[付け合わせ...]ボタンで、顧客ジョブをいつでも付け合せフォルダからインポートできます。「付け合わせフォルダからジョブをインポート」ウィンドウが開きます(詳細は付け合わせフォルダからジョブをインポートを参照)。
このウィンドウには、付け合わせフォルダ内にある未処理のジョブがすべて表示されます。必要なら、左側で設定するフィルタ条件によって絞り込むことができます。
注記:印刷用紙のグループ化テーブルで削除される単一ジョブは、この付け合わせフォルダに自動的に再表示されます。
希望するジョブを選択し、[インポート]をクリックすると、ジョブが付け合わせ最適化ジョブに適用されます。ジョブをインポートできなかった場合は、これが原因とともにプロトコルに表示されます。
「付け合わせフォルダからジョブをインポート」ウィンドウを開くと、付け合わせフォルダの内容が読み取られ、すべての単一ジョブがリストに表示されます。付け合わせフォルダに多数の単一ジョブが含まれる場合は、読み取りに数分かかることがあります。
この問題を回避するために、複数の付け合わせフォルダを定義することができます。複数の付け合わせフォルダによってジョブを事前に、紙質ごとなどに分類できます。
するとウィンドウを開く際、各ジョブで設定されている付け合わせフォルダのジョブだけが表示されます。あるいは、付け合わせジョブが開かれていなければ、標準付け合わせフォルダにあるジョブだけが表示されます。
1.[ファイル>プリファレンス]でプリファレンスを開きます。
2.[付け合わせ最適化]を開きます。
3.標準で設定されている付け合わせフォルダだけでなく他の付け合わせフォルダもリストに追加するには、[付け合わせフォルダ]で[新規]をクリックします。
4.必要なら、リストで付け合わせフォルダの順序を変更します。付け合わせ最適化ジョブを新規作成する際、リスト内の最初の付け合わせフォルダが標準設定として使用される点に注意してください。
5.「付け合わせフォルダからジョブをインポート」ウィンドウを開くと、標準フォルダまたは前回使用した付け合わせフォルダの中身だけが表示されます。この時、[付け合わせフォルダ]で、定義済みの他の付け合わせフォルダのいずれかを設定できます。
前提条件: 現在、付け合わせ最適化ジョブが開かれていないこと。付け合わせ最適化ジョブが開かれている場合は、そのジョブで設定されている付け合わせフォルダが表示され、このウィンドウで変更することはできません。
6.単一ジョブをインポートしたい付け合わせジョブが既に作成されて開かれている場合は、ジョブの[製品部品]手順の[初期条件>付け合わせフォルダ]で希望する付け合わせフォルダを変更できます。「付け合わせフォルダからジョブをインポート」ウィンドウの表示が自動的に更新されます。そのためにウィンドウを閉じる必要はありません。
注記:製品部品では、プリファレンスで定義されているいずれかの付け合わせフォルダを選択するか、フォルダパスを入力するか、ファイル参照で選択することによって、目的の付け合わせフォルダを設定できます。
付け合わせフォルダを最初に開く際、ファイルとストラクチャが読み込まれます。通常は自動監視がアクティブで、付け合わせフォルダに変更を加えると表示が自動的に更新されます。1台のコンピュータ上でアクティブな監視プロセスが多すぎると、一部の付け合わせフォルダが自動的に更新されないことがあります。この場合は、F5キーを押して、この付け合わせフォルダの内容を再度読み込み、手動で更新できます。
ステータスアイコンの意味:
アイコンなし |
付け合わせフォルダがまだ読み込まれていない。 |
![]()
|
付け合わせフォルダを読み込み中。 |
![]()
|
付け合わせフォルダが読み込まれている。自動監視がアクティブ。新しい単一ジョブの追加など、付け合わせフォルダのファイルシステムに加えられた変更が自動的に表示されます。 |
![]()
|
付け合わせフォルダが読み込まれている。自動監視がアクティブではない。付け合わせフォルダのファイルシステムに変更を加えたら、F5キーを押して内容を新たに読み込む必要があります。 |
