リストウィンドウ

リストの機能

リスト表示ウィンドウには、現在選択しているジョブの内容が表として表示されます。

リスト表示ウィンドウには、5つの異なるタブがあります。すべてのタブでジョブ情報が表形式で表示され、実装されたコンテキストメニューから様々な方法でワークフローを開始できます。

表のカラム設定はタイトルバーを右クリックすると編集でき、リスト特有の機能はリストの項目を右クリックすると開きます。

ジョブに複数の製品部品がある場合は、現在選択されている製品部品の内容が[印刷用紙]タブおよび[折り用紙]タブに表示されます。[ページリスト]タブおよび[割り付け済み]タブ、[未割り付け]タブはジョブに関連し、ジョブ全体のデータが表示されます。

リストウィンドウは主として製品部品レポートまたはジョブレポートを作成するためのものですが、ブラウザウィンドウとグラフィックウィンドウを補足する役割も担います。リストウィンドウには、フォーマットや用紙サイズなどのパラメータが表形式で示されます。

リスト表示ウィンドウのすべてのタブで、表示するパラメータを指定できます。また、次のように階層レベルの表示/非表示と列の編集を行うこともできます。

コンテキストメニューの機能 

表の設定を行う(タイトルバーのコンテキストメニュー)

パラメータ名のタイトルバーをクリックして、コンテキストメニューを開きます:

KontextmenueListeSpalten.png

 

[列を選択]をクリックします。

表示される表で、一覧を構成できます。

左欄には、[印刷用紙]タブなどで表示できるパラメータがすべて表示されます。星印が示されるものは、開いているアクティブなジョブでは表示できません。右欄には、実際に表示されるパラメータがリスト表示されます。

パラメータの追加:

1.左側のボックスで追加したいパラメータを選択し、[列を追加] ボタンをクリックします。選択したパラメータが右側のボックスに表示され、後でリスト表示ウィンドウに表示されます。

2.右欄の下には矢印キーがあります。これらの矢印キーを使用すると、左から右に向かってパラメータの順序を定義できます。最初のパラメータは、リスト表示ウィンドウ内の左に表示されます。

3.「OK」をクリックしてダイアログを終了します。

4.上記のスクリーンショットで設定されたパラメータを使用すると、次のようにパラメータがリスト表示ウィンドウに表示されます。

t_listen_tabelle_konf.png

 

[マークを追加]機能で独自の列を作成できます。プレースホルダを含むカスタムテキストマークを使用して、この列で独自の情報を定義できます。詳細はジョブ(属性) を参照してください。

各タブには、異なるパラメータを表示できます。各タブに表示できるパラメータの詳細については以下で説明します。

必要に応じて、リスト表示ウィンドウは常に非表示にできます。グラフィックウィンドウを大きく表示したいときは、[ファイル>プリファレンス>ユーザーインタフェース]で[リストウィンドウ]オプションを無効にします。設定は開いているジョブには影響しません。

バージョニングされたジョブの場合は、[バージョン名]および[バージョン説明]カラムを、印刷用紙リストおよび折り用紙リストに表示できます。バージョン名とバージョン説明には、印刷用紙にあるすべてのバージョンが含まれます。これらのカラムには、現在のジョブ(バージョニングされていないジョブ)で重要でなければ、カラム選択ダイアログで「*」が示されます。カラムのテキストは、マークプレースホルダ$[VersionName]および$[VersionDescription]と同じです。

用紙最適化を行うジョブでは、印刷用紙リストに、[用紙最適化パラメータ>詳細設定]>[評価]タブで定義されている評価基準も、カラムとして表示することができます([評価]タブを参照)。カラムにはそれぞれ、ステータスアイコンとパーセント値が表示されます。評価基準がこのジョブでも有効化されているテーブルカラムだけが表示されます。評価基準「複数の1up」では、納品数量ごとに設定されている数だけ、カラムが表示されます。

表の項目のコンテキストメニュー(すべてのリスト)

リストの項目を右クリックすると開くコンテキストメニューで、以下の機能を呼び出すことができます:

[表を HTML リポートとして保存...]

リスト表示された情報(テーブル)は、HTMLファイルとして(チェック用に)保存できます。

ファイル内容に関するデフォルトは、[ファイル>プリファレンス>レポート] で設定できます。それについてはレポート を参照。

また、表示される[HTMLファイルとしてテーブルを保存]ダイアログで、より完全な情報として、レポートファイル、レポートマークおよびGIFファイル(会社のロゴなど)を添付することもできます。

[レポートヘッダー]:[イメージデータ]:イメージデータに対するコメントとして、レポートマークを定義できます。

[フッター]:フッターとして、レポートマークを定義できます。

IconNote.png

注記:簡易HTMLレポートの作成に関してはWSTバーコードリーダー内で評価問題が発生した場合に簡易HTMLレポートを作成を参照。

[表を PDF レポートとして保存...]

情報の一覧(表)を、チェック用のPDFレポートおよびドキュメントとして保存できます。

[テーブルを印刷...]

情報のリスト(テーブル)をプリンタに印刷します。

[表設定をサーバに送信]
[すべての表の表設定をサーバに送信]

リストビューのカラム設定を、各Prinect Signa Stationから、Prinect Signa StationサーバおよびPrinect Signa Station Gangサーバに送信できるようになりました。特定のリストビューの表設定を送信したり、すべてのリストビューの表設定を一括してサーバに送信したりできます。

これにより、レポートに使用される表設定をSignaサーバで直に設定する必要がなくなり、任意のワークステーションで行ってサーバに送信できます。

複数のサーバがある場合は、サーバを選択するダイアログが開きます。サーバが1つしかない場合は、これがダイレクトに選択されます。

サーバを選択して[送信]ボタンをクリックすると、表設定がサーバに伝送され、この時点からサーバで使用可能になります。

表設定をサーバに送信するためには、Prinect Signa StationサーバおよびPrinect Signa Stationが同じワークスペース上に設定されていることが前提条件です。