"断裁後の仕上がり寸法"エリア

注記：モンタージュエディタで作成した印刷用紙レイアウトを使用する場合、「面付けの仕上がりサイズ」領域は操作できません。モンタージュエディタを参照。

通常、ページ寸法とページ調整は印刷ジョブのPDFドキュメントから（"PDFから"オプション）、より正確には各PDFドキュメントが定義されている仕上がりボックス（TrimBox）形式で行われます。必要であれば、使用しているQualifyシーケンスのプリフライト設定で、これらのプロパティを自動的に修正または手動で変更することができます(Prinect PDF Toolbox等を使用)。

仕上がり寸法のリストボックスでは、デフォルトのページサイズを選択するか、項目"ユーザー定義"を選択して、断裁後の仕上がり寸法の幅と高さを手動で入力します。

入力欄"スケール"で、拡大縮小倍率（25%～500%）を入力できます。これにより、ページ内容やアップ内容が拡大縮小されることなく、ページやアップの仕上がりボックスが用紙上で縮小または拡大されます。倍率は同時にプレビュー表示でも表示されます。許容されていない倍率の値を入力する場合、入力内容は赤色で表示されます。

リストボックス"ページの規定値"では、拡大縮小できる仕上がりボックスにページをはめ込む方法を設定できます。

​•​"中央"オプションを選択すると、仕上がりボックスの真ん中にページが配置されます。仕上がりボックスが縮小されると（＜100%）、ページ内容を断裁できるようになります。

​•​オプション"縮小して合わせる"が選択されている場合は、仕上がりボックスのサイズに正確に合わせてページ内容の比率が調整されます。これは、仕上がりボックスが拡大縮小されている場合にも該当します（"スケール"フィールドの値は100%とは異なる）。

​•​オプション"左下"が選択されていると、ページが仕上がりボックスにはめ込まれて、ページの左下の角が仕上がりボックスの左下の角に合うよう調整されます。仕上がりボックスが縮小されると（＜100%）、ページ内容を断裁できるようになります。

注記：ページの向き（ポートレート / ランドスケープ）は、デフォルト（例：A4）に対して正確に用紙レイアウトに合うよう自動適合されます。例えばPagePrintシーケンスが幾つかの印刷ジョブでページの向きが異なるものが使用される場合、調整の適合が自動で行われます。

PagePrintシーケンスのデフォルト設定では（領域 "管理＞テンプレート＞順序テンプレート＞PagePrint"）、選択リスト"予測される方向"で調整を設定できます。これは、PagePrintの定義で順序テンプレートが、将来編集されるPDFページのページ調整について、この場所に情報が存在しないためです。標準では、調整"ポートレート"はプリセットされています。用紙およびページの設定 > "予測される方向"オプションも参照。