ジョブの開始、再開、続行、一時停止、終了

ジョブリストの左横に、ジョブリストで選択したジョブの処理を制御するボタンがあります。ジョブ処理ボタンを参照。

カラー分版を個別に再印刷

個々の分版を出力設定を変更して再出力:

 

IconPrerequisite.png

前提条件:[管理 > システム > 再印刷]で「再印刷の前にジョブを一時停止」オプションを有効にしておく必要があります。そうしないと、出力設定を変更せずにジョブ全体が再印刷されてしまいます。「再印刷前にジョブを一時停止」オプションを参照。

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設定を変更して分版を再印刷するためには、完了したジョブのリストまたはアーカイブで、いずれかのジョブフォルダを選択します。

1.[ジョブを再び開始/分版出力]ボタンをクリックするか、またはコンテキストメニューで該当する項目を選択します。[ジョブを再び開始/分版選択]ダイアログが開きます:

b_separation_selection.png

 

2.希望に応じて、折丁のチェックマークをオンまたはオフにします。

3.必要なら、[登録コード]リストボックスで登録コードを変更します。

[登録コード]リストボックスで、Prinectシステム環境内でプレート再印刷の理由を特徴づけるための登録コードを付与できます。登録コードは例えば「Prinect Analyze Point」に登録され、後日評価に利用できます。以下の登録コードが選択可能です:

[ノーマル]:このオプションでは、リプリント理由が詳しく特定されません。

[操作上の理由]:露光されたプレートが破損したなどの操作上の理由で、リプリントが実行されました。

[顧客の要望で]:枚数が増えてさらに多くのプレートが必要になったなどの理由で、顧客の依頼を受けてリプリントが実行されました。タブ:分版を参照。

[ユーザー定義]:Prinect Cockpitでユーザー定義の登録コードが割り当てられている場合は、ここで選択できます。

4.コメント欄にリプリントの説明を入力します。

5.[開始]ボタンをクリックします。

6.入力リストにジョブのコピーが作成されます。

7.ジョブが「一時停止」状態で入力リストに表示されるまで待ちます。

8.[開始]ボタンをクリックしてジョブを開始するか、コンテキストメニューで該当する項目を選択します。
ここでもう一度、分版を選択する機会があります。その場合は、[開始/分版選択]ボタンをクリックするか、コンテキストメニューで該当する項目を選択します。

出力設定を変更せずに再出力:

b_button_start.png 

1つだけまたは複数のプレートを変更せずに再出力する場合は(例えば1つのプレートが破損した場合など)、該当するジョブを選択して[開始]ボタンをクリックするか、コンテキストメニューで[開始/ジョブ変更]を選びます。

「再印刷の前にジョブを一時停止」オプションが有効になっている場合、リプリントジョブの状態はとりあえず「一時停止(再印刷前)」になります。「再印刷前にジョブを一時停止」オプションを参照。ジョブを出力するには、ジョブリストでジョブを選択して緑色の[開始]ボタンをクリックします。

「再印刷の前にジョブを一時停止」オプションを有効にしない場合は、リプリントジョブが自動的に処理され、出力されます。

 

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注記:処理待ちの複数のジョブがある場合に、このコンポーネントジョブを緊急で出力したいときは、コンテキストメニューの[優先度]で「緊急」に設定して直ちに出力できます。優先度「緊急」のジョブをすぐに出力を参照。

 

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注記:個々のプレートの再印刷は、HEIDELBERG PressCenterでもリモートで行うことができます。