メニュー [表示]>[管理Icon_Hauptmenü_Administration00104.png

この画面で、ハイデルベルグのネットワークへの接続を設定して手動でテストできます。さらに、この画面では、PMC をそれまで自動的に検出されなかったコンピュータと接続できます。

IconPrerequisite00105.jpg

要件: アップデートパッケージを伝送するには、ハイデルベルグ・リモートサービス接続が確立されている必要があります。ハイデルベルグ・リモートサービス接続を確立するには、管理データとプリネクトサイト ID を完全に正しく入力する必要があります。

[管理]> [HEIDELBERG接続]タブ

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注記: ハイデルベルグ・サーバーへの接続が切断された場合は、この画面では編集しかできません。それについては接続を切断する を参照。

接続するために、"設定"にデータを入力してください。入力フィールドの後に次のアイコンが表示されます:

 StatusRed00111.png

入力内容が不完全です。このアイコンが入力フィールドの横に表示されている間は、接続は確立できません。

 StatusGreen00112.png

正しく入力されています。このアイコンがすべての入力フィールドの横に表示されると、次に進むことができます。

[Prinect Site ID]

ライセンスサーバーに接続できる場合は、プリネクトサイト ID が表示されます。ライセンスサーバーに接続できない場合は、 接続設定を参照してください。

[問い合わせる]

"問い合わせる"選択フィールドで、PSC と PMC の間で 1 日 1 回ライセンス交換を実行する時間を設定します。場合によっては、次のアップデートパッケージのダウンロードに時間が掛かるために、インターネット伝送速度が遅くなることがあります。

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要件: 更新の際にはお客様データを伝送しなければなりません。接続を確立するためには、お客様の同意が必要です。Prinect Remote Update のメリットは何ですか?も参照してください。

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注記:多くのユーザーが毎日の更新問い合わせ時間として正時を選択すると、PSCでピーク負荷が発生します。こうした時間点に、過大な負荷が原因でPSCのパフォーマンスが低下することを防ぐため、問い合わせには最大で10分の偶発的な遅延が設定されています。状態メッセージ欄には、ソフトウェア更新が予定されている旨を伝える注記が表示されます。伝送が始まると、伝送開始を伝えるメッセージが表示されます。

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注記:ソフトウェアの問い合わせ時には、PMCが、PMCのソフトウェア問い合わせとこれに対するPSCの返答との時間差を確認します。PMCでは、最大時間差が25分に定められています。最大時間差を超過すると、要求されたアップデートパッケージがPSCからダウンロードされず、相応のエラーメッセージが状態メッセージ欄に表示されます。

アップデートをダウンロードする前にPMCリポジトリのディスクスペースを確認

アップデートパッケージがPSCからPMCリポジトリにダウンロードされる前に、メモリ容量の確認が自動的に行われます。PMCは、PSCからダウンロードの指示を受け取ります。続いてPMCが、PMCリポジトリの必要なメモリ容量を確認します。

ディスクスペースが20GBより小さい:ダウンロード後のメモリ容量が20GBを下回ると予測される場合、警告メッセージと警告アイコンがステータスバーに表示されます。アップデートパッケージをPMCリポジトリにダウンロードすることは可能ですが、ダウンロードをコンファームする必要があります。

ディスクスペースが5GBより小さい:ダウンロード後のメモリ容量が5 GBを下回ると予測される場合、エラーメッセージとエラーアイコンがステータスバーに表示されます。アップデートパッケージはPMCリポジトリにダウンロードされません

ディスクスペースの不足はEメール送信でも通知できます。 「ディスクスペースが不足」イベントの説明 を参照してください。

ディスクスペースを増やすためには、ダブルクリックで[読み込み済みソフトウェア]ダイアログを開き、そこでUpdateStatusObsolete00122.pngアイコンが付いている不要なアップデートパッケージを削除します。メニュー[Extras]>[読み込み済みのソフトウェア]も参照してください。

プロキシ設定

プロキシ設定を変更すると、PMCの再起動が必要です。自動的に再起動が要求されます。

ソフトウェア更新の実行中は、PMCを再起動できません。該当するメッセージが表示されます。

接続を確立する

次の手順に従って接続を確立します:

1.同意書:「Prinect インストール情報が HEIDELBERG に送信されることに同意します」というオプションをオンにします。

[接続]ボタンが使用可能になります。

2.[接続]ボタンをクリックします。

接続のステータス表示が有効になります(表を参照してください)。赤色のアイコンが表示されます。 接続設定を参照してください。

接続のステータス

 VerbindStatusVorher.png

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

VerbindStatusNachher.png 

 

