データターミナルを JDF 印刷機に接続する

Heidelberg ではすべての印刷機メーカーに、印刷機を Prinect  に接続するための、JDF/JMF ベースのインターフェースを提供しています。お使いの印刷機がこのインターフェースを備えていれば、オンラインで接続できます。この接続タイプの説明については、 データターミナルを JDF 印刷機に(他のメーカーのオンライン接続)も参照してください。

JDF/JMF インターフェースを持つ印刷機を接続するためには、次のようにします:

1.プリネクトコックピットを起動します。

2."管理 > システム"メニューに移動して、Prinect Manager をインストールしたコンピューターをマークしてください。

3."CDM"エンジンを選択します。

4.コンテキストメニューで、"装置を追加"の項目を選択してください。

device_config_1101746.png

 

装置アシスタントが開きます:

5."データターミナルを JDF 印刷機に"接続を選択してください。

connecting_machines01747.jpg

device_config_jdf_01.png

 

6.それからのすべての設定を、"JDF 印刷機の構成"のステップの前まで実施してください。そのためには次をご参照ください:

·全般的な装置構成

·オペレーショングループの割り当て

·オペレーションの割り当て

·ユーザーグループの割り当て

·バリアントを作成

7."JDF 印刷機の構成"のステップで、お使いの印刷機のための設定を実施してください。

connecting_machines01748.jpg

device_config_jdf_02.png

 

(1)"ベンダー"

JDF/JMF インターフェースでは、印刷機は CIP4 規準に従って通信します。この設定は標準に従って選択されていて、変更できません。

(2)"ネットワークアドレス"

ネットワーク内で、印刷機にアクセスできる名前もしくは IP アドレスを記入してください。

(3)"ポート"

印刷機にアクセスできるポートを記入してください。

(4)サービス名(必要な場合)

いくつかの印刷機には、さらにサービス名経由でアプローチします。その場合には、ここにサービス名を記入してください。

(5)"JDF URL"

ネットワークアドレス、ポートおよびサービス名から、自動的に JDF URL が構築され、それ経由で印刷機と Prinect が互いに通信します。

(6)"継続に自動切換え"

このオプションで、準備と生産(継続)の切り替え方法を設定します。以下の適用方法があります:

手動の切り替え
印刷機の操作員が準備と生産を切り替えるために、データターミナルで BDE メッセージを押します。この適用方法では、"継続に自動切換え"オプションを無効にします。

connecting_machines01749.jpg

device_config_jdf_03.png

 

印刷機による切り替え
装置の状態を評価して、印刷機で自動的に切り換えます。印刷機がすべて、この機能を備えているわけではありません。分からない場合には、印刷機のメーカーにお問い合わせください。
この適用方法では、以下のようにオプションを設定してください:

connecting_machines01750.jpg

device_config_jdf_04.png

 

·"継続に自動切換え"オプションを有効にする

·"印刷機"オプションを有効にする

·実行 / 継続のための操作(BDE メッセージ)を選択する

Prinect による切り替え
Prinect によって自動的に切り換えられます(カウンターボックスと同様)そのために、フィードバックされた印刷機の量を評価して、印刷機の速度を計算します。定義されている量と速度の最小値に達すると、自動的に実行 / 継続に切り替わります。
この適用方法では、以下のようにオプションを設定してください:

connecting_machines01751.jpg

device_config_jdf_05.png

 

·"継続に自動切換え"オプションを有効にする

·"Prinect"オプションを有効にする

·実行 / 継続のための操作(BDE メッセージ)を選択する

·継続のための、量と速度の最小値を定義する

8."次へ"をクリックします。

9."要約"のステップで設定してください。
デバイスウィザード - 要約 を参照。

10."完了"をクリックします。

これで、JDF/JMF インターフェースを持つ作業続行用印刷機の設置を完了しました。