追加作業工程の作成に関する手順
装置がすでに作成されており、さらに作業工程を追加したい場合(機械の新規ボタン)、以下の手順に従って操作します。
1.新規作業工程を作成します。
新規作業工程(BDEメッセージ)の作成 を参照。
2.装置にセントラルデバイスマネージャーで新規作業工程を割り当てます。
装置アシスタント を参照。
通常は、すでに必要な作業工程が作成されています(例:セットアップおよびプロダクション運転)。次の手順に従って追加の作業工程を作成します。
1."管理 > 装置構成 > 作業工程"メニューに移ります。
2."作成"をクリックします。
「作業工程」ダイアログが開きます。
3.新規作業工程に設定を行います。
名称
作業工程に名前を付けます。この名前は、オプション"略称"を無効にすると機械のボタン名として表示されるようになります。
略称
有効化でここに登録した名前が機械のボタン名として表示されます。この方法で別の名前を登録できます(例:長い名前)。
番号
番号は作業工程を判別しやすくします。すでにMISで作業工程を作成している場合、ここにMISからの作業工程番号を登録します(Prinect Business Managerの"レガシーID")。
時間のカテゴリと時間の種類
Analyze Pointの時間評価に時間のカテゴリと時間の種類を定義します。生産に費やした時間と生産に費やしていない時間を区別するためにこの時間評価が重要です。時間のカテゴリおよび時間の種類も参照。
ジョブ関連で選択可能な作業工程
選択の際、ジョブが開始された(ジョブ参照有りの)印刷機でのみ作業工程を取得可能です。
ジョブ関連なしで選択可能な作業工程
選択時、印刷機でジョブ関連なしでのみ作業工程を取得可能です。
作業工程は常に選択可能
選択時、印刷機でジョブ関連ありでもなしでも作業工程を取得可能です。
ジョブの状態
ジョブステータスを選択します。ボタン(BDE メッセージ)を確定した後に使用した作業工程のステータスが表示されます。
•InProgress(処理中)
作業工程が編集/実行されています。
•Cleanup(清掃)
作業工程は洗浄処理に表示されます。
•DoNotCare
作業工程の状態は変わりません。古いステータスをそのまま受け取ります。
•Stopped(停止)
作業工程の実行が停止されましたが、まだ、中断されていません。つまり、作業工程は後で引き続き実行できます。例えば、一時停止したり保守作業をした場合に、この状態になります。
•空の項目
ジョブ関連しない作業工程に関連する項目は空になります(Job-Info="Without")。例えば、機械オペレータのログイン、ログアウトに関係する場合など。
ジョブ状態の詳細
ここでは原則何も選択する必要はありません。"ジョブステータスの詳細"はいくつかの外部MISにのみ関連しています。
デバイスクラス
作業工程を使用するデバイスクラスをすべて有効化します。はじめは、CDMで装置の作成を選択可能です。
オペレーショングループ
作業工程にオペレーショングループを割り当てます。"作成"を介して、新しいグループを作成できます。詳細はオペレーショングループ(コストタイプグループ)を参照。
4."OK"をクリックします。
新しい作業工程が作成されました。これで、CMDの装置に割り当てられる必要がある印刷機で表示されます。装置アシスタント を参照。
ご自身で作成した作業工程のみ削除可能です。
1.これを行うには、"管理 > 装置構成 > 作業工程"メニューに移ります。
2.作業工程をマークします。
3.[削除]をクリックします。
この作業工程が割り当られている装置すべてが表示されます。"はい"を押すと、どの装置にも作業工程が表示されなくなります。