[用紙アシスタント]ダイアログ

用紙アシスタントは、各用紙フォーマットのコスト/1up分析を自動的に行うツールです。必要とする用紙枚数、用紙1枚ごとの要素 (タイル)、作成される要素 (タイル) の合計数、㎡で表した廃棄面積([廃棄面積])、用紙サイズごとの廃棄部分のパーセント値([%])が表示されます。

用紙アシスタントは、レイアウトにとって最適な用紙サイズ(つまり、割り当てられたパーツ数に対して生産段階での廃棄率が最小となる用紙サイズ)を選択する際に役立ちます 。

 

用紙アシスタントの起動方法:

レイアウトアシスタントで:5番目のステップ:[シート配置]で[用紙アシスタント]ボタンをクリックします。

または

レイアウトアシスタントを閉じた後、ツールバーで [レイアウトテンプレートを新規用紙に適用] ボタンをクリックしてください。その後、[用紙アシスタント] ボタンをクリックします。

 

icon_applylayouttempl00014.png

 

[レイアウトテンプレートを新規用紙に適用]

 

用紙アシスタントは2つのステップで構成されます:

最初のステップ:[シートを選択]

2番目のステップ:[最適なシートを選択]

 

最初のステップ:[シートを選択]

bogenassistent_schritt1.png

 

1.[ボリューム]フィールド(1)に、生産したい要素 (1up) 数を入力します。

2.[使用可能なシート]リスト(2)で、現在のレイアウトに使用できる用紙を選択してください。選択したら、矢印ボタン(3)をクリックして、右側の[選択したシート]リスト(5)に追加します。

IconNote00015.png

注記:順番に続くあるいは代替的な複数の用紙フォーマットは、Shift キーまたは Ctrl キーを押しながらマウスクリックで選択します。すべての用紙フォーマットを選択する場合は、2重矢印ボタン(4)をシングルクリックします。

3.(6)で、レイアウト回転を許可するか、用紙の幅または高さをレイアウトでトリムするかを選択します。

4.[次へ]をクリックすると、続行され、選択した用紙フォーマットと入力したボリュームに基づく用紙最適化の結果が表示されます。

用紙アシスタントの最初のステップの機能

通し枚数

生産する要素(1up)の数。
注記:矢印で数値が1変化します。グレーの四角をクリックすると、変化幅を任意に設定できます。

選択可能な用紙

ここで、現在のレイアウトに使用できる用紙を選択します。

選択した用紙

選択した用紙が表示されます。

除外された用紙を表示

このチェックボックスを有効にすると、レイアウトに適さない用紙もリストに表示されます。

レイアウト回転を許可する

このオプションを有効にすると、回転されたレイアウトも最適化に含められます。

用紙幅をレイアウトに合わせてトリム

このオプションを有効にすると、選択した用紙の幅がレイアウトの幅に合わせて切り取られます。

用紙高さをレイアウトに合わせてトリム

このオプションを有効にすると、選択した用紙の高さがレイアウトの高さに合わせて切り取られます。

 

2番目のステップ:[最適なシートを選択]

用紙最適化のための計算結果を表示します。各用紙が、廃棄率が低いものから順番に表示されます(コスト-面付け計算後)。一番上の用紙が廃棄率が最も低く、最善の選択肢です。表内のフィールドは編集できません。

IconNote.jpg

 

注記:用紙最適化の結果は、レイアウトアシスタントの[シート配置]手順でどちらのオプションを選択したかに依存します。5番目のステップ:[シート配置]を参照。

「用紙に適合」オプションを選択した場合は、アシスタントが用紙寸法を考慮し、用紙ごとの最適なパーツ数を、それぞれ合致する用紙サイズ(あれば)に合わせます。

「行/列を充填」オプションを選択した場合は、行と列の数が常に正確に守られます。つまり、レイアウトを収容可能な用紙サイズが、合致するものとして表示されます。[パーツ/用紙]カラムのパーツ数は常に、行と列の数を掛けたものと一致します。例えば3行、2列と定義した場合は、合致するすべての用紙サイズの[パーツ/用紙]カラムに「6」と表示されます。

optimalsheetselection.png

 

1.目的に最も適合する用紙を選択してください。通常は1番上に表示される用紙が最適な用紙です。

2.[終了]をクリックすると、選択した用紙フォーマットが適用されます。

 

[最適なシートを選択]テーブルのカラムの説明

名前

用紙データベースに表示されているものと同じ用紙フォーマットの名前が表示されます。

逆向き

レイアウトが回転されたかを示します。

用紙

指定したボリュームの生産に必要な用紙の枚数を示します。

パーツ/用紙

選択したフォーマットの用紙1枚に配置可能な1up数を示します。

タイル

印刷するボリュームを示します。通常の場合、このカラムの数はボリューム数と一致します。ただし、用紙1枚ごとの要素数と生産に必要な用紙枚数の組み合わせによっては、ロット数がこのカラムの数量と一致しないこともあります (より大きくなる)。

廃棄面積

現在のロット数での、全用紙の合計廃棄面積を平方メートルで示します。

%

用紙面積のうち廃棄部分のパーセンテージです。

 

IconNote00018.png

注記:Prinect Signa Station Packaging Pro & Label Proでは、現在定義されるレイアウトを受け入れることができない全ての用紙フォーマットに、横線またはゼロまたは空欄が示されます。

5番目のステップ:[シート配置]に戻る。

レイアウトタブのツールバーに戻る。