プライバシーポリシーインプリント | Prinect Know How | Prinect Release NotesLogo HEIDELBERG

"面付け"オプション

"面付け"オプションで、PDF出力の形式を定義します。例えばさまざまなドキュメントに内容を分割、ターゲットの寸法などです。

"PDF出力"エリア

IconNote注記:このエリアには操作不可能なオプション(グレーアウト)がいくつかあります。以下の説明では、操作可能なオプションについて説明します。

"PDF出力"リストボックス

このリストボックスでは以下の出力オプションから選択できます:

"別ファイルに表と裏"

このオプションを有効化すると、処理されたすべての用紙の表面と裏面に対して、それぞれ別のPDFファイルが作成されます。

"一つのファイルに表と裏"

このオプションを有効化すると、すべての用紙で、表と裏に対してそれぞれ1つの共通のPDFファイルが作成されます。

"一つのファイルにすべてのレイアウト"

このオプションを有効化すると、レイアウト全体が1つのPDFファイルに保存されます。

IconNote注記:作成したPDFドキュメントをCIP3ワークフローで使用する場合は、"1つのファイルに表と裏"オプションを有効にしてください。

リストボックス"用紙全体"

この設定を使用すると、出力ファイルには、ページ以外にパンチやマークなどの付随するパラメータも加えた"用紙全体"が含まれます。また、すべての表面と裏面も出力ファイルに含まれ、"8アップのレイアウト"に例えば16ページが存在することになります。

"紙の範囲で用紙をカット"オプション

このオプションを有効化すると、作成されるPDFドキュメントのサイズが、仕上がりサイズ枠(TrimBox)の範囲に制限されます。

"ターゲットフォーマット"オプション

このオプションでは、出力用の用紙サイズを定義します。用紙サイズは、サイズ名称(例"A4")または該当の標準サイズ(幅x高さ)を選択した単位で(例21.0 x 29.7 cm)、選択できます。単位を変更すると、サイズは自動的に適応されます。

選択肢にないフォーマットサイズが必要な場合は、ページ寸法のフィールドに手動で希望する寸法を入力してください。タブキーを押すなどして入力フォーカスを変更する場合は、フォーマット名のリストボックスの項目が"特殊なサイズ"に切り替わります。

スケーリングまたは調整に使うリストボックスで、次のような設定を選択できます。

縮尺

ドキュメントのページはターゲット寸法に順応され、ターゲット寸法のサイズにスケーリングされます。ターゲット寸法のページサイズが、元のページサイズに対応してない場合、歪んでしまうこともあります。

比例スケール

ドキュメントページはターゲット寸法に順応されるので、ページサイズを保ちながら比例的に、ターゲット寸法のサイズにスケールされます。"調整"そして"表面/裏面ずれ"パラメータを使い、ターゲットドキュメントでのドキュメント位置を定義できます。

調整

ドキュメントのページはスケールされないで、元のサイズでターゲットドキュメントに位置されます。"調整"そして"表面/裏面ずれ"パラメータを使い、ターゲットドキュメントでのドキュメント位置を定義できます。

"調整"パラメータでドキュメントページがターゲットフォーマットで位置決めされる方法を指定してください:左/下、中央、右/上。

表面/裏面ずれの値を使い、表面または裏面ページに垂直そして水平方向でのずれをターゲット寸法で定義できます。ここで関連しているのはターゲット寸法の左、下の角です。つまり0.0 x 0.0という値は、左、下の角での位置を決めます。

"ドンテン用に裏を180°回転"オプション

このオプションは、"PDF出力"エリアで"1つのファイルに表と裏"オプションまたは"レイアウト全体"オプションを有効化した場合のみ有効にできます。"ドンテン用に裏を180°回転"オプションを有効にすると、裏面が180°回転されます。

