Prinect Signa Station Server
オプションに関する注意事項Prinect Signa Station Server
Prinect Signa Station Server およびPrinect Signa StationGang Serverは、面付けソフトウェアPrinect Signa Stationの機能をPrinect Integration Managerと一緒に使用するための、(ライセンスが必要な)ソフトウェア基本パッケージで、追加購入が可能です。
Prinect Signa Station Serverは、Cockpit から制御可能な、独自のユーザーインタフェースを持たないエンジンで、Prinect Signa Stationの機能をバックグラウンドで実行します。スタンダードジョブではこの方法によって、Prinect Signa Station の多くの機能を使用でき、その際 Cockpit ユーザーが Prinect Signa Station とインタラクティブに作業する必要はありません。Prinect Signa Station Server は、MISのJDFインポート時に、バックグランドで自動的にレイアウトを完成させます。
Prinect Signa Stationギャングサーバ では、様々なタスクを計画して、自動的に付け合わせ最適化レイアウトを作成できます。時間制御されるこれらのタスクは、Prinect Signa Station Gang Serverによって適切に処理されます。その際、設定した付け合わせフォルダが特定の条件(紙、納品日など)に基づいて検索され、用紙の利用率が十分に良好で生産コストが低ければ、Prinect Signa Stationギャングサーバによって自動的に付け合わせフォームが作成されます。そしてこれをもとに、Prinect Integration Managerで新規ジョブが作成されます。あるいはPrinect Signa Stationギャングサーバは、付け合わせフォルダなしでもPrinect Business Managerと一緒に使用して、最適化データを提供することができます。
Prinect Signa Station Serverに加えて「Gang & Sheet Optimizer」のライセンスが必要です。
Prinect Signa Stationギャングサーバによる自動付け合わせ(「Auto Ganging」)も参照してください。
Prinect Signa Station Serverおよび/またはPrinect Signa Stationギャングサーバが、フル機能のPrinect Signa Stationと一緒にPrinectサーバにインストールされている必要があります。インストール後、サーバーの環境設定を行うために、Prinect Signa Station が強制的に起動されます。両者のプリファレンスは同期されます。つまり、Prinect Signa Station で設定したプリファレンスが、自動的に Prinect Signa Station Server にも適用されます。その際、プリファレンスで標準ディレクトリのパスを設定する必要があります。
[一般>グローバルなプリファレンスを使用]オプションが、Prinect Signa Station Server で自動的に有効化されます。他のインタラクティブなPrinect Signa Stationがサーバに接続されている場合、互いに独立したシステムで作業するか、あるいはそこでもそれぞれ標準ディレクトリを設定して「グローバルなプリファレンスを使用」オプションを有効にし、すべてのシステムで設定を統一することもできます。
通常、サーバではインタラクティブな Prinect Signa Station は使用されません。ただし非常に高性能なサーバであれば、Prinect Signa Station を Prinect サーバでインタラクティブに使用することも可能です。
Prinect Signa Station Serverの環境設定およびCockpitで必要な設定に関する詳細は、Prinect Integration Managerのドキュメントを参照してください。