ここでは、Prinect Signa Station の画面表示を設定します。また、PDFファイルをロードしているときに、そのPDFファイルのプレビューを自動的に表示することもできます。
グローバルな設定を使用(現在のワークスペースに保管)
プリファレンスは、リソースと同様に「中央」での保管が可能で、すべてのユーザーが使用できます。
このオプションをオンにすると、Prinect Signa Station の[プリファレンス>パス>ワークスペース]で設定された構造が適用されます。この領域にすでに、例えば過去にインストールした Prinect Signa Station などのプリファレンスファイルが存在する場合は、これが適用されます。複数の異なるプリファレンスが検出される場合は、適用するために Prinect Signa Station を再起動する必要があります。
ワークスペースにプリファレンスがない場合には、ローカル設定がワークスペースにコピーされ、他のユーザーもアクセスできる全体的な設定として使用できるようになります。
オプションを無効にすると、ローカルでログオンしているユーザーのプリファレンスが適用されます(あれば)。使用されたプリファレンスを知らせるメッセージが表示されます。
注記:このオプションは特に、Prinect Signa Station Server を使用して作業を行い、接続した他の Prinect Signa Station システムが同じ設定およびデータにアクセスする場合に、有効にする必要があります。その際「デフォルトフォルダ」も、[パス]で同じネットワークディレクトリ(通常は Prinect サーバ上)に設定する必要があります。Prinect Signa Station Server に関する基本的な説明は、オプションに関する注意事項Prinect Signa Station Serverを参照してください。
テキストボックスの単位
選択した単位は、寸法を指定するボックスに表示されます。
用紙名は[プレート]手順で変更できます。
この機能は、Prepress Manager ワークフロー、およびMDS(Master Data Store)を使用する場合には、オンにしないでください。
これは、開いたジョブに瞬時には適用されない一般設定です。機能は、ジョブを再度開いた場合にのみ適用されます。
ツールチップ
ツールチップは、表示されるか、または常に非表示になります。
ポインタをボタンなどの項目の上で止めると、この項目の用途を説明するツールチップが表示されます。クイックヘルプおよびHTML5ヘルプも参照してください。
リストボックスで選択した単位が、Prinect Signa Station での作業で、デフォルトの単位として使用されます。
リストボックスで単位を(例えば、センチメートルからインチに)変更した場合は、既存の値がすぐに新しい単位に変換されます。
ミリメートル単位での等価値を示した以下の単位を使用できます。
測定単位 |
ミリメートル単位への変更 |
---|---|
1ミリメートル |
1 mm |
1インチ |
25.4 mm |
1センチメートル |
10 mm |
1メートル |
1000 mm |
1ポイント |
0.353 mm |
1パイカ |
4.21 mm |
1 Cicero |
4.51 mm |
1 Didot |
0.376 mm |
注記:小数点以下にゼロが4つ以上付く数値は、指数で表示されます。
以下に例を示します:
0.06 ミリメートルの場合に単位をメートルに変更すると、0.000006 メートルと表示されることになります。ただし、ボックスに表示できる桁数には限度があるため、この場合の値は「6E-5 m」という指数で表示されます。
説明:最初の数字「6」は実際の値を、「E」の後の2番目の数字「5」は、小数点以下のゼロの数を表します。
ここでは、
グラフィック機能 領域で使用する背景カラー表示を設定します。
各種領域に異なるカラーを指定して、それらの領域を明確に区別することができます(例えば、使用するプレートと用紙など)。[折り用紙/モンタージュブロック]、[用紙]、[プレート]、[未割り当てのページ]、[割り当て済のページ]、[インデックス0を含むページ]、[ブランクページ]、[クリティカルな領域]、[テンプレート]、[ProofColor]、[寸法]の各領域を、異なるカラーで強調表示できます。
デフォルトの設定では、これらの領域がすでに強調表示されています。
1.[カラー表示]のリストボックスで、カラーを変更する領域を選択します。
2.次に、リストボックスの隣にあるボタンをクリックし、スライダーを使用して、カラーを「RGB」色空間で望みの設定に変更します。
3.「OK」をクリックして[カラー選択]ダイアログを確認します。
4.[プリファレンス]ダイアログの「保存」をクリックして、設定を保存します。
[ファイル>最近のジョブ]に表示するジョブの数と、クイック選択機能付きフォルダのメニュー項目数を、設定した値に制限します。
デフォルトでは、Prinect Signa Station は、コンピュータのオペレーティングシステム用に設定されている言語で表示されます。
ただし、オペレーティングシステムとは関係なく Prinect Signa Station のダイアログ言語を設定することもできます。[言語]リストボックスに表示されている言語の1つを選択して、変更内容を保存してください。
言語の変更は、Prinect Signa Stationの次回起動時に有効になります。
ユーザーインタフェースは、3つの異なるデザインで表示することができます。変更後、Prinect Signa Stationを再起動する必要があります。ユーザーインタフェースのコンセプトも参照してください。
オプションを有効にすると、旧バージョンのショートカットキー[Ctrl + スペースバー]が再びズームに使用され、[Ctrl + E]がワークフローバーの操作に使用されます。
オプションを有効にしなければ、新しい標準設定が適用されます:
•[Ctrl + スペースバー]->ワークフローバーの操作
•[Ctrl + E]->ズーム機能の操作
その他のショートカットキーはショートカットキーおよびキーの組み合わせを参照してください。
プリファレンスの意図しない変更を防止するため、パスワードを設定できます。プリファレンスを開く際に正しいパスワードを入力しないと、[保存]および[リセット]ボタンが使用できず、変更を保存できません。
「パスワード」オプションを有効にします。自動的に開くパスワード設定ダイアログで、パスワードを確認のため2回入力します。
プリファレンスが開いたままの状態であれば、設定済みのパスワードを入力しなくても、パスワードを変更できます。プリファレンスを保存して閉じると、次にプリファレンスを開く際にパスワードの入力を求められます。パスワードを入力しないと、プリファレンスで行った変更を保存できません。
オプションを有効にしただけでパスワードを設定していなくても、開く際に質問されますが、この場合はパスワード欄を空欄のままにします。
既存のパスワードを変更するには、テキストボックス右横の編集ボタンをクリックします。まず既存のパスワードを入力し、次のフィールドに新しいパスワードを2回入力します。
PDFをインポート(ページ割り当て)する際に、ここで入力した数値がチェックされます。インポートしようとするPDFレイアウトページと定義した仕上がりボックスとの間に許容できない差異がある場合は、メッセージが表示されます。
最大許容誤差は、x および y 方向で入力できます。
ページ割り当て時に誤差値がチェックされ、数値を上回るまたは下回る場合には、警告メッセージが表示されます。メッセージへの応答に従って、ページ割り当てをキャンセルしたり、続行したりできます。
注記:数値は、用紙最適化を行う付け合わせジョブのインポート時にも、ジョブがレイアウトテンプレートに合うかチェックするために使用されます。[最大差異]が「0」に設定されている場合は、レイアウトを行う用紙最適化ができなくなる可能性があります。そのため、0を入力すると、許容される最小値が自動的に入力されます。
プロセスを最適化するため、多くのメッセージウィンドウでは、「今後このメッセージを表示しない」オプションにチェックを入れると、次からはそのメッセージが表示されません。隠されたメッセージウィンドウはこのリストに表示されます。必要な場合は次のボタンで、メッセージウィンドウを再び表示させることができます。
選択項目を削除
選択したすべてのメッセージウィンドウを再び表示させます。
全てを削除
リスト上のすべてのメッセージウィンドウを再び表示させます。