"PDFコメントとしてレポートを追加"オプション

このオプションを有効化すると"SendBookletPDF"シーケンスの全設定のリストが、処理されるドキュメントにPDFコメントとして追加されます。

"レイヤーに透過が含まれる場合"パラメータ

この設定を使用すると、編集したドキュメントに透過を含むレイヤーが生じるジョブ処理の対処方法を指定できます。透過が起きる場合は、プルーフ出力と最終出力(イメージセッタ ー> 印刷機)の間で相違が生じる可能性があります。

リストボックスでは以下の設定から選択できます。

b_cancel_small

エラーでキャンセル:

ドキュメントの処理がエラーメッセージによってキャンセルされます。

b_warn_small

続行、警告あり:

処理は続行され、警告メッセージが出力されます。

b_ignore_small

無視して続行:

メッセージなしに処理は続行されます。チェック基準は無視されます。"無視"が選択されていると既存の、追加された設定は使えなくなります。

パラメータ"ファイルごとの最大サイズ"

このパラメータでは、電子メールに添付するファイルの最大サイズを定義します。この最大サイズを超える場合に"警告"ルールが設定されていると、"SendBookletPDF"で作成されたPDFファイルは、定義したサイズを超えない複数のファイルに分割されます。分割された部分ファイルは、それぞれ別の電子メールに添付されます。最大ファイルサイズを決める際には、送信先である顧客に、使用しているメールサーバーで受信可能な最大の添付ファイルサイズを確認してください。

標準的な承認で作業する場合、ファイルは電子メールとして添付されるため、最大ファイルサイズを指定することを推奨します。

IconNote注記:Prinect Portal Servicesで作業する場合は、最大ファイルサイズを設定しないでください。リストボックス"最大サイズを超えた場合"では、"無視する"を選択してください。ファイルサイズが非常に大きい場合を除いて、Portal Servicesワークフローでは、ドキュメントファイルの分割は望ましくありません。分割すると、承認手続きが複雑になります。また、結合されたPDFファイルはFTPサーバーに保存されるため、ファイルサイズを制限する必要もありません。顧客には、FTPサーバー上にあるファイルのURLのみを電子メールで連絡します。

リストボックス"最大サイズを超えた場合"

最大サイズをオーバーすると、それぞれのファイルが分割されます。ページに大きなイメージが使用されている場合など、ここで最大サイズよりも小さくすることが不可能な場合も、次の規則に従ってエラーが発生します。

b_cancel_small

エラーでキャンセル:

ジョブはキャンセルされ、エラーメッセージが表示されます。設定した最大サイズを超える場合は、常にキャンセルされます。

b_warn_small

続行、警告あり:

最大サイズを超える場合、作成されたドキュメントが分割されます。警告メッセージが表示されます。

サイズが大きい高解像度のイメージを含むページは、設定されている最大サイズを超える可能性があります。この場合、ファイルが作成されて警告発生後も処理が続行されるか、またはエラーを発生して処理がキャンセルされるかのどちらかになります。

b_ignore_small

無視して続行:

最大ファイルサイズをチェックしません。すべてのドキュメントが、ファイルサイズを考慮せずに処理されます。

ファイルごとに電子メールが1通送信されます。以下の事項を順守してください。添付ファイルのサイズが受信側のメールサーバーが許容するサイズより大きい場合、受信側のメールサービスによって電子メールの伝達がキャンセルされます。

"承認フォーム"オプション

顧客が、送信されたドキュメントのチェックに関するコメントを、所定の形式でPrinect Cockpitのオペレータに送ることができるように、すべての電子メールに特定の"承認フォーム"がPDFドキュメントとして添付されます。このフォームに必要事項を記入して、プリネクトシステムのメールサービスに返送してください。付属ドキュメントを"Abnahmeformular.pdf"(ドイツ語)、"AcceptanceForm.pdf"(英語)、または独自のテキストドキュメントから選択します。"参照"をクリックしてドキュメントを開くことができます。

プライバシーポリシーインプリント | Prinect Know How | Prinect Release Notes