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セグメントテンプレートエディタ

このエディタで、[セグメントテンプレート]にリソースとして保存されているセグメントテンプレートを作成/編集します。セグメントテンプレートを使用して、印刷用紙上の付け合わせジョブを、ポストプレスが同じもの同士でまとめることができます。

ressourcen_segmentvorlagen_neu.png

 

3タイプのセグメントテンプレートを作成できます:

断裁

仕上げ

折り

タイプによってタブの設定内容が異なります。

すべてのセグメントテンプレートで共通:

いずれかのセグメントテンプレートグループに割り当てる必要があります(このグループによってプレートテンプレートでの割り当てを行います)

製品コードフィルタを定義する必要があります。製品コードによって、セグメントテンプレートをいつ使用するか決定されます。

セグメントテンプレートのタイプに関する説明はセグメントテンプレートのタイプを参照してください。

[一般]タブ

ここには、各セグメントタイプにとって重要な内容が表示されます。

segmentvorlagen_editor_cut_general.png

 

セグメントテンプレートの予備紙(ベースおよびパーセンテージ)を指定できます。これは該当する基準機械の予備紙です。

MDSに保存されている、各セグメントタイプ(「断裁」など)の機械が表示されます。プラスボタンをクリックすると、別の機械をテンプレートとリンクできます。つまり、そのプロセスで複数の機械が使用される場合に、セグメントテンプレートを2つ作成して印刷ジョブで重ねて置く必要がありません。すべての機械が既に、セグメントテンプレートとリンクされています。これらの機械設定は、Prinect Cockpitのプランニングアシスタントにも適用されます。

ゴミ箱ボタンをクリックすると、追加した機械がテンプレートから削除されます。

また、セグメントをグラフィックウィンドウで表示する際のセグメントカラーを選択できます。設定したセグメントカラーはプリファレンスで変更できます(カラー表示を参照)。

[ジオメトリ]タブ

segmentvorlagen_editor_cut_geometry.png

 

ここで、該当するセグメントの最小または最大の高さと幅を選択します。

セグメントの周りの余白も(右、左、上、下)も設定できます。

セグメントテンプレートで0より大きい余白を指定すると、セグメント内の原稿のカットブロックが、セグメントの余白に配置されます。セグメントは外側でカットされます。

Segmentrand_groesser0.png

 

余白を0に設定すると、内容のカットブロックが、セグメントのカットブロックのちょうど上に配置されます。セグメントは内側でカットされます。セグメントの外側の余白は、内容の余白から得られます。

Segmentrand_gleich0.png

 

セグメントの余白が内容の余白より小さい場合は、混合形態になります。セグメントの内側と外側に余白が作成されます。

折りセグメントの特殊な点

折りセグメントの場合、入力内容は印刷用紙に関連付けられず、折り機の制限を考慮します。

幅と高さの最大値・最小値の代わりに、進入辺とサイドガイド辺の最小値・最大値を指定できます。セグメントの進入辺は常に、最初の折りと平行である辺です。サイドガイド辺は、最初の折りに対して垂直である変です。

折りセグメントを使用すれば、一次元の折り用紙をまとめて折ることができます。場合によっては、1つの折りセグメントで一緒に折る折り用紙の数を制限する必要があります。そのため折りセグメントでは、セグメント内の最大および最小の折り用紙数を指定できます。

segmentvorlagen_editor_fold_general.png

 

[配置]タブ(「折り」タイプではない場合)

セグメントテンプレートで、最適化時の配置方法を用紙最適化パラメータに基づいて行うか、このセグメントタイプのために特別に設定するか、指定します。配置設定では、最適化の開始点を決めます。

segmentvorlagen_editor_cut_placement.png

 

「上層と同じ」に設定すると、このセグメント内の要素が印刷用紙の設定と同じように、またはサブセグメントの場合は上位セグメントと同じように配置されます。

[関連付け]タブ

ここに、許可されるサブセグメント、つまり断裁セグメントテンプレートなどに続く折りや仕上げなどのセグメントを入力します。ここには直接の後工程のみ入力可能です。

segmentvorlagen_editor_varnish_relations.png

 

既存のセグメントテンプレートをファイルシステムから選択、またはセグメントタイプを後続工程として指定、あるいはまず作成したいセグメントテンプレートの名前を入力します。

「マーク」タブ

セグメントに自動的に配置される印刷コントロール要素によって、セグメントに補足情報を添付したり、断裁マークを割り当てたりできます。

セグメントでは以下の自動配置印刷コントロール要素が使用できます:

断裁マーク(セグメント用)

セグメントラベル

segmentvorlagen_editor_cut_marks.png

 

断裁マークを有効または無効にできます(デフォルトは有効)。さらに任意の数のセグメントラベルを作成できます。これは[セグメントラベルを追加]ボタンで作成します。最初のセグメントラベル以外は再び削除できます。最初のセグメントラベルは標準で、折り用紙/ページラベルと同じく、設定および有効化または無効化のみ可能です(デフォルトは無効)。

セグメントに自動配置される断裁マークでは以下のパラメータを使用できます:

[カラー]:断裁マークを配置するカラーレイヤー。製品部品の[マーク]手順の自動配置印刷コントロールマークと同様に、ここで複数のカラーを選択して、マークがノックアウトするカラーを指定します。

マークの[拡大縮小]

断裁マークの設定に加えて、セグメントラベルで以下の設定を行うことができます:

[基準点]:全9か所の点のいずれか1点:左下、左中央、左上、下中央、中心、上中央、右下、右中央、右上。基準点はセグメント上に格子状に位置します。

[位置]:基準点に基づくXまたはY座標

[回転]:マークを90°刻みで回転:0°、90°、180°、270°

[配置]:セグメントラベルが他のセグメントの原稿内にはみ出す場合、セグメントラベルが削除されます。

セグメントテンプレートで設定したマークが、最適化後に自動的に配置されます。他の原稿にはみ出す断裁マークは、削除されます。この場合は、最適化されたマーク断裁パスを基準とします。このパスは、内容が標準断裁マークに相当する断裁マークに基づきます。最適化された断裁パスは、折り用紙上の断裁マークおよび折りマークに適用されます。セグメントラベルは、そのように設定した場合のみ削除されます。

セグメント用の自動配置印刷コントロール要素は編集できません。選択すると、オレンジではなく赤色のフレームが表示されます(折り用紙の断裁マーク/折りマークと同じ)。