Trap Editorによるカラーマッチング

PDF Toolbox にはいくつかのカラーマッチング機能があり、それを使用すると、トラッピングしたいページに適した色をのせることができます。カラーマッチングプロセスでは、CMYK
以外の色 (RGB 、Lab、その他の校正カラー) は全て、CMYK
色空間にある色とマッチングされます。その際、スポットカラーは除外されます。この ICC ベースのカラーマッチングは、ページのデータが読み込ま
れる前に、自動的に行われます。

PDF Toolbox のインストール中にディレクトリが作成されます:

Windows 7以上:「C:\ProgrammData\Heidelberg\PDFToolbox\ICCProfiles...」にあります。

Macintosh では、「全てのユーザー\Heidelberg\PDFToolbox\ICCProfiles」にこのファイルが有ります。

このディレクトリには、CMYK 用の ICC プロファイルと、RGB の
ICC プロファイルが入っています。これらの ICC プロファイルは、
自動カラーマッチングに使われます。RGB プロファイルは、RGB グラフィックスとイメージに使われます。CMYK プロファイルは、最終出力プロファイルとして使われます。

Trap_editor00133.jpg

 

注記:これらの添付 ICC プロファイルは、該当のファイルをユーザーのバージョンと交換して、ユーザーのプロファイルと置き換えることができます。

 

PDF Toolbox では、[Prinect PDF Toolbox>スポットカラー]ツールによって、望ましくないスポットカラーをプロセスカラーに変換するか、名前を変更することができます。ただしこの機能は、2 ページがトラッピングされていないときに限り、有効です。

Trap_editor00134.jpg

 

注記:PDF Toolbox 用のカラーの準備のための理想的な
ツールは、Prinect Color Editorです。