マスターデータストア(MDSすなわちマスターデータメモリ)はプリネクトシステム全体のいわゆるマスターデータの中央管理を可能にしています。マスターデータはPrinectワークスフロー内の複数の箇所で使用可能な情報です。マスターデータは原則的には常にMDSに保存されます。マスターデータの作成は手動でPrinectコックピット経由で行うか、それともマスタ-データをインポートすることによって行います。
·Prinect Business Manager からのマスターデータのインポート
·Prinect Prinance からのマスターデータのインポート
·インポートされたジョブからマスターデータをMDSに書き込む
1.Prinect Business Manager からのマスターデータのインポート
2.マスターデータを Prinect Business Manager にインポートする
3.Prinect Prinance からのマスターデータのインポート
4.インポートされたジョブからマスターデータをMDSに書き込む
XMLファイルによるまたインポートされたジョブからのマスターデータインポートのどちらの場合にもインポートルールがあります:
•マスターデータをインポートする際、マスターデータの新作成は一つだけです。マスターデータは更新されません。
•マスターデータをインポートする際、データセットがすでにマスターデータストアに作成されているか常に確認が行われます。この確認は固定的に定義されたインポートの規則によって行われます。
·例1:データセットはまだMDSに作成されていない。同じ固有キーを持つデータセットはまだありません:この場合データセットはMDSに作成されます。
·例2:データセットはすでにMDSに作成されている。同じ固有キーを持つデータセットがある:この場合には何も起こりません。すでにMDSに作成されているデータセットは変更されません。
注記:顧客が現在あるデータセットを交換したい場合は、まずこのプリネクトインテグレーションマネージャーにあるデータセットを消去し、データセットを新しくインポートしなければなりません。