初期の状態:これで、接続できます。

アクティブな接続:接続が正常に確立されました。

接続が正常に確立されると、バックグラウンドで自動的にデータ伝送が行われます。

[切断]ボタンが使用可能になります。同意書に関するオプションは、使用不可能になります。接続中は[管理>HEILDELBERG接続]タブで管理関連の入力はできません。

接続を切断する

接続を切断するには、[切断] ボタンをクリックします。

接続が切断されます。[接続]ボタンと[切断]ボタンが使用不可能になります。"プリネクト・インストール情報がハイデルベルグに送信されることに同意します"オプションが無効になります。つまり、接続を切断すると、同意を取り消すことになります。 

[管理]> [HEIDELBERG接続]タブ

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注記: 接続テスト中は PSC への通常の要求はできません。

このタブで、リモートサービス接続とダウンロード接続を手動でテストできます。問い合わせが PSC 宛に送信され、テストパッケージがダウンロードされ、PMC リポジトリのエントリが検証されます。このテストは、PMC が長い期間 PSC の更新をダウンロードしていない場合に役に立ちます。

状態メッセージ領域に「接続テストに失敗しました!」というメッセージが表示される場合は、お客様は接続テストを中断できます。エラー分析については 接続テストを参照してください。

右側に 2 つのアイコンがあります。これらのアイコンで自動スクロールのオン/オフ、ならびにテキストの削除を行います。

[管理]> [コンピュータ接続]タブ

コンピュータと Prinect Maintenance Center が異なる(サブ)ネットワークにある場合は、PMC はコンピュータに自動接続できません。このタブで、コンピュータを PMC に手動で(固定)接続できます。

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注記: Prinect Maintenance Center を接続できるのは、Windows サービス Prinect Maintenance Center Heidelberg Local Information Service(バージョン 13.00.37 以降)が動作しているコンピュータだけです。これに関しては、"スタート > システム制御 > 管理 > サービス"で確認できます。
Mac環境の場合は、シェルを開き「sudo launchctl list 」を実行して確認します。このコマンドを実行するためには、管理者権限が必要です。出力には「com.heidelberg.hdlismonitor」を含む行があり、この行はマイナス記号ではなく数字(プロセスID)で始まります。このテキストを含む行がない場合は、デーモンがインストールされていません。このテキストを含む行がマイナス記号で始まる場合、デーモンはインストールされていますが、稼働していません。

コンピュータを追加

[コンピュータ]ウィンドウに、PMCが現在接続されている、または過去に接続されていたコンピュータが表示されます。これらのコンピュータでは、"接続"の下に"自動"ステータスが表示されます。このリストは拡張できます。次の手順に従ってコンピュータを追加します:

1."接続"にあるフィールドにコンピュータの名称または IP アドレスを入力します。

2.[手動で接続] をクリックします。

アクセス可能であれば、コンピュータが PMC と接続されます。コンピュータがリストに表示されます。これで、"ソフトウェア更新"画面でもコンピュータを使用できます。

コンピュータを接続する

[コンピュータ]ウィンドウには、PMC が以前に接続されていたコンピュータで、現在は自動接続を確立できないものも表示されます。これらのコンピュータでは、"接続"の下に"なし"ステータスが表示されます。次の手順に従ってコンピュータと PMC の接続を確立します:

1."コンピュータ"でコンピュータを選択します。

2.[自動接続] をクリックします。

これで、以前に手動で接続したコンピュータを PMC と自動接続できます。1分後に接続が確立されない場合は以下の操作を行ってください:

3.[手動で接続] をクリックします。

アクセス可能であれば、コンピュータが PMC と接続されます。コンピュータがリストに表示されます。これで、"ソフトウェア更新"画面でもコンピュータを使用できます。

接続がIPv4 から行われ、PMCのIPv4アドレスが変更されると、手動での接続はできなくなります。

コンピュータ接続を変更する

"コンピュータ"ウィンドウには、自動接続したコンピュータと手動で接続したコンピュータがすべて表示されます。テスト目的や、または、コンピュータに接続できなくなった場合は、コンピュータの接続を変更できます。PMC をその他のサブネットワークにインストールした場合は、このような状態になることがあります。その場合は、"手動で接続"ステータスのコンピュータは赤色で表示されることがあります。そのようなコンピュータと PMC の接続を変更するには、次の手順に従います:

1."コンピュータ"でコンピュータを選択します。

2."接続"で [自動接続] ボタンをクリックします。

アクセス可能であれば、コンピュータが PMC ともう一度接続されます。コンピュータがリストに表示されます。これで、"ソフトウェア更新"画面でもコンピュータを使用できます。それ以外の場合は、"手動で接続"で接続をもう一度確立します。

[管理]> [Eメール送信]タブ

このタブで、イベント駆動型のEメール送信をセットアップします。登録した受信者ごとに、以下のEメールカテゴリの組み合わせを選択します。イベントが発生するたび、受信者に個別のEメールが送信されます。送信は、状態メッセージ欄にも表示されます:

