"ジョブの変更"のレジスター

このレジスター内では、MIS 内で実施される ジョブの変更が、Prinect Managerへのインポートの際に引き継がれるのかを設定します。

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Prinect Manager は、MIS からの、すでに認識しているジョブの変更を、自動的に検知します。すでに作成されたジョブデータと、新しいジョブデータが比較されます。

"ジョブの変更"のレジスターで、MISのジョブ変更を自動で適用するかしないかを設定できます。

ジョブ変更に関する詳しい説明については MIS を使用してジョブを変更する の章を参照してください。

レジスターの上部の領域内の選択リストで、以下のオプションから選択できます。

変更を引き継がない

このオプションを選択すると、MIS からジョブの変更を引き継ぎません。従って、さらにオプションが挿入されることはありません。

変更の引き継ぎを設定する

これ移行の、すべてのオプションが表示され、使用可能になります。

すべての変更を引き継ぐ

すべての変更が、さらに設定することなく引き継がれます。

自動入力

計画時間

数量、色、または、ページ範囲を変更すると、計画時間も変わります。

計画された時刻を MIS から自動的に引き継ぐと、スケジューラーの時刻が上書きされます。計画された時刻を MIS から自動的に引き継がないと、場合によっては手動でスケジューラーを適合させなければなりません。

次のオプションから選ぶことができます:

なし

計画された時刻は引き継がれません。

納期

納期だけが MIS から引き継がれます。

詳細日程の計画

完全な詳細日程の計画が MIS から引き継がれます。

総数

量の変更は計画時刻につながっています。数量を取り込んで、計画時間を取り込まない場合は、計画時間が新たに計算されないので、スケジューラに偏差が生じます。

次のオプションから選ぶことができます:

なし

量は引き継がれません。

納品数

納品量だけが MIS から引き継がれます。

プロセス量

MIS プロセス内で定義された量すべてが引き継がれます。

"紙の使用可能性"のオプション

用紙有用性には、用紙を供給または使用できるかどうかが表示されます。原則として、原料に関するこの情報は MIS から送られ、計画のためにPrinect Manager に転送できます。

拡張されたジョブ変更

これらのオプションについては、以下のパラメーターを選択できます:

引き継ぎ

下記のオプションから選択することができます:

なし

データは引き継がれません。

手動

たとえば、印刷の前に関連する変更を行った場合には、ジョブの変更に関する注意がジョブリストと開かれたジョブに表示されます。変更が引き継がれる前に、操作員が承認しなければなりません。変更を承認する方法は、次のところに記載されています:ジョブ変更を手動で承認する/拒否する

自動

MIS データは自動的に引き継がれます。

たとえば、プレートの露光の前に関連する変更を行った場合、変更は自動的に引き継がれ、操作員の承認は必要ありません。その場合にも操作員が変更の情報を得るように、ジョブの変更に関する注意がジョブリストと開かれたジョブに表示されます。メッセージに"既読"と印を付けると、メッセージが非表示になります。変更を"既読"としてマークする方法は、次のところに記載されています:ジョブ変更に"既読"の印を付ける

プレートの露光の

下記のオプションから選択することができます:

開始まで

前に選んだ引き継ぎの規準は、プレートの露光の開始に関連します。

印刷

前に選んだ引き継ぎの規準は、印刷の開始に関連します。

用紙

ジョブ変更の設定によって、用紙の変更は一部半自動で機能します。すなわち、紙の変更は、変更後にレイアウトを Prinect Signa Station 内で開いて、Prinect Manager に引き継ぐと、初めて有効になります。

レイアウトと総ページ数

以下の、レイアウトとページサイズの MIS による変更によって、Prinect Manager 内でジョブが変更されます:

用紙リストを変更する(用紙の追加、名前の変更、および、削除)

ページサイズを変更する

折りタイプを変更する

言語バージョンを変更する

ページ数を変更する

レイアウトの変更はその他の変更と緊密に関係します。例えば、用紙を消去すると、レイアウトと処理が変更されます。

そのため、設定の際に、各変更項目を相互に調整しなければなりません。

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注意:MIS からのレイアウトの変更を承認できる場合は、手動で行ったレイアウト調整は適用の際に失われます。

これを避けるためには、レイアウトの変更を手動で行い、承認しない ことをお勧めします。

カラー

MIS からの色の変更は半自動で機能します。すなわち、変更を引き継いだ後、Cockpit 操作員はカラーを手動で変更しなければなりません。

処理

以下の変更によって、処理が変更されます:シーケンスと作業ステップの追加、名前の変更および削除。

処理はレイアウトと緊密に関係します。そのために、レイアウトの変更と作業の変更の設定を関連させて調整することをお勧めします。

機械

印刷機の変更は、半自動的にしか行えません。すなわち、変更を引き継いだ後、Cockpit 操作員は印刷機のシーケンス(SheetfedPrinting、PagePrint、ImposedPrint)を手動で適合させなければなりません。