[ページ]タブ

PDFReport_RegAendern4.png

 

以下のタブが含まれます:

[仕上がりボックス]サブタブ

[その他]サブタブ

[仕上がりボックス]サブタブ

ここには、PDF の単一ページ内のオブジェクト非依存部分に適用される規則が書かれています。これらは基本的に、フォーマット、ページの方向、または特殊な内容特性をチェックするものです。.個々のエラーメッセージでは、ページまたはページオブジェクトは特定されません。

 

仕上がりボックが設定されていない場合

仕上がりボックス(TrimBox)が直に設定されているか確認します。仕上がりボックスがメディアボックス(MediaBox)と同じである場合も、設定されていないと見なされます。

設定
メディアボックスに対して一定のオフセット値を持つように仕上がりボックスを作成します。


仕上がりボックスとメディアボックスの左端との距離

末尾へ
仕上がりボックスとメディアボックスの下端との距離


仕上がりボックスとメディアボックスの右端との距離

先頭へ
仕上がりサイズボックスとメディアボックスの上端との距離

 

仕上がり寸法が… ...

仕上がりボックス(TrimBox)と既定寸法の関係が、指定通りであるかチェックします。例えば、ドキュメントがDIN A3より小さいかチェックできます。

注記:その際、方向は無視されます。すなわち、「等しい」「DIN A4」はA4横にもA4縦にも合致します。

リストボックス
ドキュメントと指定サイズの関係性を、「等しい」、「等しくない」、「これより小さい」、「これより大きい」から選択します。

[サイズ]リストボックス
リストボックスでサイズを選択するか、ユーザー定義の数値を[幅]および[高さ]に入力します。

設定
要求されたサイズでTrim Boxを作成

中央に配置([セット]が有効である場合のみ)
有効にすると、仕上がりボックス(TrimBox)がメディアボックス(MediaBox)の中央に作成されます。このパラメータがオフの場合には、仕上がりボックスはメディアボックスの左端から一定の間隔のところに作成されます。

幅/高さ
サイズの寸法。これらの数値を手動で変更し、ユーザー定義のサイズを作成できます。

左/下([セット]が有効で[中央に配置]が無効の場合のみ)
配置する仕上がりボックスと、メディアボックスの左端/下端との距離

 

異なる仕上がりサイズのページがあります。

仕上がりボックスに基づいて、ドキュメントのページが異なるフォーマットを持つかどうかチェックします。

 

精度

ここでの設定はこのタブのすべてのパラメータ、例えば、仕上がりボックス (TrimBox) のサイズをチェックする際の精度などにも適用されます。

 

 

[その他]サブタブ

回転オペレータがあります

PDF 回転キーが表示を目的として Acrobat 内でページを回転させます。この視覚的に回転されたビューが面付け時やページフォーマットの解釈時に問題を起こすことがよくあります。

削除:
回転キーは、ページの内容を変えることなく削除されます。Acrobat で表示してもページは回転されません。

適用:
回転キーはページ内のデータに適用された後、削除されます。ページの外観は変わりませんが、Acrobat 上での回転キーは持っていません。

 

拡縮演算子がある場合

PDF内の最大ページ寸法は200x200 inch(5.08x5.08 m)です。PDF 1.6では、この制限を回避することができます。そのためには、Page Dictionaryに、入力したページ寸法の拡縮に使用する「UserUnit」を入力します。しかし、このような拡縮に対応しているアプリケーションは少ないため、エラーの原因となる可能性があります。そのためPDF Toolboxでは、ユーザー定義の拡縮は必ず、以下のいずれかの方法で削除されます:

削除:
拡縮演算子が、ページ寸法の変更なしで削除されます。

適用:
拡縮演算子が、ページ寸法に適用されてから削除されます。

 

方向が右と異なる

複数ページのドキュメントの方向が、指定されたようになっているか、また同一方向にあるかどうかチェックされます。

[同一]では、最初のページによって決まります。

[縦長]では横長がすべて縦長に回転されます。

[横長]では縦長がすべて横長に回転されます。

 

メディアボックスと切り抜きボックスが相違する場合

メディアボックスと切り抜きボックスのサイズの違いが用紙フォーマットに関する混乱の原因になることがよくあります。この 2 つのボックスを同じサイズにすることには何も問題はありません。

 

ページボックスが PDF/X に準拠でない場合

PDF/X では、何らかのページボックスが必要とされます。したがって、仕上がりボックスまたは、アートボックスが設定されていなければなりません。既存のページボックスには、ある種の制限が加わります。[修正]では例えばオブジェクトボックスが削除されます。それは、PDF/X ではボックスはひとつだけ、例えば、仕上がりボックスだけが許されるからです。

 

ページ数...:

n ではない決められたページ数ではないドキュメントはすべて、設定に従って処理されます(警告、情報、エラー等)。

 

ページ内容が空です

PDF の内容が何も定義されていない、または仕上がりボック
ス内にページオブジェクトが何もなくページ内容が空。オブジェクトのバウンディングボックスが比較に使用されます。それは、実際のオブジェクトを比較するのでは、すべての空白ページを検知できないからです。

 

ページは分版されています

分版されたコンポジットページは、各カラー分版を記述する複数のGrayページで構成されます。分版ページはPDF/Xでは許されておらず、カラーマネージメントやトラッピングのような機能で処理することもできません。Heidelbergの擬似コンポジットページも分版に該当すると報告されています([PDF Assistant > 分版制御]も参照)。

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