ドキュメントモンタージュ

左に示すアイコンをクリックするか、メニューで［プラグイン > Prinect > ドキュメントモンタージュ］を選択して、[ドキュメントモンタージュ]を開きます。

ドキュメントモンタージュによって、PDFファイルを結合し、インデックスシートで区切り、空白ページを挿入することができます。

このテーマに関するビデオがあります：ドキュメントモンタージュ - はじめに。

すべてのビデオチュートリアルの概要：Prinect Video Tutorials PDF Toolbox。

このビデオは、印刷ワークフローの一部としてのドキュメントの組み立てを示しています：取扱説明書をオフラインのジョブ準備で印刷する。

手順

1.結合するファイルをドラッグ＆ドロップでテーブル（3）に追加するか、または［追加］ボタンをクリックします。
お気に入り領域（1）でもファイルを選択できます：

·個々のページまたはファイル全体を選択し、緑色のプラスボタンをクリックして、ファイルをプレビュー領域（2）に移動します。ここに、作成するファイルに含めるすべてのページが表示されます。

2.テーブル（3）に、含まれるすべてのPDFファイルのプロパティが表示されます。ここで、ページ選択の変更や、分離シートおよび空白シートの追加が可能です。

(3).矢印ボタン（4）で、ドキュメントの順番を変更します。

(4).必要なら、［保存］ボタンで現在の設定を保存します。

5.［作成］ボタン（5）をクリックし、新しいPDFファイルを作成します。

6.ドキュメントモンタージュを閉じ、新規ファイルを保存します。

注記：新規ファイル作成時には、ファイルに含まれるドキュメントモンタージュのパラメータもすべて保存されます。ドキュメントモンタージュでファイルを再度開くと、保存直前と同じように表示されます。

保存場所に存在しない章には、白いページと赤色のクエスチョンマークが示されます。

概要

お気に入り領域（1）

ここに、ドキュメントモンタージュの開始時にAcrobatで開かれていた、すべてのドキュメントが表示されます。ファイルを追加するには、その保存場所を開き、ファイルをドラッグ＆ドロップでこの領域に移動します。頻繁に使用するファイルは、お気に入りフォルダに置きます。

ドキュメントを選択して、緑色のプラスボタンをクリックし、テーブル（3）およびプレビュー領域（2）に追加します。ページを個別に選択することもできます。複数のページを選択する場合は、「Ctrl」キーを押しながら選択します。

	このボタンでドキュメントをお気に入りに追加します。独自のロゴなど、頻繁に使用するページの場合に便利です。
	このボタンでドキュメントを追加したり、選択したドキュメントを再び削除したりできます（「開いているファイル」フォルダ内のファイル以外）。
	このボタンで、ドキュメントをプレビュー領域（2）に追加します。

プレビューエリア[2]

ここに、新しいPDFに含めるすべてのページが表示されます。ドキュメントがそれぞれ、独自の「章」になります。個々のページのコンテキストメニューで、様々な設定を行うことができます：

•選択
選択したページだけがプレビュー領域に残り、他のページは削除されます。

•削除
選択したページが、プレビュー領域から削除されます。

•分割
この位置で章を分割します。このページが、新しい章の最初のページになります。テーブルで行われたすべての設定（ページ範囲を除く）が、新しい章に適用されます。

•回転 +90° / 180° / -90°
ページを指定された角度だけ回転します。

•用紙
ここで、ページごとに異なる紙質を設定できます。インデックスシートと間紙は、用紙の種類で提供することもできます。インデックスシートの用紙を選択した場合、その用紙はドキュメントのすべてのインデックスシートに適用されます。
割り当てられている用紙は、ツールチップとして表示されます。この情報はDigital Print Managerに転送され、適切な素材を選択するのに役立ちます。
用紙を参照。

•空白ページを後置［それぞれ、新しい章の最後のページのみ］
例えばメモスペース用に、章の最後に空白ページを挿入します。

章で行った変更を元に戻すには、ファイル名を右クリックし、［元に戻す］を選択します。ここで、ページ順序を逆にして、章の全ページを一括で逆にすることができます。

詳細テーブル（3）

このテーブルに、各章の詳細が表示されます。ここで、ページ選択や分離シート、空白ページの設定を行うことができます。

［テキスト（レジスタ）］および［紙］のカラムは、テーブルのタイトルバーを右クリックし、コンテキストメニューのチェックマークを外すことによって、非表示にできます。

•ファイル名［編集不可］
オリジナルPDFの名前。ファイルを交換するには、三点ボタンを使用します。

•ページ［編集不可］
オリジナルPDF全体のページ数。

•サイズ［編集不可］
PDFのサイズ寸法単位は下のリストボックスで設定できます。ファイルのサイズが統一されていない場合は、赤色で表示されます。

•選択
ここで、ページ数を「偶数」または「奇数」に制限できます。

•範囲
ページ範囲を設定します。個々のページ（「8, 12」など）または範囲（「2-5」など）を入力できます。

•両面[両面レイアウトのみ]
この章のページを両面印刷するか設定します。「いいえ」を選択すると、各ページの後に自動で空白ページが挿入されます。

•偶数
章を偶数のページ数で構成するか、設定します。「はい」を選択すると、ページ数が奇数の章の最後に、空白ページが挿入されます。

•開始シート
章の最初のページの前に、インデックスシートまたは間紙を挿入できます。これは、Prinectデジタル印刷でのみ有効です。
インデックスシートを挿入する場合、次のカラムでそのテキストを定義できます。

•テキスト（インデックス）
インデックスシートを挿入したら、このカラムにそのテキストを入力できます（Prinectデジタル印刷でのみ有効）。
ドキュメントモンタージュで、このテキストが分離シートのツールチップとして表示されます。テキストは結果ドキュメントに保存され、後からデジタル出力に転送されます。

•空白ページ
章に追加する空白ページの数を指定します。

•間紙
章に追加する間紙の数を指定します。空白ページと異なり、間紙とインデックスシートにはページ番号がありません。

•用紙
ドキュメント全体の紙質を変更できます。用紙を参照。

注記：分離シートとコメントは、HeidelbergのPrinectデジタル印刷でのみ有効です。これらはワークフロー内で再び読み取られる内部データにすぎず、生成された出力ドキュメントではページとして存在しません。

操作セクション

		オンラインヘルプを開きます。

		このボタンで、1つの章を別のPDFに置き換えます。テーブルで行った設定は、新しいPDFにも適用されます。新規PDFファイルのページが元のものより多い場合、一部のページは適用されません（必要なら［範囲］で設定を変更します）。
		これら4つのボタンで、各章の順番を変更できます。
		寸法の単位を選択します。 mm、cm、pt、inchが選択可能です。
レイアウト		このボタンを使用すると、ドキュメント全体のレイアウトが両面（ファイン印刷とリバース印刷）と片面の間で切り替わります。この情報は、検証のためにDigital Print Managerに転送されます。
		両面両面レイアウトの場合、各章のデフォルトのページ数は均等であり、章が後ろから開始されません。つまり必要に応じて、最後に空白ページが追加されます。個々の章は、表を使用して片面レイアウトに変換できます。次に、再印刷用の空白ページが各ページの後ろに挿入されます。
		片面片面のレイアウトでは、両面に個別の章を印刷することはできません。したがって、「両面」列はテーブルでは使用できません。空白ページは挿入されません。