Eメールカテゴリ

カテゴリに含まれるイベント

更新が到着

更新が到着

更新の変更

実行中の更新

更新を開始

更新が問題なく完了

更新がエラーで終了

更新が中断

コンピュータが再起動を要求

予期されないイベント

ディスクスペースが不足

Heidelbergリモートサービスへの接続が失敗

更新リクエストの問題

Prinect Product News

Prinect Product News

Prinect Service News

Prinect Service News

送信および受信者を設定する

1.[Eメール送信]オプションを[オン]にします。

2.[送信設定]セクションを開きます。

3.[接続の安全性]および[認証方式]のリストボックスで、希望する設定を選択してください。

4.ここで、SMTPサーバおよびSMTPポート、構文的に正しいEメールアドレスを入力します。

(5).[サーバ証明書を確認]:選択した認証方式に応じて、ここでオプションを有効にして、独自の安全性証明書を受け入れるかどうか設定できます。

(6).ネットワークの環境設定によって、SMTPサーバでの認証が必要な場合があります。必要なら、ユーザー名とパスワードを入力します。

7.[適用]または[リジェクト]ボタンで入力した内容を適用またはリジェクトし、エディタモードを終了します。

8.[受信者]セクションを開きます。

ここで、受信者と、その受信者にEメールで通知するイベントを入力します。

9.新規受信者を作成するには、Icon_EMailEmpfaenger_Anlegen.pngをクリックします。項目を削除する場合はIcon_EMailEmpfaenger_Loeschen.pngを、受信者情報を編集する場合はIcon_EMailEmpfaenger_Editieren.pngをクリックします。

受信者を作成および編集する際に、その受信者に通知するイベントを選択します。

10.メールテキストの言語を選択します。

11.[適用]または[リジェクト]ボタンで入力した内容を適用またはリジェクトし、エディタモードを終了します。

特定の受信者にテストメールを送信するためには、有効なEメールアドレスを含む行を選択してください。そうしなければ、[テストメール]ボタンは使用できません。

「更新が到着」イベントの説明

PMCレポジトリに新たに到着したPrinectソフトウェア更新を受信者に通知するには、「更新が到着」カテゴリを選択します。

Eメールには以下の情報が含まれます:

製品名
4つの部分からなるバージョン番号
重要性(高/普通/低)
サイズ(MB)
ファイル名

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注記: Eメール通知は、少なくとも1個の利用可能なアップデートパッケージが問題なくダウンロードされ、PMCリポジトリで保持可能である場合のみ、送信されます。ダウンロードでエラーが発生したり、ダウンロードが中断された場合、チェックサムのエラーが生じた場合などは、メッセージは送信されません。これらのメッセージは、状態メッセージ欄に表示されます。

「ディスクスペースが不足」イベントの説明

アップデートパッケージがPSCからPMCリポジトリにダウンロードされる前に、メモリ容量の確認が自動的に行われます。 アップデートをダウンロードする前にPMCリポジトリのディスクスペースを確認も参照してください。

PMCレポジトリに十分な空き容量がない場合、自動ダウンロードは実行されません。該当するメッセージがステータスバーに表示されます。

「予期されないイベント」カテゴリを選択して、このイベントもメール送信によって通知できます。

「Heidelbergリモートサービスへの接続が失敗」イベントの説明

顧客が更新リクエストを送信してから所定の期間内に返信がない場合、システム管理者にメールで自動的に通知されます。その際、それぞれEメールタイプが異なる、以下の2つのケースに区別します:

Heidelbergサーバへの接続が長時間にわたり中断されている場合のメール送信。返信期間はデフォルトで5日に設定されています。接続を確立する試行が失敗するごとに、メールが送信されます。

Heidelbergサーバへのリモート接続が存在しているのに、更新リクエストに対する返信がない場合。返信期間はデフォルトで5日に設定されています。PMCの開始、および更新リクエストの送信によって、メールが送信されます。

「Prinect Product News」 と 「Prinect Service News」イベントの説明

他のすべてのイベントと異なり、「Prinect Product News」 と 「Prinect Service News」は、PMCの動作との関連はありません。Heidelberger Druckmaschinen AG 社の情報が、メール配信で送信されます。ここでは製品情報(「Prinect Product News」) とサーバー情報 (「Prinect Service News」) とが区別されています。

[管理] > [設定]タブ

原則としてPMC用に製品アップデートが用意されると、ただちにPMCが自動で更新されます。[管理] > [設定]タブから、「Prinect Maintenance Centerを自動で更新する」のチェックを外すと、この自動更新を解除できます。チェックマークはデフォルトでオンになっており、更新またはアップグレード後もオンのままです。