インポートされた個々のジョブまたはPDFがリストされ、並べ替えが可能です。
[納品数量]カラムのフィールドをダブルクリックすると、各ジョブに別の納品数量を入力できます。[最適化]ボタンを再度クリックすると、グラフィックウィンドウの表示が相応に変化し、「最適化の結果」も再計算されます。
テーブルに表示されるカラムは、選択した最適化モードによって異なります(レイアウト既定値なし、レイアウト既定値あり、パッケージ)。
数値を入力リストで直に編集できるカラムには、左上角に三角形が示されます。
最適化後に毎回、[状態]カラムに、すべての単一ジョブの配置に関する最新の情報が表示されます。1件のジョブにつき、アイコンが3個まで表示されます:
一般情報 |
補足情報 |
特別なケース |
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最初のアイコンは、ジョブの一般的な状態を示します。 |
補足情報は、ジョブが配置されなかった理由や、ジョブが手動で処理されたなどの情報です。 |
現時点では2つの特別なケースが示されます:配置された「可能」アイテムおよび配置されなかった「必須」アイテムです。これは、期限を有効にして作業を行う場合のみ、表示されます。 |
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個々のジョブが最適化され、1個または複数の印刷用紙に配置されています。 |
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ジョブが後から編集されました。配置された1upの一部が、グラフィックビューで手動で削除されました。 |
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配置された「可能」アイテムです。 |
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単一ジョブが、いずれの印刷用紙にも配置されませんでした。 |
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印刷用紙の評価が設定された限度値を下回ってしまうため、単一ジョブは配置されませんでした。 |
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配置されなかった「必須」アイテムです。 |
ジョブが配置されなかった理由:配置されたすべての1upが手動で削除された、印刷用紙の利用率が低すぎる、納期に達していない(補足情報を参照)。 |
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ジョブが後から編集されました。配置されたすべての1upが手動で削除されました。 |
「可能」および「必須」アイテムのアイコンは、[納期]カラムにも表示されます。 |
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まだ納期に達していないため、単一ジョブは配置されませんでした。 |
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単一ジョブが「非アクティブ」に設定されているため、いずれかの印刷用紙に配置されていません。 |
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注記:これらのアイコンは、最適化レポートでも、[状態]および[納期]カラムに表示されます。
[アクティブ]カラムで、個々のジョブを最適化用に無効にしたり、再び有効にしたりできます。
単一ジョブは、インポート時に選択した順序で付け合わせジョブに組み込まれます。プロセス順序は、個々のジョブ部品が[最適化]をクックした後にオプティマイザに転送される順番です。
サイズと納品数量が異なる単一ジョブの場合特に、プロセス順序が実際に最適化結果に影響することはないか、あってもわずかです。これは、プレートと用紙の最適な利用などの他の条件のほうが重要であるためです。
逆に似ているジョブの場合は、最適化された用紙上の1upの配置が、プロセス順序によって異なる可能性があります。
[プロセス順序]カラムを選択すると、マーキングした単一ジョブを矢印ボタンで移動して、プロセス順序を変更できます。
•コンテキストメニューを開いて[付け合せジョブから個々のジョブを削除]を選択すると、個々のジョブまたは折り用紙を、再び付け合せジョブのフォルダに移動できます(付け合せフォルダ)。詳細は、以下の項または付け合わせフォルダからジョブをインポートを参照してください。
注記: 「納品数量を編集」や「方向を...に設定」などのコンテキストメニューの機能は、カーソルがどのカラムにあるかに関係なく使用できます。
•納品数をダブルクリックすると、ウィンドウが開いて納品数を変更できます。
•[印刷用紙]タブで、個々のジョブをグラフィックウィンドウにドラッグ&ドロップします。
•[向き]カラムをダブルクリックすると、ダイアログが開き、選択した単一ジョブの紙の流れ目に対する向きを設定できます。次の設定から選択できます。
[標準]:折り用紙が紙の流れ目に対し0°
[回転]:折り用紙が紙の流れ目に対し90°
[統一]:最適な向きを特定(この向きがすべての1upコピーに適用されます)
[なし]:最適な向きを特定します。その際、1upコピーが様々に回転されます。
[通常]および[回転]で、このアイテムのすべての1upコピーの、紙に対する向きを定義します。[統一]では、どちらの方法が用紙をより最適に利用できるか、最適化システムが決定します。この場合は、アイテムのすべての1upコピーで向きが統一されます(つまり、すべてが回転されるかまたはすべてが回転されない)。[なし]を選択すると、向きは考慮されません。用紙を最適に利用するために、一部の1upコピーは回転され、一部は回転されません。この設定は、紙の流れ目が重要性を持たないアイテムや、繊維方向のない材料で有意義です。
設定は以下のように解釈されます:
·折り規則を含むスキーム:背の向き
·折り規則を含まないスキーム:ページの向き
·モンタージュ:ページの向き
「配置に従う」:ギャングパートXMLに「FromLayout」が入力されると、向きの決定が、ギャングパートXMLではなく使用するPrinect Signa Station製品部品にゆだねられます。この場合は、製品部品の配置に従って向きが決まります。その際、製品部品の用紙の紙目方向が考慮されます。結果は常に「通常」または「回転」になります。
手順:
·向きの設定を特定するためには、まずギャングパートXMLの該当する項目を確認します:通常または回転、統一、なしであれば、この設定がギャングパートXMLのインポート時に、用紙最適化の入力リストに適用されます。
·ギャングパートXMLに適当な項目がない、または「FromLayout」である場合は、製品部品の設定が[付け合わせ最適化のパラメータ]で使用されます:「通常」または「回転」、「統一」、「なし」であれば、この設定がギャングパートXMLのインポート時に、用紙最適化の入力リストに適用されます。
グループ化テーブルの並べ替えについてはグループ化テーブルの使用 を参照してください。
パッケージジョブではテーブルに、それぞれ割り当てられた輪郭線が表示されます。先頭に示される「0」は、現時点ではこの輪郭線とともに抜き型がロードされていないことを意味します。この場合、最適化ボタン[一般]をクリックしても現在の設定では最適化できず、エラーメッセージが現れます。
Prinect Signa Station は、適合する抜き型の検索を提案します。その際、直近に「抜き型を開く」ダイアログで選択されたディレクトリで、正確に合う抜き型が検索されます。検索が成功すると最適化が実行され、それ以外の場合は[最適化の結果]欄に、一部のパッケージアイテムに輪郭線が割り当てられていない旨が表示されます。
抜き型がロードされているものの個々のアイテムに割り当てがない場合は、テーブルの該当する行でコンテキストメニューから割り当てを実行できます。
テーブルの右横にあるボタンで、テーブル内のアイテム順序を変更できます。テーブル内のアイテム順序によって、印刷用紙上での配列が決まります。アイテム順序を変更したら、変更が適用さるように、最適化を実行する必要があります。