注記:2018バージョン以降は、Prinect Managerの以前のバージョンと異なり、個々のアクセス許可はなく、グループのアクセス許可のみです。グループのアクセス許可割り当てと取り消し を参照。そのため、"アクセス許可"タブは個々のアクセス許可の概要表示のみ提供しています。
このタブに個々の権限が割り当てられたライセンス依存性及びグループとともにリストアップされています。様々なアクセス許可は以下の横タブに分類されています。
•[一般]、
•[顧客]、
•"ポータルサービス"、
•[ジョブ]、
•[機械]、
•[Prinect Cockpit]、
•[プリプレス]、
•[プレス]、
•[ポストプレス]、
•[デジタル]および
•[アナライズポイント]。
どの表題/タブが表示されるかは、インストールされたプリネクトマネジャーによります。5つのタブのユーザーインタフェースは同一です。次に、ユーザーインタフェースについて説明します。
•"アクセス許可"列:すべてのアクセス許可がリストアップされます。"緑色の点"で、Cockpit に登録されているユーザーに該当する権限が付与されているかどうかが表示されます。
•"ライセンス"列:多くのアクセス許可にはそれぞれラインセンスが必要です。ユーザーがプリネクトマネジャーに持つ権利で登録する場合、そのユーザーがライセンス・サーバーに持つ権利の全てにライセンスが要求されます。"緑色の点"は、ライセンスサーバーで必要な該当するライセンスが要求されたかどうかを表します。
·入力なし:このアクセス許可はライセンス不要です。
·"浮動":このアクセス許可は、同時に Prinect Manager にログインできるユーザーの特定数に対して付与されます。どのコックピットにどのユーザーがログオンするかはこれはアプリケーションが同じライセンスーバーを使用している限り浮動ライセンスの場合無関係です。あるユーザーがログオフすると、浮動ライセンスは別のユーザーが利用できるようになります。
·"空きなし":このプロパティは"赤色の X"で表示されます。これは、浮動ライセンス用に許可されている同時に使用できるユーザー数に到達したことを意味します。該当するアクセス許可は別のユーザーがログオフしてから次のユーザーに付与されることができるようになります。
•"許可"列:このアクセス許可を持っているすべてのユーザーとグループが表示されます。
Prinect Managerの2018バージョン以降は、アクセス許可がマスターデータメモリー(MDS)で完全に管理され、直接アクセス許可はなく、グループのアクセス許可のみです。そのため、Prinect Managerのアクセス許可はPrinect Portalでも利用できます。以前のPrinect Managerバージョンがアップデートされた場合、これまでに定義されたアクセス許可はマスターデータメモリーに適用されます。これにより、コンフリクトが生じることがあります(負のアクセス許可または直接のアクセス許可)。その場合、マスターデータメモリーには適用されず、対応するシステムメッセージが生成されます。その後、これまでのアクセス許可で引き続き問題なく処理することができます。
このようなコンフリクトは移行アシスタントでも整理することができます。コンフリクトがある場合は、"アクセス許可"タブに"移行アシスタント"ボタンが表示されます。移行アシスタントが開始すると、アクセス許可がチェックされ、問題とその問題の解決に必要なステップが表示されます。"適用"でステップが実行されます。
移行アシスタントが問題をこれ以上検知しない場合は、Prinect Managerの次回のシステムスタート(Prinect Maintenance CenterのSupervisorで再起動)でアクセス許可が有効になるように、アクセス許可が準備されます。その場合、"移行アシスタント"ボタンは表示されません。Prinect Managerのアクセス許可に加え、Prinect Portalのアクセス許可(通常はマスターデータメモリーで管理)がコックピットに表示されます。
マスターデータメモリーに含まれるアクセス許可は、選択的にPrinect CockpitまたはPrinect Portal("権限グループ"タブ)で管理することができます。