プリネクト マネジャーに登録されているユーザーの権限は、次のような権限グループの一つに所属していることによってのみ決定されます。
•管理者の権限を持つグループ
•パワーユーザー権限のあるグループ
•ユーザー又はオペレーター権限のあるグループ
•マルチユーザー権限を持つグループ
•アシスタント権限を持つグループ
•ゲスト権限を持つグループ
•見るだけの権限を持つグループ
•特殊権限を持つグループ:
·顧客アカウントマネージャー
·Packaging
·プリネクトモバイル
グループ権限は階層的ではありません。ユーザーは複数のグループに所属できます。割り当てられたグループの権限すべてが利用できます。
新権限グループは"HD-Gruppe"という名前であることが必要です。
1.新権限グループを作成するため、"新"ボタンをクリックします。
2."グループを作成する"ダイアログに、例えば"HD-Gruppe"と名前を入力します。
3.入力を"OK"で確定します。
その後新グループ"HD-Gruppe"は権限グループリストに表示されます。新グループはこの時点ではアクセス許可は何も割り当てられていません。
4.新グループに必要なアクセス許可を割り当ててください(グループのアクセス許可割り当てと取り消しを参照)。
1.グループのアクセス許可を設定するには、グループエントリをマークし(リストの"HDグループ"等)、"アクセス許可"ボタンをクリックします。"アクセス許可"ダイアログボックスが開きます:
ここでは、"アクセス許可"タブ ("アクセス許可"タブを参照)で定義されているすべてのアクセス許可をオプションとして提供されています。アクセス許可はここでもタブにテーマ別に分類されています。必要に応じ、マウスで"ドラッグ"してウィンドウのサイズを調整することができます。
"一般"タブには次のオプション(権限)等が提供されています:
·WEBアクセスこの権限でPrinect Portalへのフルアクセスができます。
·Prinect_API:この権限でPrinect APIユーザーインタフェースまたはAPIサービス(Applications Programmers Interface)へのログオンができます。
·コックピットの見開き:この権限でPrinect Cockpitを開いて表示することができます(コックピットは操作できません)。
·独自のダッシュボードを作成:この権限でPrinect Portalに独自のダッシュボードを作成および/または処理することができます。
·Prinect Cockpit:この権限でPrinect Cockpitへの自由なアクセスができます。
·ポータル管理者:この権限でPrinect Portalを管理者権限で管理することができます。
2.異なるタブで希望するオプションを選択してください。
注記:グループから特定のアクセス許可を取り消したい場合は、対応するオプションを無効にします。
3.[OK]をクリックして確定します。新規グループは選択した権限を有しています。
既存のグループのアクセス許可を変更したい場合は、対応するグループエントリをマークし、手順1から3の説明に従って行ってください。
新規作成のグループ"HDグループ"はまだユーザーに割り当てられません。つまり、ユーザーはこのグループに定義された権限の組み合わせを使用できません。
割り当ては、以下の手順で行います:
1.希望する権限グループをマークします(グループ名"列の"HD"グループ"等) (1)。
2."使用可能なユーザー"領域で、権限を割り当てたいユーザーをマークします(2)。
複数のユーザーを同時に選択できます。
3."追加"ボタン(3)を押すか、または希望するユーザーをダブルクリックします。
選択したユーザーが権限グループに割り当てられ、"メンバー:"領域に表示されます(3)
4."リセット"で割り付けを解除します。
5."保存"をクリックします(4)。
すべての設定は適用されます。
原則的に自分で作成したグループはすべて削除できます。
1.リストにある削除対象グループを選択します。
2."削除"ボタンをクリックします。
印刷工場での特定の工程—特に後処理(ポストプレス)—ではユーザーが複数装置に同時にログオンしてそこで例えば並列的にジョブを開始したり固有担当者名で登録されててフィードバックされるような操作を実行することが有意義又は必要です。同時に複数の装置にログオンが許可されているユーザーアカウントはプリネクト環境では"マルチユーザー"と呼ばれています。
プリネクトユーザー管理においてはマルチユーザーには"ポストプレスマルチユーザー"権限グループが指定されています。このグループに対してはまず最初にアクセス許可は初期設定されておらず、必要な権限を後から割り当てる必要があります(グループのアクセス許可割り当てと取り消しを参照)。
マルチユーザーとして作業する必要があるユーザーは、ユーザーに対応する権限グループ"PostPressMultiUser"に割り当てられることが必要です(ユーザーの権限グループへの割り当てを参照)。
マルチユーザーに対しては次の全体的条件が適用されます:
•プリネクトユーザーがマルチユーザーとして複数の装置にログオンしている場合、別のユーザーアカウントではプリネクトマネージャー又はプリネクトに接続されている装置には、マルチユーザーとしてログオンしているところからはすべて一度ログオンしてからでないとログオンすることはできません。
•マルチユーザーが休憩のためにログオフすると、ログオンしているすべての装置に適用されます。しかし、再度ログオンするとログオンする装置にしか適用されません。
•装置の追加の際は"マルチユーザー"オプションが有効化されなければなりません(ロールの割り当てを参照)。
•次の装置ダイアログではマルチユーザーに装置に再ログインしてもよいオペレーション(BDEメッセージ)が割り当てられる必要があります(オペレーションの割り当てを参照)。
•装置の追加に続きマルチユーザー—装置ダイアログでも—に再度"ポストプレスマルチユーザー"グループの割り当てが必要になります(ユーザーグループの割り当てを参照)。