[管理 > ユーザー]でPrinect Shooterの権限を管理します。Prinect Shooterには独自のユーザー管理があります。つまり、Prinect Shooterのユーザーを、自分で定義して管理できます。マスターデータストアに接続している場合は、MDSのユーザーデータを使用できます。MDSを参照。
注記:ユーザーインタフェースの設定に関する情報はユーザーの作成を参照してください。
Prinect Shooterのユーザー管理は、あなたのPC
のオペレーティングシステムのユーザー管理とは関係ありません。しかし、Prinect Shooterのユーザー管理に、あなたのオペレーティングシステムと同じユーザー名とパスワードを使用すると、分かりやすくて便利です。
ユーザー管理では、Prinect Shooterユーザーデータの保存と管理を、 Prinect Shooter PC でローカルに行う場合と、中央のマスターデータサーバ(MDS)で行う場合が区別されます。MDSを参照。
•ローカルユーザー管理
·「ローカル」タイプ
ユーザーデータは、コンピュータにローカルに保管されます。
•MDS(マスターデータストア)ユーザー管理
·「MDS」タイプ
前提条件:MDSサーバに接続していること。MDSを参照。
Prinect Shooterマスターデータとユーザーデータは、MDSサーバに保存されます。
Prinect 権限構造が適用されます。Prinect権限構造(MDSマスターデータストアで管理)を参照。
ローカルおよびMDS両方のユーザー管理に共通:ユーザーの権限は、以下のいずれかの権限グループへの属性によってのみ定義されます:
•管理者の権限を持つグループ
•パワーユーザーの権限を持つグループ
•ユーザーの権限を持つグループ
•ゲストの権限を持つグループ
各グループの権限は階級構造になっています。管理者権限には最も多くの機能が、ゲスト権限には最も少ない機能が含まれます。
以下のユーザーがインストール後デフォルトで定義されます:
ローカルユーザー管理
あらかじめ定義されたユーザー |
ユーザー名 |
パスワード |
権限グループ |
---|---|---|---|
Administrator |
Admin |
Admin |
Administrators |
Powerusers |
Powerusers |
Powerusers |
Powerusers |
User |
User |
User |
Users |
ゲスト |
Guest |
Guest |
ゲスト |
あらかじめ定義されたユーザー |
ユーザー名 |
パスワード |
権限グループ |
---|---|---|---|
Administrator |
Administrator |
|
Administrators |
ポストプレスゲスト |
ポストプレスゲスト |
|
|
ポストプレスパワーユーザー |
ポストプレスパワーユーザー |
|
|
ポストプレスユーザー |
ポストプレスユーザー |
|
|
プリプレスゲスト |
プリプレスゲスト |
|
ゲスト |
プリプレスパワーユーザー |
プリプレスパワーユーザー |
|
Powerusers |
プリプレスユーザー |
プリプレスユーザー |
|
Users |
プレスゲスト |
プレスゲスト |
|
|
プレスパワーユーザー |
プレスパワーユーザー |
|
|
プレスユーザー |
プレスユーザー |
|
|
Prinect Shooter Printmanagerの初回起動時は管理者としてログインします。その後、新規ユーザーを作成し、各ユーザーを権限グループに割り当てます。
Prinectアプリケーションで作成されたMDSユーザーは、MDSサーバに保管されます。これらのユーザーは、MDSサーバに接続されているすべてのPrinectアプリケーションで使用できます。
MDS権限構造では、以下の権限グループがすべてのPrinectアプリケーションに対して拘束力を持ちます:
•Administrators
•Powerusers
•Users
•ゲスト
Prinectユーザー管理を参照。
MDSユーザーの権限は、各Prinectアプリケーションによって自主管理されます。つまり、MDSユーザーの持つ権限は、各 Prinect アプリケーションで個別に定義されます。MDSユーザーの許可は、ユーザーが属するグループで定義されます。(Prinectシステムでの例外はPrinect Integration Managerです。この場合、各権限はMDSユーザーにも割り当てられます。)
例
Prinect Shooter、Prinect Signa Station、Prinect Integration Managerは、中央のMDSサーバに接続されています。
例えばPrinect Shooterで、MDSユーザー「HD_Global」を作成し、「Uers」権限グループに割り当てます。
ユーザー「HD_Global」は、MDSサーバに接続されている他のすべてのPrinectアプリケーションで使用できます;この例では、Prinect Signa StationおよびPrinect Integration Managerです。Prinect Signa StationやPrinect Integration Managerでも、「HD_Global」として、そのパスワードでログインできます。またここでも、ユーザー「HD_Global」は、「Users」権限グループの権限を持ちます。
該当する管理者権限を持つ、すべてのPrinectアプリケーションのすべてのユーザーが、ユーザー「HD_Global」を別の権限グループに割り当てることができます。このようにして例えば Prinect Signa Stationの管理者は、ユーザー「HD_Global」の権限を変更することもできます。