Polar 切断機を接続する

Polar 裁断機では、Polar CompuCut 用のプリセットデータを作成できます。裁断プログラム用のプリセットデータは、実際の裁断作業工程の前に使用できます。

重要なヒント

Polar CompuCut 用のプリセットデータを生成する際には、次に注意してください:

ライセンス"PPF Output – Postpress"が必要です。

このライセンスを使って、プリセットデータをスタンドアロン型 Prinect Pressroom Manager で生成することもできます。そのためには、インポートしたプリプレス PPF に裁断データが含まれていなければなりません。

1 つの裁断作業工程が作成されていなければなりません。

プリセットデータは裁断作業工程のベースに基づいて作成します。プロセスネットワーク内にシーケンス"SheetFinishing"が作成されていなければなりません。

このシーケンスで、裁断機が割り当てられている裁断プロセスが選択されていなければなりません。選択した裁断機用に PPF オプションが有効でなければなりません。

このシーケンスは MIS で生成するか、または、処理内で手動で作成できます。

Polar 切断機のための接続の概要

Polar CompuCut 用のプリセットデータの生成機能は 3 つの接続方法で使用できます。

データターミナル

直接機械とデータターミナルを接続

装置オフライン

connecting_machines01736.jpg

cutting_device_01.png

 

接続 裁断機"データ"ターミナル

connecting_machines01737.jpg

 

このワークフローにおいては事前設定データがプリネクトインテグレーションマネージャーにより生成され、いわゆるホットフォルダを使用してソフトウェアポーラーCompuCutのために準備されます。

データの提供は"SheetfedPrinting"シーケンスの間実行されている"AutoPreset"の後に行われます。

次の断裁作業工程のための運転データを取得するために、Polar 断裁機に加えて、データターミナルがセットアップされています。データターミナルのインストール及び構成についてはデータターミナルを接続するをご参照ください。

"装置直でデータターミナル"断裁機接続

connecting_machines01740.jpg

 

このワークフローにおいては事前設定データがプリネクトインテグレーションマネージャーにより生成され、いわゆるホットフォルダを使用してソフトウェアポーラーCompuCutのために準備されます。

データの提供は"SheetfedPrinting"シーケンスの間実行されている"AutoPreset"の後に行われます。

この次の断裁工程のための動作データを取得するため、さらにデータターミナルがポーラー"断裁機"に統合されています。データターミナルのインストール及び構成についてはデータターミナルを接続するをご参照ください。

断裁機接続"装置オフライン"

connecting_machines01743.jpg

 

このワークフローでは"データターミナル装置直"による接続と同様、プリネクトインテグレーションマネージャーの事前設定データが生成され、いわゆるホットフォルダによりソフトウェアポーラーCompuCutのために準備されています。

データの提供は"SheetfedPrinting"シーケンスの間実行されている"AutoPreset"の後に行われます。

これにより断裁工程が完了されており、動作データの取得は行われていません。

ポーラーCompuCut用のPPFオプション

ppf-options.png

 

出力ディレクトリ

裁断機をセットアップする際には、プリセットデータの出力用にいわゆるホットフォルダを設定しなければなりません。ここでソフトウェアポーラーCompuCut用データが作成され、このデータを用いて断裁機用の断裁プログラムが作成されています。

出力ディレクトリ(ホットフォルダ)としては通常設定されているディレクトリを使用すべきです。例外的な事情がある場合のみこれを変更するようにしてください。

出力プロトコル

JDF
このプロトコルを介してPPF形式のプリセットデータと追加断裁用紙のプレビューイメージがCompuCutに転送されます。このプロトコルはPrinectバージョン2016以降とCompuCutバージョン5.0.6以降からサポートされます。以前のすべてのバージョンのためにプロトコル"CIP3-PPF"を選択してください。

CIP3-PPF
このプロトコルを介してPPF形式のプリセットデータがCompuCutに転送されます。

属性規則

PPFファイルの名前の作成のために、事前に定義した名前のルールを選択できます。名前ルールの作成方法は新規属性規則の作成に説明されています。

削除規則

より全体が見やすくなり不要なデータのオーバーフローを無くすために、作成されたPPF-ファイルの削除規則を定義すべきです。この規則に基づいてファイルが自動的に出力ディレクトリから削除されます。

接続方法"データターミナルを機械と直接"を使用する場合は、データターミナルで裁断作業工程が終了すると、PPF ファイルは消去されます。