しい説明は"登録ジョブの変更"エントリをご参照ください。