Prinect Signa Stationは、各結果印刷用紙の必要な用紙高さを自動計算します。
•「レイアウト既定値なしの付け合わせ最適化」:用紙高さが、割り当て状況に応じて自動的に、印刷領域プラス設定余白に制限されます。
•「パッケージ」および「パッケージの付け合わせ最適化」:用紙高さが、すべてのマークを含む印刷領域が用紙に収まり、印刷用紙マークとぶつからない程度まで制限されます。
•枚葉紙の使用:この場合は、印刷前に紙の高さが切断されます。使用分野:印刷済みのゴミの代わりに、未印刷の廃棄物を増やします。
印刷領域の配置には4種類の方法があります。その際、[最適化]手順の余白設定(「用紙最適化のジオメトリパラメータ」)または[詳細設定...>配置]の配置設定が考慮されます。
印刷領域設定は、最適化によって1upが配置されてから、最適化後の結果に対して反映されます。つまり、印刷領域設定を変更すると、最適化の結果ではなく、用紙上の結果の配置だけが変化します。
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印刷領域は、[詳細設定...>用紙最適化パラメータ>配置]の配置設定に関係なく、水平方向および垂直方向で用紙上に中央配置されます。 |
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印刷領域が水平方向でセンタリングして配置され、センタリングは用紙を基準に行われます。 垂直方向では、配置設定にもとづいて、[上余白]および[下余白]で指定された範囲内で配置されます。 |
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印刷領域が垂直方向でセンタリングして配置され、センタリングは用紙を基準に行われます。 水平方向では、配置設定にもとづいて、[右余白]および[左余白]で指定された範囲内で配置されます。 |
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印刷領域は、[詳細設定... >用紙最適化パラメータ>配置]の配置設定にもとづいて、余白によって指定された範囲内に配置されます。 |
注記: 用紙上でのセンタリングによって、一方向または両方向で印刷領域が[ジオメトリパラメータ...]で指定された余白にはみ出す場合は、印刷領域が余白に接するように移動されます。つまり、余白の数値が常に考慮されます。
プレートテンプレートを挿入する際のデフォルトの印刷領域設定は、プリファレンスの[デフォルト値>印刷領域設定]で定義できます(印刷領域の設定を参照)。
[プレート]手順で印刷領域設定を変更する場合は、[最適化]手順で再度[最適化]ボタンをクリックして、変更を反映させる必要があります。
例:
「右」および「上」配置、「右余白」35.0、「下余白」25.0(上図を参照)
余白によって設定される範囲は、青色の破線で示されます。
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用紙上で両方向でセンタリング、余白内 |
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「上」配置、上余白=0、用紙上で水平方向でセンタリング |
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設定された余白で「右」配置、用紙上で垂直方向でセンタリング |
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センタリングが無効:設定された余白で「上」および「右」配置、上余白=0、右余白=35.0 |
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「上」配置、上余白=0、用紙上で水平方向でセンタリング |