テーブル[5]
このテーブルでは、PDF文書にあるすべてのカラー分版が[カラー]列に表示されます。[レイヤー]列では、どのエフェクトが割り当てられているかを見ることができます。エフェクトを右クリックすると変更することができます。あるいはリストボックス[7]を使用することもできます。
チェックマークをいれたり外したりして、レイヤーがビューに表示されるかされないか選択することができます。
カラー分版をテーブルで表示する順番によって、塗布する順序が決まります。上の方にあるカラー分版が、まず印刷されます。ここでは、たいてい印刷カラーになっています。それから、ニスなどのエフェクトが続きます。下の方にあるレイヤーは最後に塗布され、ビューでは他のすべてのレイヤーに優先されます。
順序は以下のボタンで変更することができます。
これによって、テーブルのカラー分版の順序を変更します。希望するカラーをマークし、ボタンを使って上下に動かします。
左から右に向って、次のような意味になります。「いちばん上まで」、「上に向って一行」、「下に向って一行」、「いちばん下まで」。
エフェクトのリストボックス [7]
エフェクトを割り当てるカラー分版をマークして、これらの両方のリストからエフェクトを選択して下さい。最初のリストでは、まずエフェクトのタイプを選択します。
•カラー印刷
この分版にエフェクトは含まれず、印刷カラーとしてマテリアルに印刷されます。
•モノクロ印刷
カラーは不透明で表示されます。カラーフィールドをクリックすると、表示用に別の色を設定することができます。
•ニス
この分版は、ニスジョブに対応します。2つ目のリストボックスで、光沢を選択できます。「光沢ニス」、「つや消しニス」、「シルクつや消しラック」。
•特殊なカラー
この分版は、メタリックに輝いたりネオンの光を発するなどの特殊なエフェクトを含む色を塗布します。「ネオンカラー」にするには、[プロパティ]タブでカラーを設定できます。
•フィルム
この分版は、光沢フィルムで覆われています。ライトな表面構造を含んでいるか、とてもつやがあり反射するようになっていることがあります([フラットフィルム])。[フラットフィルム]と[カラーフラットフィルム]にするには、[プロパティ]タブでカラーを設定できます。
•エンボス
エンボスはビューでは3Dで見ることができます。浮きだしにするか([エンボス])空押し([デボス]が可能です。
•点字
このエフェクトを使うと、薬の包装などで点字が3Dで見えるようになります。
•無視
この分版はプレビューで表示されません。
凹凸
[エンボス]エフェクトでは、デボスの凹みやエンボスの高さを設定できます。設定には単位を選択するか、入力フィールドに数値を入力するかスライダーを使ってください。
材料
マテリアルのセクションでは、被印刷物をどのようにヴィジュアル化するのかを決定します。予め定義されているマテリアルのリストから選択し、厚みを決定します。
グループ
マテリアルタイプを選択します。選択肢:
•折りたたみ板紙
•段ボール
•ハニカムボード
•プラスチックフィルム
様々な表面
•プラダンボード
様々なカラーバリエーションの溝付きプラスチック
名前
マテリアルの正確な名前を設定して下さい。選択したマテリアルグループによって、選択肢は変わってきます。
厚さ
ここではマテリアルの厚みが表示されます。
仕上げ
このセクションでは、印刷後に紙に適用する仕上げを追加で設定することができます。
バックグラウンド
破線つきか破線なしの白線もしくはコールドフォイルを背景として設定できます。
ラミネート
マテリアル全体にわたって シルクマットあるいは光沢ラミナートが可能です。
周囲
反射イメージ
ここでは、表面上に反射される[空間画像]を変更できます。点が3つ示されるボタンをクリックし、イメージファイルを選択します。球面撮影が理想です。