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[塗り足し線の問題解決] |
[1up]タブで図面に塗り足し線を挿入できます。[重要度に基づいて塗り足しを生成]モードを参照。レイアウトを作成する際に、個々の塗り足し領域が重なることがあります。このような問題を、[塗り足し線の問題解決]モードで解決できます。
モードを開始するには、ツールバーで[塗り足し線の問題解決]ボタンをクリックするか、ショートカットキー[Ctrl+0]を押します。[自動解決]ダイアログが開きます。自動解決を参照。塗り足し線の問題を別の方法で解決したい場合は、[キャンセル]をクリックしてこのダイアログを閉じます。
プログラムが塗り足し線の問題を検知し、問題箇所が色付きの四角形で囲まれます。
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注記:現在選択されている問題箇所が暗紫色で示されます。四角形をクリックすると、その領域が拡大されます。拡大表示すると、囲みの四角形はハッチ領域になります。 |
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注記:現在選択している問題箇所に関係する要素は、要素に付随するすべてのオブジェクトとともに表示されます。その他のレイアウト要素では、塗り足し線のみが表示されます。 |
描画領域の上に以下の操作バーが表示されます:
操作バーで、以下の塗り足し線の問題解決方式が選択できます:
•自動解決
•中間線による解決。
•分割線を描く。
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[自動解決] 自動解決ダイアログを開きます。 |
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[前の問題箇所] レイアウト上の前の問題箇所に移動します。 |
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[次の問題箇所] レイアウト上の次の問題箇所に移動します。 |
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[問題箇所を拡大] レイアウト上の一部を拡大して問題箇所を見やすくします。 |
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[同じタイプに変更を適用] 通常、同じタイプの問題はプログラムによってグループとして認識されます。このボタンを有効にすると、以降の変更が自動的に、同じタイプのすべての問題箇所に適用されます。 |
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[中間線による解決] 中間線による解決ダイアログを開きます。 (ショートカット:Ctrl+1) |
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[塗り足しを分割] 塗り足しを分割モードに移動します。 (ショートカット:Ctrl+3) |
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[分割線を描く] 分割線を描くダイアログを開きます。 (ショートカット:Ctrl+4) |
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[塗り足しを変更] 塗り足しを変更ダイアログを開きます。 (ショートカット:Ctrl+5) |
角度 |
分割線とX軸がなす角度です。 [塗り足しを分割]モードで使用されます。塗り足しを分割を参照。 |
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[象限を選択] 角度決定機能[象限を選択]を参照。 |
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[自動解決] |
[自動解決]ダイアログは、[塗り足し線の問題解決]モードに移動すると自動的に開きます。この機能によって、すべての塗り足し線の問題を、数回クリックするだけで自動的に解決できます。他の方法で解決したい場合は、[キャンセル]をクリックしてこのダイアログを閉じます。
問題を自動解決する手順:
1.[塗り足し線の問題解決]モードの操作バーで、[自動解決]ボタンをクリックします。[自動解決]ダイアログが開きます。
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2.狭いエリアの問題箇所を自動解決したい場合は、[狭い競合エリア]を有効にします。ここで、重要領域と非重要領域の最小塗り足しを入力します。
3.その他すべての問題箇所を中間線方式で解決する場合は、[他は中間線による解決]を有効にします。中間線による解決を参照。
2つ目のオプションだけを選択すると、すべての問題箇所が中間線によって解決されます。
4.[OK]で確定します。
5.検知された問題箇所が修正され、解決された問題の個数を報告するメッセージが現れます。
レイアウトタブのツールバーに戻る。
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[中間線による解決] |
この機能によって、重なり合う2つの塗り足し領域の中間線を見つける解決方法を、自動的に探すことができます。これは特に、湾曲した部分で重なる場合に役立ちます。例:
1.[塗り足し線の問題解決]モードの操作バーで、[中間線による解決]ボタンをクリックします。
中間線による解決が自動計算され、表示されます。
2.解決案を[OK]で確定するか、[キャンセル]で却下して他の方法を選択します。
レイアウトタブのツールバーに戻る。
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[塗り足しを分割] |
[塗り足しを分割]モードでは、塗り足し線を1本の線で分割して、問題を簡潔に解決します。存在する問題ごとに、分割線と X 座標軸がなす理想的な角度がデフォルトで選択されます。ただし最も適切な分割を行うために、この角度を変えて線を変更することができます。
