［管理 > ドライブモニタ］でドライブモニタを構成できます。
ドライブモニタは、Prinect Shooter PCのローカルドライブのハードディスク空き領域を監視します。
Prinect Shooterシステムのハードディスクが「満杯」になると、Prinect Shooterソフトウェアが完全に停止状態になったり、コントロール不可能な状態になる可能性があります。このため、負荷が大きいドライブに適時空き容量ができるようにすることが重要です。特にスプールディレクトリがあるドライブでは、常に一定の空き容量を確保しておく必要があります。
ローカルのハードディスクまたはパーティション（スプールディレクトリが保管されているディスクなど）は、この予約スペースを確保するためにドライブモニタによって監視されています。定義されているレベル（警告）を超えると、Prinect Shooterによって、ハードディスクメモリを必要とするオペレーションがそれ以上開始されなくなります。仮想プリンタのスプールディレクトリが［警報］状態（警報設定値超過）のパーティションにある場合、仮想プリンタは［一時停止］状態に切り替わります。Prinect Shooterユーザーインタフェースの状態パネルに、相応のメッセージが表示されます。
ジョブが処理されたり、不要になったファイルを削除して十分な空き容量が確保されると、これらの対策はすべて自動的に取り消されます。ただし、進行中の処理は停止されないので、すべての場合でオーバーフローを未然に防げるわけではありません。
構成可能なローカルドライブのリストには、以下のカラム見出しがあります：
•ドライブ
ドライブ名
•有効化
ドライブモニタをオン/オフ
•サイズ
ドライブサイズ
•状態（完全な）
メモリ使用状況のバー表示
•警告値 %
ドライブモニタの警告リミット入力欄
•空き容量
現在のメモリ空き容量
棒グラフの色には下記の意味があります。
•緑：
ドライブには十分な空き容量があります。使用状況：OK
•黄：
ドライブが危険な状態にあることを表します。ディスクの空き容量を増やしてください！警報値マイナス5％になると緑から黄色に変わります。使用状況：警告
•赤：
警報値を超過。仮想プリンタが一時停止されました。仮想プリンタは、ドライブに十分な空き容量が確保されるまで再開されません。使用状況：満杯
ドライブモニタで作業する時は下記の点に注意してください。
•Prinect Shooterソフトウェアの一部機能の自動停止：
仮想プリンタで必要なドライブの1つに設定されている警報値を超える（警告機能が有効になる）と、すべての仮想プリンタが停止します。この場合、ジョブがそれ以上仮想プリンタに送信されなくなります。仮想プリンタを手動で再開することはできません。
•現在処理中の印刷ジョブは、続行されます。
•停止した機能は、監視対象のドライブの設定警報値よりも空き容量が大きくなると再び使用可能になります。
ドライブモニタの構成は直接ドライブのリストで行います：
Prinect Shooter PCにある各ドライブの監視を有効にするには、［有効化］欄のオプションをクリックします。［警告値］カラムで、監視を有効にするドライブ使用率を設定できます。デフォルト設定は80 %です。
［適用］ボタンで設定が有効になります。