"面付けスキームを承認"オプション

このオプションを有効化すると、"ImpositionProof"シーケンスの承認手続きが有効になります。

承認手続きでは、プリネクトワークフローで処理されたページや用紙（面付けスキーム）が、まずお客様や Prinect Cockpit のオペレータに"承認"されているかどうか確認できます。これは生産で使用できるようにするために必要です。生産可能かどうかは、"承認状態"によって決まります。この際顧客の確認を前提とする顧客承認と、Prinect Cockpitのオペレータに定義される生産承認と、区別されます。生産承認は、オペレータが顧客との協議に基づいて行うこともできます。

"生産承認は自動的に顧客承認に従う"オプション

このオプションを有効にすると、お客様が承認して対応する状態になると、処理済みの面付けスキームは自動的に生産で使用できるようになります。つまり、"生産承認 OK"の状態になります。

通常、手動顧客承認は以下のように行われます。

​1.​プルーフドキュメントが出力され、顧客に評価してもらうために送信されます。十分な品質でプルーフを出力できる装置を顧客が持っている場合、出力および評価用にプルーフPDF ドキュメントも電子メールで送信できます。

​2.​顧客がチェックの結果を電話または電子メールで、Prinect Cockpitのオペレータに連絡します。それにより、ユーザーは顧客承認状態を設定し、承認されたドキュメントを使用して生産を続行します。生産承認によって、生産工程の品質を最も高いレベルで確保することができます。例えば"ImpositionProof"シーケンスにおいて生産承認が有効になっている場合、処理中にこのシーケンスが停止されます。停止したところで、プルーフデータが確認されます。生産工程を再開するには、Prinect Cockpitのオペレータが生産承認状態を"承認済"に設定しなければなりません。

電子メールによる自動通知を使用した顧客承認("リモート承認")

生産承認と手動顧客承認の機能の他に、プリネクトワークフローには、プルーフデータ（通常はページまたは様式プルーフドキュメント）をPDFファイルとしてコックピットユーザーインタフェースから、直接に顧客に電子メールで送信する機能も用意されています。Color Carver Engineを使い、カラーが固定した校正出力にドキュメントを準備できます。