ジョブは、プレファレンスの設定に従って自動的に命名されます。[名前]タブの[ジョブのファイル名]にプレースホルダを追加すると、各ジョブでジョブのデータが入力されます。デフォルト設定は「$[jobid]_$[jobname]」です。ジョブ名が、[ジョブ]手順(1)のジョブ番号とジョブ名にもとづいて生成されます。変化しないデータを挿入したり(「123」)、選択した顧客名や現在の日付などの他のプレースホルダを挿入することもできます(2)。
付け合わせの際は、付け合わせジョブごとに、付け合わせジョブプールの「Work&Done」にサブフォルダが作成されます。ここにジョブのパーツ(3)が集められ、機械で評価可能なレポートがXMLフォーマットで作成されます(4)。これは、「PDFをインポート」機能による手動付け合わせを除く、すべてのタイプの付け合わせジョブに当てはまります。
各付け合わせジョブに対して作成されるサブフォルダは、ジョブの命名の場合と同じルールにもとづいて、自動的に命名されます。
「付け合わせ」機能によって付け合わせジョブを手動作成する場合は、[ジョブ]手順で名前を入力してください。ジョブの自動作成時は(付け合わせフォームの手動作成と、 Signa Stationギャングサーバによる付け合わせタスクの自動処理の両方)、ジョブ番号とジョブ名のデータが、[製品部品]手順の「Prienctジョブの作成」または付け合わせタスクで指定したプレースホルダによって生成されます。
このようにして生成された情報は、処理の最初に[ジョブ]手順のフィールドに適用され、同じ方法で「Work&Done」のサブフォルダの命名に使用されます。
付け合わせフォルダを使って付け合わせを行う以外に、コンビボタンによって、他のフォルダにある様々な形式のファイルを付け合わせジョブにインポートできます。
付け合わせジョブにPDFファイルをインポートする場合は、このオプションを選択します。
付け合わせジョブに抜き型をインポートする場合は、このオプションを選択します。
ホットフォルダを使用する作業には、CSVまたはXMLフォーマットファイル形式のジョブ記述データと、定義済みストラクチャの内容ファイル(PDFファイル)が必要です。
「通常のケース」では、これらのデータが「MIS」または「Integration Manager」によって生成され、提供されます。
CSVファイルに関する注記
CSVフォーマットは、ジョブをインポートするための簡単な形式です。ギャンギングXMLデータ形式により、属性の一部が提供されます。フォーマットの説明:
•最初の行に、ギャンギングXMLデータ形式と同じ属性名が表示されます。最初の行の数値をいずれの属性にも割り当てられない場合は、フリーの属性として入力されます。
•2番目の行は、最初の行の属性に適合する数値を含む単一ジョブを定義します。
•ヘッダーおよびデータ行は同じ長さである必要があります。
•PDFが定義されていない場合は、「FinalDimension」が設定されていなければなりません。これにより仕上がり寸法を特定できます。
サポートされる属性(指定のない場合は、数値はXMLフォーマットのように記述されます):
JobID |
JobName |
CustomerName |
Amount |
MediaName |
Weight |
ProductionType |
ProductCode |
FinalDimension: [数値1 寸法単位 スペース 数値2 寸法単位] 例:21cm 29.7cm |
DueDate |
PrintDueDate |
ContentData: XMLフォーマットと同じPDFのデータ |
ColorsFront |
ColorsBack |
Overproduction |
GrainRestriction |
ShapeOrientation |
ProductionJobID |
SheetsInProductionJob |
JobInfo |
SheetSelection |
nPages |
SourceLayout |
AssemblyIDs |
Allowance |
ArticleName |
ArticleID |
ShapeID |
ShapeData |
FoldingMode |
その他のストリングはすべて、フリーの属性として評価されます。
有効なCSVの例:
「PDFインポート」用に新しいモンタージュブロックを定義して、インポートします。