1.[塗り足し線の問題解決]モードの操作バーで、[塗り足しを分割]ボタンをクリックします。
2.線分を配置して描画ウィンドウをクリックしてください。定義した線分で複数の分割方法が考えられる場合は、選択ダイアログが表示されます:
線分を配置するために、操作バーの以下の機能を使用します:
[塗り足し線の問題解決]モードの機能 - [塗り足しを分割] |
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角度 |
分割線とX軸がなす角度です。 存在する問題ごとに、分割線と X 座標軸がなす理想的な角度がデフォルトで規定されます。[角度] 入力フィールドには別の角度を入力することができます。角度を入力して[Enter]キーを押し、新しい角度を確定してください。線(下図ではシアンで表示)の向きが自動的に変わります。 |
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[象限を選択] 角度決定機能[象限を選択]を参照。 |
例
以下の状況の場合:
1.デフォルトでは水平方向の分割線が提案されます。しかしここでは垂直方向の線にしたいので、[角度]フィールドに「90」と入力し、[Enter]キーで確定します。
2.グレーの線は中間を示します。分割する位置をクリックします。複数の分割方法がある場合は、これらがダイアログで表示されます:
·方法 1:
·方法 2:
3.希望する分割方法を選択し、ダイアログで該当するボタンをクリックします。選択された解決方法がプログラムによって適用され、自動的に次の問題箇所へ移動します。
レイアウトタブのツールバーに戻る。
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[分割線を描く] |
[分割線を描く] アシスタントは、問題を手動で解決するためのフレキシブルなツールです。問題解決において複雑な塗り足し線を作成する必要がある場合に、このアシスタントを使用します。塗り足し線の描画には、線分ツールおよび弧線ツールを使用できます。
[塗り足し線の問題解決]モードの操作バーで[分割線を描く]ボタンをクリックします。2つのステップで構成されるアシスタントが開きます:
ここでは、線分ツールおよび弧線ツールを用いて、問題を解決することができます。
[塗り足し線の問題解決]モードの機能 - [分割線を描く] |
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[拡大] 問題箇所を拡大する。 |
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[ズーム 1:1] 問題箇所を画面に適合させます。 |
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[縮小] 問題箇所を縮小する。 |
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[線] [線分を描画]モードに移動します。 |
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[AEHに基づく弧線] AEH(始点、終点、高さ) に基づく弧線モードに移動します。 |
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[戻す] 直近の操作を元に戻します。 |
次へ |
アシスタントの次のページに移動します。 |
キャンセル |
変更を適用せずにアシスタントを終了します。 |
ここでは、問題に対して選択した解決手段が適用される前に、解決後のプレビューを見ることができます。前のページに戻ってさらに変更を加えることも可能です。[終了]をクリックすると、設定した解決方法が選択した問題箇所に適用され、アシスタントが終了します。
レイアウトタブのツールバーに戻る。
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[塗り足しを変更] |
この問題解決方法では、塗り足しの輪郭線を移動させます。複数の要素を選択し、選択したすべてのオブジェクトを、パーツの重なりが解消されるように同時に移動させることができます。
1.[塗り足しを変更]ボタンをクリックするか、[Ctrl+5]を押します。
[塗り足しを変更]ウィンドウが開き、拡大/縮小オプション、問題箇所のウィンドウ適合オプション、塗り足し線の移動オプションが表示されます。
[塗り足し線の問題解決]モードの機能 - [塗り足しを変更] |
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[拡大] 問題箇所を拡大する。 |
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[ズーム 1:1] 問題箇所を画面に適合させます。 |
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[縮小] 問題箇所を縮小する。 |
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[1番目のパーツ]/[2番目のパーツ] 重なり合うパーツのどちらか一方を選択するためのボタンです。 選択されたパーツはアクティブとなり、その輪郭線のカラーがブラックに変わります。選択されなかったパーツの輪郭線は、破線で示されます。 |
OK |
行った変更を適用してダイアログを閉じます。 |
キャンセル |
変更を適用せずにダイアログを閉じます。 |
塗り足しを次のように変更します:
2.該当するボタンで、いずれかのパーツを選択します (上記の説明を参照)。
3.塗り足しを修正するために移動させたい、塗り足し線のパーツを選択してください。
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注記:「Ctrl」キーを押して、複数選択を行うかまたはオブジェクトを選択から外します。 |
4.選択した輪郭線をマウスでドラッグして希望の位置まで移動し、重複を解消します。
5.必要なら手順1から手順3を繰り返し、他のタイルを修正します。
例
塗り足しの変更1
塗り足しの変更2
レイアウトタブのツールバーに戻る。